フィリピンのスーパー野菜売り場にある、日本人には見慣れない野菜といえば、ガビ・バナナハート・サヨーテなどでしょうか。
ガビ(大味な里芋のような味)とバナナハート(筍とアーティチョークの間みたいな味)はまだベストな調理法を見つけられていませんが、サヨーテに関してはお勧めの食べ方があるので紹介します!
これがサヨーテです。握りこぶし2つ分くらいのサイズで30ペソ(約66円)ほど!安いですね。
フィリピン料理では「ギニサン・サヨーテ」が有名です。
「ギニサン・サヨーテ」は豚ひき肉とサヨーテをにんにくとパティス(フィリピンのナンプラー的な魚醤)で炒め煮にした料理です。ちゃんとしたレストランというよりは、ローカル食堂でよく見かける家庭のおかずです。
これはこれで美味しいのですが、個人的にはもっとサヨーテの瓜っぽさとポリポリ食感を味わいたいので、私はいつも「お漬け物」にしています。
サヨーテ漬け物 材料
- サヨーテ 1/2個
- 塩 小さじ1/4くらい
- 昆布茶 2g(小さめスティックタイプのもの1本)
- 刻みゆず皮 少々(小分け冷凍のものを町屋マートで購入)
※私は刻みゆず皮をお正月のお雑煮用に買うのですが、中々無くならないのでお漬け物に使っています。カラマンシーなどでもできそうです。
サヨーテ漬け物 作り方
①サヨーテは洗って半分に切り、真ん中の種の部分をスプーンで削りとって、ピーラーで皮をむいてから5ミリほどの薄切りにします。
②ボウルに切ったサヨーテ、塩、昆布茶、刻みゆず皮をかけ、手で軽くもみ込みます。
③できれば重しをして、冷蔵庫で4時間以上~1日おいておく。完成!
写真のガラスの器は、蓋が重いガラス製の落し蓋のようになっている「漬け物鉢」ですが、普通のタッパーでも十分作れます。(蓋の重みがある方が早く漬かります)
同じ配合で、あるいはカラマンシーや唐辛子を加えて白菜や胡瓜の浅漬けも作りますが、私はこのサヨーテ漬け物が一番好きです。
丸一日漬けてもしっかりポリポリとした歯ごたえが残っているのがいいんですよね。
瓜系(スイカ・胡瓜・冬瓜など)が好きな方には特におすすめの食べ方です。
また、私はサヨーテを買って来たらまず半分を漬け物にして、残り半分は海老と一緒に炒めることが多いです。
中華の「海老と胡瓜の塩味炒め」と和食の「海老と冬瓜の煮物」を合わせたような味で、これもお気に入りのメニューです。
冷凍エビは美味しいメーカーのものがあるので、また後日紹介したいと思います!
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