一人暮らしで自炊していると、特定の料理に使う薬味が余ることって多いと思います。
私の場合、紅しょうががその代表的な存在で、お好み焼きや牛丼やタコ焼きなど紅しょうが必須の料理がある一方、それ以外の使い道に迷います。
特に海外在住だと、紅しょうがはわざわざ日本食材店で日本の2~3倍の値段で購入するので、余計に無駄にしたくないんですよね。

日本食材店で100ペソ前後
先日、そんな紅しょうがと、期限が近くなった米粉を消費するために作ったおかずが美味しかったので、レシピを紹介したいと思います。
お好み揚げのレシピ
<米粉と紅しょうがのお好み揚げ 材料 約8個分>
- 米粉=Rice Flour 大さじ3
※薄力粉でも作れますが米粉の方が軽い仕上がりになるのでお勧め - 顆粒だしの素 小さじ1/2
- 塩 1つまみ
- 卵 1個
- かつおぶし 小袋1/2袋
- 紅しょうが 大さじ2
- 水 大さじ1
- 葱 1本
- キャベツ 70g
- ちくわ 1/2本
※シーフードトーフなど他の練り物でも代用可 - 揚げ油 適量
- たこ 少々
※あればでOK - 中濃ソース・蜂蜜・ケチャップ
※ソースを添える場合 - 青のり・塩・マヨネーズなど
①キャベツ70gと葱1本、ちくわ1/2本はみじん切りにします。
②刻んだ野菜とちくわにまず粉系の材料、米粉大さじ3・顆粒だしの素小さじ1/2・塩1つまみを加えて箸で軽く混ぜます。
そこへ他の材料全部、卵1個・かつおぶし1/2袋・紅しょうが大さじ2・水大さじ1を加え、混ぜます。タコなどを加える場合はここで加えます。
③鍋かフライパンに揚げ油を熱し、生地を丸く落として両面返しながら中火で5分ほど揚げます。
④お好み焼き用のソースがあれば一番良いですが、なければ揚げている間に中濃ソース大さじ1に蜂蜜とケチャップ少々を追加して混ぜて30秒ほどレンジで温めたソースを作ります。
私は他に青のりと塩を混ぜたもの、マヨネーズも用意しました。
⑤揚がったら油を切って、ソースやのり塩を添えて、完成です。
タコを入れたものも揚げたこ焼きみたいで美味しかったですが、タコ無しバージョンでも十分良いおつまみになります。
そして、お好み焼きや焼きそば以外に使い道のなかった紅しょうがを、追加材料少なめで美味しく食べられるのがとても良かったです!
米粉と薄力粉の比較について
私は小さいスキレットで3回に分けて揚げたので、後半はキャベツや葱から水分が出て生地が少し緩くなりました。
なので最後の2個は生地に薄力粉を少々足して揚げました。
…米粉のみのものと薄力粉追加のものを食べ比べた結果、これは米粉で作ったほうがだいぶ美味しいです。
薄力粉にすると、重さが感じられて中途半端なお好み焼きっぽさが出るんですよ。
米粉で作ると軽い仕上がりになって、お好み焼きと似た味付けでも、粉もの特有の重さのない別のおつまみ感があるので、米粉で作ることをお勧めします。
米粉は半年ほど前に初めて買って以来、使い方をいろいろ試行錯誤してきました。
最初は失敗もしましたが、米粉で作るほうが味が断然美味しいと思うレシピがいくつかできました。
私はグルテンフリーを目指してるわけではないので、単純に味だけでの感想です。
もちろん健康にも良く、フィリピンでは米粉は安く入手しやすいので、もし米粉を買ったらこのお好み揚げの他におやつレシピもぜひ試してみてください!
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