9月に入り、過ごしやすくなってきました。
フィリピン・セブに住んで10年以上になりますが、4・5月だけは鬼のように暑いけど、それ以外は屋内にいれば年中27度前後のちょうどよい気温というこの環境、私がセブに居る大きな理由の一つになっています。
最近、夜は少し肌寒く感じることもあり、グラタンやシチューやおでんなどの温かい料理を作るのも楽しみになってきました。
今日は、そこまで時間はないけど少しあったかいものが食べたい時におすすめの、材料少なめで簡単にできる和風天津飯のレシピを紹介します。
私は関西出身なので、甘酢タイプではないあんの天津飯が好きなのですが、同じ好みの方も甘酢オンリーという方も、簡単なので一度試してみてください!
簡単和風天津飯のレシピ
<天津飯 材料 1人分>
- 卵 2個
- 葱 1本
- カニカマ 2本
- 酢 小さじ1/2
- 塩 1つまみ
- サラダ油 大さじ1弱
- 枝豆 2~3個
※トッピング用。なくてもOK - 温かいご飯 お茶碗一杯
~あんの材料~
- 水 120ml
- 顆粒だしの素 小さじ1/2
- オイスターソース 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1/3
- 砂糖 2つまみ
- しょうが 1/2かけ
- 片栗粉 大さじ1/2
- ごま油 小さじ1/2
①フィリピン・セブで買えるカニカマは大体冷凍なので、まずカニカマ2本を解凍します。
レンジで解凍してもいいのですが、私は包装ごとボウル(後で卵を溶くのに使う)に入れて、ケトルで沸かした熱湯をかけます。トッピングに使う枝豆3個も一緒に入れて解凍します。
②カニカマと枝豆を熱湯につけている間に、あんの材料を合わせます。
水120ml、だしの素とオイスターソース各小さじ1/2、醤油小さじ1/3、砂糖2つまみ、片栗粉大さじ1/2を計量カップのようなものに入れ、そこにしょうがほんの1/2かけほどをおろしたものを加えて、よく混ぜます。
③葱1本を小口切りにします。
枝豆とカニカマをお湯から取り出して枝豆はさやから外し、カニカマも包装を外して指で裂きます。
空いたボウルのお湯を捨て、卵2個を割り入れて菜箸で白身を切るようによく溶いてから、カニカマと葱、お酢小さじ1/2、塩1つまみを加えて混ぜます。
④ご飯の用意をします。炊き立てご飯ならお茶碗などを使って丸い形になるように器に盛ると、卵をのせた時に綺麗になります。
私は冷凍の玄米入りご飯を使ったのですが、冷凍保存容器が丸い底のものなので、そのまま器に出すだけで丸いご飯になります。
あんはたっぷりめなので、平たいお皿よりも鉢のような器がおすすめです。
⑤フライパンに油大さじ1弱を入れてよく温めます。油は多めで、かつしっかり温めることで卵がふわふわに仕上がります。
油に卵液をつけた菜箸をつけるとすぐにジュっというくらいに温まったら、火加減は中火~強火の状態で卵液を一気に入れ、ぐるぐるかき混ぜて半熟程度まで火を通します。
⑥大体火が通ったら、ひっくり返さずにそのままご飯の上にスライドして載せます。
両面焼くよりも、片面だけの方が卵の柔らかい食感が楽しめます。
とはいえ、フィリピンで買った卵にはしっかり火を通したいという人も多いと思います。
そういう場合はレンジに30~50秒ほどかけて、好きな具合にします。

30秒レンジ加熱したところ
⑦あいたフライパンをキッチンペーパー等で軽くふいて綺麗にしたら、あんの調味料をよく混ぜてから入れます。
弱火で2~3分温めますが、片栗粉が入っているのでだまにならないように最初から絶えず混ぜ続けたほうが良いです。
ずっと混ぜるのが面倒な場合は、片栗粉以外の材料を先に温めて後から水溶き片栗粉を加えてもOKです。(片栗粉追加後、1分間は混ぜ続ける)
⑧あんの色が透き通ってきて、いい感じのとろみがついたら火を止めて、香りづけのごま油小さじ1/2を加え、枝豆と一緒にご飯の上にかけて、完成です。
包丁もたいして使いませんし、フライパン1つで本当にあっという間に出来ます。
あんはオイスターソースでコクがプラスされていますがだしと生姜ベースなので和風寄りで、甘酢よりも優しい味です。
卵も、普通の卵焼きよりもずっと柔らかい食感なので、あんと一緒にスプーンでするする食べられます!
材料の枝豆とカニカマを使った他のレシピについて
今回もまた、枝豆とカニカマを使いました。この2つの食材、冷凍保存できて使う分だけ取り出しやすく、包丁も要らないので、フィリピンで手を抜きながらも和な物が食べたい時に、すごく便利なんですよね。
私は日本食材店の町屋マートやシンミカナ、会員制スーパーのランダースなどで買っています。
枝豆&カニカマを使った他のレシピはこちらで紹介しています。
↓これ、枝豆とカニカマにして作っても美味しいです。
上のレシピと比べても、この天津飯はもっとも簡単にできるので、良かったら作ってみてください!
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