豚バラでジューシーに!肉汁たっぷりシュウマイ

お肉料理

先日、最近のフィリピン・セブでは非常にレアな白い玉葱(White Onion)が買えました。
(紫色の玉葱なら普通に買えます)

フィリピンセブで最近少ない白い玉葱(White Onion)

バニラドのカントリーモールのスーパーで1個62ペソでした

この貴重な白玉葱を有効に使うために何を作ろう…と考え、以前から気になっていた、豚バラを刻んで入れる肉汁たっぷりシュウマイを作ることにしました。

美味しくできたので、レシピを紹介します!

豚バラ肉を使ったシュウマイの作り方

<豚バラしゅうまい 材料 大きめ7個分>

豚バラしゅうまい材料

豚バラしゅうまい材料

  • 豚バラ肉 120g
  • 豚ひき肉 80g
  • 玉葱 50g(1/4個くらい)
  • しょうが 10g(大きめ1かけ)
  • シュウマイの皮 9cm四方くらいの大きめのもの7枚
  • 片栗粉 大さじ1
  • 塩 小さじ1/4
  • 砂糖 小さじ1
  • オイスターソース 小さじ1.5
  • ごま油 小さじ1.5
  • 胡椒 少々
  • サラダ油 大さじ1/2(フライパンで焼く場合)
  • 水 50ml(フライパンで焼く場合)
  • 白菜やキャベツ 1~2枚(蒸す場合)

①今回は、冷凍しておいたひき肉80gと豚バラ肉120gを合わせました。
豚バラ肉200gでもいいと思います。
私がセブで購入している豚バラ肉は、韓国料理屋さん兼お肉屋さんのパールミートショップのサムギョプサル薄切りです。

豚バラ肉を5~6ミリほどに細かく切るのですが、まな板と包丁でやると特にまな板が脂でギットギトになります。
私はこれが嫌で、キッチンばさみを使いました。

豚バラしゅうまい作り方

ひき肉をクッションにすると刃先が当たりにくくてよかったです

シュウマイのたねを作るボウルの中に入れてやると、洗い物も増えずとても楽です。

②玉葱1/4個はみじん切りに、しょうが1かけはおろします。

玉葱のみじん切りには片栗粉大さじ1をかけ、まんべんなくまぶしておきます。

③ボウルに刻んだ豚バラ肉120g、豚ひき肉80g、おろしたしょうがと調味料を入れます。
調味料は、塩小さじ1/4、砂糖小さじ1、オイスターソース小さじ1.5、ごま油小さじ1.5、胡椒少々です。

そのまま粘りが出るまでしっかり混ぜます。

④お肉が白っぽくなって調味料もしっかり混ざったら、ここで片栗粉をまぶした刻み玉葱を加え、また混ぜます。

⑤一旦手を洗い、シュウマイの皮も1枚1枚ほぐしておきます(フィリピンの皮は冷凍なので解凍後くっついていることが多い)。
それから手に薄くサラダ油(分量外)を塗り、④のたねを直径4.5cmくらいに丸めてバットやお皿などに置いていきます。
皮と具のサイズの対比はこれくらいです。

豚バラしゅうまいの作り方 皮とたね

シュウマイの皮はBambiの9cm大きめサイズを使っています

⑥丸め終わったら手を洗い、丸めたたねの上にシュウマイの皮を1枚ずつ置いていきます。
そして、上から指を軽く立てた片手をかぶせ、皮でたねを包みながら回転させます。

豚バラしゅうまいの作り方 包み方1

たねに皮をかぶせてから、

豚バラしゅうまいの作り方 包み方2

三本の指で上から包みながら時計回りに回転させて、

豚バラしゅうまいの作り方 包み方3

ひっくり返して底をバットの表面ですりすりして平らにします

説明が難しいですが、三本指でフォークボールを握るみたいな手の形です。
右手だけで包んだ後、左手も使って形を整えつつ、底面をバットやお皿の面を使って平らにしておきます。

今回の分量では7個できました。

豚バラしゅうまいの作り方

⑦フライパンに、サラダ油(ごま油でも)大さじ1/2を入れて温め、シュウマイを入れます。
今回私は約16.5cmのスキレットで3個だけ焼きました。

豚バラしゅうまいの作り方

中弱火で3分底面を焼いたら、水50mlを加えます。水が沸騰したら蓋をして弱火で10分蒸し焼きにします。

⑧完成です!
食べてみたところ、豚ひき肉だけで作るより明らかにジューシーさが増していて、大成功でした。
出来上がったとき、写真だとわかりづらいですが、皮の中で肉汁がぐつぐつしているのが見えました。

豚バラしゅうまい 肉汁

お皿に盛って、酢醤油(+お好みで辛子)をつけて食べてください!

豚バラしゅうまい 焼き蒸し

火の通し方について 焼き VS 蒸し

今回のようにフライパンで焼いてから蒸し焼きにすると、底面にカリッとした焼き目がついて香ばしさもプラスされます。
一口目のカリッとした食感と中身のジューシーさの対比が素晴らしく、普通の蒸したシュウマイに、少し餃子っぽい要素が加わる感じです。

もちろん蒸しても大丈夫です。
私は包んだシュウマイを冷蔵や冷凍保存した後は、解凍が面倒なのでそのまま蒸すことが多いです。
こちらは翌日に蒸したもの。

豚バラしゅうまい 蒸したもの

同じたねを使っているのに、焼いてから蒸した時よりもかなり柔らかく仕上がります。
しっとり感を味わうなら断然蒸すだけの方がよく、肉汁の多さを感じるには焼いてから蒸す方が分かりやすいです。
甲乙つけがたいので、多めにたねを作っておいて、1回目は焼き、2回目に蒸し、がお勧めです。

フィリピンのシュウマイ事情

ちなみに、私はフィリピンでは餃子よりもシュウマイを手作りすることの方が多いです。
その理由は、フィリピンではシュウマイがフィリピン料理かというくらい定番化していて、外食でなかなか気に入るものが食べられない(ひき肉が美味しくない&味付けが甘い)からです。
特にセブだと、Tisa SiomaiというTisa地域のあるお店のシュウマイが有名なのですが、豚肉の皮や色んな部位が入ったひき肉(野菜はたぶん入っていない)で作られていて、皮が厚めで柔らかさが足りず、スパイシーなチリソースで食べるという少し変わったシュウマイで、私の好みではありません。

以前別記事でレシピを紹介した、鶏胸ひき肉と豆腐で作るあっさりヘルシーシュウマイも美味しいのですが、肉!!感のあるシュウマイを食べたくなったら、ぜひ豚バラを入手して作ってみてください。

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