私は節分に限らず、時々サラダ巻きを作ります。
サラダ巻きなら、太巻きと違って海外(フィリピン)にいても材料をそろえるのが難しくないですし、野菜が取れるのが良いんですよね。
節分が近いので、恵方巻代わりにもしていただければと思い、うちでの作り方を紹介しますね。
<サラダ巻き 材料 2本分>
- 日本米 1合
- 水 210ml
- だし昆布 4~5cm
※なくてもOK - 焼き海苔=Roasted Seaweed 2枚
- マヨネーズ 適量
~酢飯用調味料~
- 酢 大さじ1.5
- 砂糖 大さじ1
※今回は茶色い砂糖を使いましたが酢飯の色が若干茶色っぽくなるので、できれば白砂糖がおすすめ - 塩 小さじ1/3
~具(なんでもOK、恵方巻なら7種類)~
- グリーンカールもしくは好きなレタス系の葉物 5~6枚
- 胡瓜=Japanese Cucumber 1/2本
- むき海老 6~8尾
※サイズにより調整 - カニカマ=Crab Sticks 2本
- たくわん=Yellow Pickled Radish 3切れ
※韓国食材店で購入 - ツナ缶 小1個(90g入り)
- マヨネーズ 大さじ1
- 塩・胡椒 少々
- 卵 1個
- 水、酒、みりん 各大さじ1/2
- 顆粒だしの素、砂糖 各小さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
①まず日本米1合を洗い、30分から1時間吸水させてから固めに炊きます。
私は電子レンジ炊飯器「ちびくろちゃん」を使い、米1合と水210mlとだし昆布4cmをあわせて、電子レンジ(上から二番目の強さ)で10分加熱後、蓋をはずさずレンジ内でそのまま15分蒸らして炊きます。
もちろん炊飯器やお鍋で炊いても良いと思います。
②ご飯を炊いている間に、酢飯用の調味料と具の準備をします。
お酢大さじ1.5と砂糖大さじ1と塩小さじ1/3を合わせ、砂糖が溶けるまで良く混ぜておきます。
今回は白い砂糖が切れていて茶色い砂糖を使いました。白い砂糖を使った方が仕上がりが綺麗です。
③7種類の具は好きなものを用意すればよいと思いますが、私の場合はこんな感じです。
グリーンカール(サニーレタス、アイスバーグレタス、ロメインレタス等でも)は洗って冷水につけてからキッチンペーパーなどで水気を拭きとっておきます。
胡瓜は縦に6等分位に切り、たくわんも5~6ミリ幅の拍子木切りにします。
カニカマは解凍して縦に割いておき、海老は解凍後塩少々(分量外)を加えた熱湯で2分ほどゆでたあと冷ましておきます。
ツナ缶(私は90g入りのGold Seasミニ缶を使っています)は器にあけて、マヨネーズ大さじ1と塩胡椒少々を入れて混ぜ、ツナマヨを作ります。
ボウルに卵を溶いて調味料(水と酒とみりん各大さじ1/2と、顆粒だしの素と砂糖各小さじ1/2、塩ひとつまみ)を加えてから良く混ぜ、フライパンに油大さじ1/2を入れて卵焼きを作ります。焼けたら拍子木切りにして冷ましておきます。
④ご飯が炊けたら、大きめのボウルなどに移し、熱いうちに②の合わせ酢をまわしかけて、しゃもじで切るように混ぜてご飯に吸わせます。
混ぜる時はなるべく空気に触れさせて、水分を蒸発させながらご飯に合わせ酢を染みこませていきます。
海苔に載せる段階でご飯が温かいと海苔がふやけるので、そのまま常温まで冷まします。
⑤ご飯が冷めたら巻きす(ダイソーで購入)を広げ、焼き海苔をザラザラしている面を上にして置きます。
そこに酢飯1合分の約半量をしゃもじで載せ、良く洗って濡らした手で伸ばしていきます。
この時、奥2cmはのりしろにするためご飯を載せないようにします。
また、中央部は薄めに、外周は気持ち厚めにして特に奥ののりしろ手前を若干高くすると、巻きやすく具が動きづらいです。
⑥ご飯の真ん中よりちょっと上(のりしろに近い側)に具を載せていきます。
私はマヨネーズを目印代わりにひと絞りしてから、レタスとずれやすい海老を最初に載せ、その上に他の具も載せていきます。
最後にレタスで蓋をします。
⑦いよいよ巻きます。
左手で具を上から押さえ(特にレタスがこぼれないように)、右手で巻きすを持って、奥ののりしろとご飯の境界線をめがけて巻きすを倒し、ぎゅっとしめつけるように巻きます。
のりしろ直前のご飯と一番手前側のご飯をくっつけるイメージです。
ここで巻きすを一旦はずして巻き寿司本体だけで半周ころがし、のりしろ部分の海苔がくっつくようにします。
のりしろがくっついたらもう一度巻きすできつく巻き、そのままの状態でのりしろ部分を下にして5分置いてご飯と海苔をなじませます。
⑧恵方巻として食べる場合は両端だけを切り落としますが、サラダ巻きとして普通に食べる時には2cm幅くらいにカットしていきます。
切る時は、キッチンペーパーをビタビタに濡らして横に置き、1回切るたびに包丁についたご飯やマヨネーズを拭きとるようにします。
切り方は上から押すのではなく、奥と手前に交互に引くように、のこぎりで切るようにすると切りやすいです。
⑨今回は普通にカットしました。
2月3日の節分には、またサラダ巻きでも良いですが、海老がもうないので「牛焼肉とキムチとレタス巻き」「納豆たくわん胡瓜巻き」あたりを作ってカットせずに食べようかな、と思っています!
今年(2023年)の恵方は「南南東やや南」165度です。iPhoneのコンパスで165度に合う方角を向いて食べました。
ちなみに、かんぴょう、しいたけ、桜でんぶなどは、フィリピン・セブでも日本食材店の町屋マートに行けば買えることもあります。
ですが輸入品で高い割に私はそこまで好きではないので、節分の日の恵方巻はいつもサラダ巻きやアレンジ巻きになってしまいます。
またうちでやったことはないのですが、セブの日本食レストランに行くと、カリフォルニアロールには大抵マンゴーが入っていて、これも意外と美味しいです。
マンゴーを始め、住んでいる場所で入手しやすいお好きな具を使って、作ってみてください!
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