セブで見つけた日本式マカロニでシーフードグラタン

食材・レシピ

年末年始のこの時期になると私が作りたくなる料理が、グラタンおでんです。
常夏のフィリピンですが、最近のセブは雨が多く涼しい日も結構あります。
そんな少し肌寒い日に、冷凍シーフードを使ってマカロニグラタンを作りました!

フィリピンのマカロニ売り場はエルボーマカロニだらけ

フィリピンでももちろんマカロニは買えます。
特に今のホリデーシーズンは、フィリピン定番のパーティー料理・マカロニサラダが良く作られています。フィリピン式のマカロニサラダはレーズンやパインを入れて甘く仕上げます。
そして、現地の普通のスーパーで見かけるマカロニは、ほとんどがマカロニサラダ用の、このくるっとカーブしたエルボーマカロニなんです。

フィリピンのマカロニ エルボーマカロニ

スーパーの日本食材コーナーやダイソーでたまに日本製マカロニを見かけることもあるのですが、オーソドックスな形ではなく、なぜかこれ↓しかなかったりします。

ダイソーのキティちゃんマカロニ

これじゃないでしょ…

ローカル寄りのスーパーでは、マカロニ売り場にあるのはほぼ100%エルボーマカロニです。

フィリピンのマカロニはエルボーマカロニだらけ

うせやろ…?ってぐらいエルボーマカロニしかない売り場

たまに違う種類があると思ったら、極端に短いサラダマカロニです。

フィリピンのマカロニ エルボーマカロニとサラダマカロニ

違うんです、これでマカロニグラタンを作っても全然違うんです…!

セブでも日本食材店に行けば、日本製の輸入マカロニが買えることもあります。ただ品切れしてることも結構多くて、何ヶ月も買えないこともありました。

そこで必死で探した結果、アヤラセンターセブのThe Market Placeで見つけました!
すこしだけ小ぶりですが、日本式の普通の形のマカロニを。
オーストラリアのブランド、ウールワース(Woolworths)マカロニです。

フィリピンで買えるWoolworths Pasta Macaroni(日本でよくあるタイプのマカロニ)

Woolworths Pasta Macaroni(日本でよくあるタイプのマカロニ)500g 69ペソ

これを見つけた時は嬉しかったです。
日本食材店の入荷を待たなくても好きな時にマカロニグラタンが作れる!と思い、見つけてからずっと切らさず冷蔵庫に常備しています。

※追記:後日同じスーパーで見たら、なんと値上がりしていました。500g入り109ペソが最新の値段です。

Woolworths Pasta Macaroni

Woolworths Pasta Macaroni 値上がり後 500g 109ペソ

シーフードマカロニグラタンのレシピ

<シーフードマカロニグラタン 材料 2人分>

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン 材料

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン 材料

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン 材料

  • 冷凍シーフード(今回は海老とミニ帆立)180~200gくらい
    ※冷凍状態での重さです
  • バター 10g
  • 白ワインまたは酒 大さじ1
  • 玉ねぎ 1/4個
    ※白玉ねぎ推奨ですが無ければ小ぶりの紫玉ねぎ1個でも
  • バター 30g
  • 薄力粉=Cake Flour 大さじ3
  • 牛乳 400ml
  • 顆粒コンソメ 小さじ1
  • 塩 小さじ1/4
  • 胡椒 適量
  • マカロニ 50g
  • パン粉 適量
  • チーズ(ピザトッピングやモッツァレラなどのとろけるもの) 適量

①冷凍海老とミニ帆立180~200g(冷凍状態での重さ)は海水程度の塩水に30分ほどつけて解凍し、真水で洗ってから水気を拭きとります。玉ねぎ1/4個は薄切りにしておきます。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン 下準備

②フライパンにバター10gを入れてあたため、解凍したシーフードを入れて2~3分弱火で炒めます。
海老の色が変わったら白ワインまたは酒大さじ1を入れ、蓋をして弱火で2分蒸し焼きにします。
火が通ったら出てきた汁ごとボウルに入れておきます。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン レシピ

