山芋不要！海外でもできるふわふわお好み焼きの作り方

先日、友達から海外でもつくれる、お好み焼きの美味しいレシピを知らない？と聞かれました。
私は今住んでいるフィリピンでお好み焼きをそこまでこだわって作ったことがなかったので、その時は「うーん、山芋が無いからなあ…」と答えました。

でも、その後に気になって山芋の代用について調べてみると、①ズッキーニをすりおろして使う②フラックスシードをふやかして入れる、という情報が出てきました。

こういう情報を知ると、俄然試したくなってくるんですよね…！

②のフラックスシードは健康食品や輸入商品が豊富なスーパーで見かけましたが、ちょっと高かったです。それに余った時に他の使用方法が浮かばなかったのでこれを使うのはやめました。

①のズッキーニは、セブでも一部スーパーで買えるのを知っていたので探しました。
ITパークのメトロスーパーやSMでは見つかりませんでしたが、ロビンソンギャラリアのThe Market Placeで買えました！

ズッキーニ 262g 131ペソ

ということで、ズッキーニを使ったお好み焼きをつくってみたところ、美味しかったのでレシピを紹介します！

ズッキーニで山芋の代用！ふわふわお好み焼きのレシピ

＜お好み焼き　材料　小さめサイズ2枚分＞

この2つは無くてもいいけどあったほうが私は好きです

• キャベツ　80g
• ズッキーニ　皮をむいた状態で60～80g
  ※大きめのもの1/4本くらい
• 葱　1～2本
• 豚バラ肉　80g
• 揚げ玉　大さじ2
  ※必須。セブでは日本食材店町屋マートで冷凍のものが買えます。
• ちくわ　2/3本ほど
  ※無くてもOK。私は練り物好きなので入れました。セブで買いやすいシーフードトーフを入れても良さそう。
• 干しエビ　大さじ1
  ※無くてもOK。これも町屋マートで買えるので冷凍しておくと便利。
• 薄力粉＝Cake flour　40g
• 水　30ml
• 卵　1個
• 顆粒だしの素　小さじ1
• サラダ油　大さじ1
• とんかつソースまたは中濃ソース　大さじ1～2
• ケチャップ　大さじ1/3～2/3
• マヨネーズ　適量
• かつおぶし、青海苔、紅しょうがなど　適量
  ※青海苔は町屋マートで買える冷凍のものが便利

①まずキャベツ80gと葱1本を粗めのみじん切りにし、ちくわも同じくらいのサイズに切ってボウルに入れます。
私は2枚目をネギぽん酢味で食べたかったので、葱をもう1本、小口切りにしました。

それから、ズッキーニ80g（60gくらいでも大丈夫かも）は皮のまま使っても問題ないようなのですが、皮ごとだと生地の緑色が濃くなるということなので、皮をむいておきました。

包丁を使うのはここで終わりです！

②刻んだキャベツと葱とちくわを入れたボウルに薄力粉40gを加えて混ぜます。

こうしておいてから卵や水を加えていくと、だまにならず混ぜやすいです。

続いて、水30ml（後でおろしズッキーニを入れると水分が加わるので少なめです）、顆粒だしの素小さじ1、卵1個も加えて、ざっくりと混ぜます。

③そこへズッキーニ80gを直接おろしいれて、軽く混ぜます。水分も絞らなくて大丈夫です。

生地が緩くなり、粘度がつきます

④混ざったら、干し海老大さじ1と揚げ玉大さじ2を加え、また軽く混ぜます。
ズッキーニを入れた後、生地の感触が山芋を入れたみたいになったので、期待が高まりました。

⑤私は小さめのスキレットで2回に分けて焼きます。
フライパンに油大さじ1/2ほどを敷き、半量の生地を流しいれて中火で2分ほど焼きます。その間に豚バラ肉を生地の上に並べておきます。

豚バラはこのブログで何度か紹介したPearl Meat Shopのものです

⑥底面の生地が固まってきたらヘラを使って裏返し、表面に2、3か所ヘラの角で穴を開けてから、蓋をして弱火で4～5分ほど焼きます。蓋をしたほうがふっくらと仕上がります。

⑦蓋を取ってからまた裏返し、そこからは蓋をせずに2分ほど焼きます。押さえつけたり触る必要はありません。

豚肉はもうちょっと脂多めの部分を使ったほうが良かったかも

⑧全体に火が通ったら、焼けた生地の上に直接ソースをのせます。
分量はお好みですが、私はとんかつソース3：ケチャップ1くらいの割合でかけてから生地の上でスプーンで混ぜあわせ、そこにマヨネーズもかけて、ソースが少し鉄板に落ちて焼ける感じにします。

お好み焼き用ソースが無い場合、とんかつソースにケチャップで甘さと酸味を加えると美味しいと思います

⑨かつお節、青のり、紅しょうがなどを好きなだけかけて、完成です！

ズッキーニ、大正解でした！

ほんとに山芋を入れて作ったような、口当たりの軽いお好み焼きになりました！
ズッキーニ以外は普通の材料ばかりですが、前にセブでお好み焼き粉をわざわざ買って作った時よりも美味しかったです。
ズッキーニをおろして入れることで結構水分が加わりますが生地の粘り気も増すので、粉少なめ・キャベツとズッキーニの割合高めでも焼きやすかったです。（＆そのほうが多分ヘルシーですよね）

2枚目は、生地に醤油少々を加えて、焼きあがってから鉄板の上で一口大に切り分け、マヨネーズ・かつお節・葱・すりごまをかけてから、美味しいぽん酢を添えて食べました。

ぽん酢は「創味のぽん酢」を使用

これも美味しく、ソース味と甲乙つけがたかったです。

残ったズッキーニの美味しい食べ方

ズッキーニはフィリピン・セブのスーパーでは普通のローカル野菜に比べると少し高く、大きめのものばかりで100数十ペソ（約300円）くらいしました。

ズッキーニ　262g131ペソ@The Market Place

普段はあまり買わない野菜ですし、今回お好み焼きに使った後半分以上残ってしまいましたが、実は以前セブでズッキーニを買ったときに調べて試した料理が美味しかったので、それを久しぶりにやりました。

半割か1/4に切って、オリーブオイルと塩胡椒もしくはハーブソルト、たっぷりの粉チーズをかけてオーブンまたはトースターで10分ほど焼く、という非常に簡単な料理です。

これが美味しいんですよ…！マヨネーズを絞って焼いてもおつまみ度が増して良いです。

ちなみに、↑のオリーブオイル粉チーズ焼きが気に入って、その後もっと手頃に買える普通の胡瓜やローカル胡瓜（見た目はちょっとズッキーニに似てる）で同じことをやってみたら、まずかったのをしっかりと覚えています。
なので、胡瓜で代用することは考えない方がいいです笑

ふわふわお好み焼きを食べたくなったら、ズッキーニを買って、ついでにオリーブオイル粉チーズ焼きもぜひ試してみてください！