フィリピン・セブ自炊生活の節約方法

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前回の記事でフィリピン・セブでの私の食費実例を紹介しましたが、月1万ペソ前後(今のレートなら2万5千円、2021年までのレートなら2万2千円くらい)だとどんな感じの自炊生活になるのかイメージしていただけるように、私が心がけている節約方法を紹介します。

といっても前回書いたように、私よりも食費が安い人はたくさんいると思いますし、高いと思いつつ節約していないものも結構あるので、私なりの、ゆるーい方法です。

セブで安い野菜を積極的に使う

フィリピン・セブで安く買える野菜で私が良く使うのは、白菜・青梗菜・茄子・にんにく・しょうがなどです。

フィリピンで安い野菜・青梗菜(Taiwan Pechay)

青梗菜(Taiwan Pechay)は小ぶりのもので20ペソ前後、たくさん入っていて60ペソまでなら「買い」です。

フィリピンの茄子

茄子は日本のものより細いですが長いです。小ぶりのもの2本で17~30ペソ前後で買えることが多いです。

フィリピンで安い野菜・にんにくとしょうが

1~2週間で使い切れるほどの少量なら、にんにくもしょうがも3~10ペソくらい。量り売りなので必要な分だけ購入しています。

他にサヨーテ(ウリ科の野菜)やオクラ(日本のものより少し固くて大きい)も安いと思います。

フィリピンで安い野菜・サヨーテ

サヨーテは漬け物にするとおいしいので以前の記事にレシピを書きました。

逆に日本と比べて高いと感じる野菜は、ミニトマト・ピーマン(緑色の肉厚なもの。赤くて薄いローカルピーマンは安い)・アスパラ・レタス・きのこ類全般などです。

フィリピンで高い野菜・プチトマト(Cherry Tomato)

プチトマト(Cherry Tomato)は小さめのパックでも大体100~200ペソ

フィリピンで高い野菜・ピーマン

このピーマンは小さいので60ペソですが、普通サイズなら100ペソ以上することも多い印象です。

ヤングコーン、人参、玉ねぎ、ロメインレタスなどは値段は普通ですが、味も日本に比べてそんなに悪く無いのでよく使います。

ロメインレタスは日本では頻繁に食べていなかった野菜ですが、セブでは普通のレタス(Iceberg lettuce)が汚くて高いことが多いので、代わりに綺麗で少し安いロメインレタスをよく使うようになりました。
サラダやサンドイッチはもちろん、お鍋に入れても美味しいです。
また、普通のレタスより日持ちもしやすいように思います。

ロメインレタス

こちらはセールで半額だったのでいつもより安いですが、普段は60ペソ~100ペソくらいで買えることが多いです。

フィリピンで高い野菜・レタス

普通のレタス(Iceberg lettuce)は、日本では見切り品レベルのこういう状態のものがフィリピンのスーパーではよく並んでいます。

日本では安い野菜の代表的な存在のもやしは綺麗なものが少ない割に日本ほど安く無いので、買うモチベーションが全然上がりません。
ラーメンやビビンバを家で作る時(3ヶ月に1回くらい?)に買うくらいです。

ローカル産と海外産/海外品種がある野菜は料理によって使い分ける

フィリピンのスーパーでは、同じ野菜でもローカル産と輸入もしくは海外品種のものの2種類置いてあり、値段も全然違うことがあります。

①大根
ローカル大根は細くてスカスカ感があります。
水分が少なくて筋張った感じがするので、大根おろしや煮物等にはあまり向きませんが、スープやお味噌汁、炒め煮などにするならローカル大根でも十分です。

フィリピンのローカル大根

ローカル大根は大体20~60ペソくらい。

一方、日本の大根的な使い方ができるのがこちらのKorean Radish(私はコリアン大根と呼んでます)。

コリアン大根(Korean Radish)

日本の大根に近いコリアン大根は100ペソ以上することが多いです

ローカルスーパーでは置いていないことも多いですが、大きなモール内のスーパーや韓国食材店では良く見かけます。
丸ごと1本ではなく、1/2~1/4本分くらいのカットしたものでも100~200ペソしますが、ローカル大根の2倍くらいの太さがあり、水分もしっかりあるので大根おろし、おでん、サラダなどに使う時はコリアン大根を買っています。

②トマト
トマトは品種による価格差が大きい野菜です。
まず、一番安いローカルトマトは、青くて固いものが多いです。甘さもあまり感じられません。

フィリピンのローカルトマト

これは量が多いので60ペソ以上ですが、5~7個なら20ペソ台で買えることもあります。

ただ現地ではトマトはスープに入れて食べることが多いので、現地風のメニューならローカルトマトの方が向いている場合もあります。

一方、サラダやサンドイッチにしたり、焼いてチーズやミートソースと合わせる時には、やはり甘みと水分が多い赤くて肉厚なトマトが欲しくなります。
良いトマトは日本のトマトに近いサイズで1個50~150ペソくらい。小さめサイズ(プチトマトと普通トマトの間くらい)のものは6~8個で100ペソくらいでしょうか。

サラダトマト

セブで買える綺麗なトマトは、この「Green Organics」のものであることが多いです。

Cherry Tomato(プチトマトの甘いもの)も高いです。大体1パック130ペソくらいのことが多いです。

フィリピンのプチトマト

パスタにするならこのCherry Tomatoが一番美味しいです。

③きゅうり
胡瓜も安いローカル胡瓜と高いジャパニーズ胡瓜がありますが、ローカル胡瓜は味が薄くて種が多すぎるので私はほぼ使いません。
胡瓜はもっぱらジャパニーズ胡瓜のみを買っています。

フィリピンローカル胡瓜とジャパニーズ胡瓜

太いの2本で70ペソ前後のローカル胡瓜と、細いの1本で70ペソのJapanese胡瓜

値段の高い日本の調味料はなるべく最安店で買う

現地では日本の調味料はやっぱり高く、日本での販売価格の2~3倍します。
フィリピンでは地方や店によって物の値段が大きく違うので、例えばぽん酢1つとっても150ペソから300ペソと幅があります。
同じメーカーの同じ商品でも、お店によって50ペソ以上値段が違うこともあります。

私はいつからかスマホの買い物メモアプリに調味料の値段リストを作るようになり、日本の調味料は切れる前に最安のところで買っておく、という習慣ができました。

ただ、最安店が見つかったらその他の店では買わなくなるので、上の情報には変わっているものもあると思います。

町屋マートやランダースには空腹では行かない

これはすっごくくだらないですが、けっこう海外在住の方には共感してもらえるのでは?と思っています(笑)

セブの日本食材店町屋マートも会員制スーパーのランダースでも、普段ふつうのスーパーで見ない商品がたくさんあってただでさえテンションが上がるのに、空腹で行くとお菓子とか無くても良い商品をたくさん買ってしまうんですよね。
すぐに2000ペソとか使ってしまうので、ちゃんとお腹に何か入れてから行くように心がけています。

まとめ

こんな感じで、私が節約しようとするときは、上の方法を意識しています。
フィリピン、特にセブに在住の方には共感してもらえることが多いのではないでしょうか。

ちなみに、ローカル市場に行けばもっともっと節約できるかとは思うのですが、私はこれまで12年セブに住んできて、現地の人の付き添い無しにローカル市場へ行ったことがない(そして現地の人には常に危なくないようにガードされていた)ので、今後も一人で行くことはきっとなさそうです。

これから移住する方で、主にスーパーで買い物をする、それなりに節約もしたいという場合は参考にしていただければと思います!

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