③マカロニは電子レンジでゆでます。大きめの耐熱容器に熱湯500mlと塩小さじ1/2(分量外)、マカロニ50gを入れて、レンジで11分加熱します。
※私が使っているWoolworthsのマカロニはゆで時間9分ですが、規定のゆで時間に2分プラスした時間レンジ加熱しています。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン 電子レンジでゆでる

マカロニがゆであがったら水を切り、熱いうちに先ほどシーフードを入れたボウルに入れて混ぜておきます。(マカロニにシーフードのゆで汁を吸わせるように)

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン レシピ

④ホワイトソースを作ります。
②で使ったフライパンをキッチンペーパーなどで軽く拭き、バター30gと薄切りにした玉ねぎを入れて、弱火で3分炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、そこに薄力粉大さじ3を加え、ヘラなどで混ぜながら弱火で3分さらに炒めます。火が強すぎる場合は途中で止めたりして、焦がさないようにしっかり火を通します。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン ホワイトソース作り

⑤薄力粉の粉っぽさが無くなってペースト状になったら一度火を止めます。
ここに牛乳400mlのうち50mlを入れ、ヘラでペーストを伸ばすように混ぜてからまた弱火を付けます。
そして、牛乳あと150mlを2回くらいに分けて加えては伸ばしながら弱火で加熱していきます。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン ホワイトソース作り

200ml加え終わり、全体が均一になめらかになったら、残りの牛乳200mlを一気に入れ、顆粒コンソメ小さじ1も加えて弱火で4~5分煮ます。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン ホワイトソース作り

⑥全体的にとろみがついたら、③でボウルにとっておいたマカロニとシーフードを加えます。味を見て、塩小さじ1/4と胡椒少々を加えます。
あれば臭み消しのナツメグ少々(セブでは高い&レア)を入れてもいいです。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン レシピ

⑦グラタン皿に入れ、とろけるチーズとパン粉少々をふりかけてちぎったバター少々(分量外)もお好みで載せます。

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン レシピ

カリカリ感が欲しい私はパン粉は必ずかけます。さらにバターを載せるかどうかはお好みで。

220度に予熱したオーブン上段で15~20分焼いて、いい感じに焦げ目がついたら完成です!

フィリピンでつくるシーフードマカロニグラタン

薄力粉をしっかり炒め、牛乳を加える時に丁寧に伸ばしていくと、なめらかで美味しいホワイトソースになります。

絶対にこびりつかないグラタン皿「セラベイク」について

上の写真で使っているのは、3年ちょっと前のアマゾンのセール時に買った「こびりつきにくいグラタン皿・セラベイク」です。

これ、ほんとにこびりつきません!

グラタンを作ると、いつも耐熱容器のふちの部分がこびりついて食後しばらく水に漬けておかないと綺麗に洗えないのが地味にストレスだったのですが、このグラタン皿を使うようになってからそれが一切なくなりました。

ただ、「こびりつかない」=「チーズが焦げてふちにこびりついてできるカリカリ部分が生まれない」点は難点かもしれません。
なので、それが食べたい時は、あえてこびりつくほうの普通の耐熱容器を使ったりします(笑)

ドリア 耐熱容器

トマトとコーンを入れて炒めたバターライスにマカロニグラタンをかけたお手軽ドリアです

作ったグラタンは上のようにドリアにしたり、以前おすすめした冷凍薄焼きパンロティ・パラタに載せてミスドの海老グラタンパイのようにして食べるのも美味しいです。

ロティパラタで作る海老グラタンパイ風

フィリピン在住の方も、日本式のマカロニが運よく買えたら、肌寒い日にはぜひあつあつのマカロニグラタンを作ってみてください!

追記:2024年に新たに見つけた日本式マカロニについて

この記事を書いて1年ちょっと経ち(2024年)、上のマカロニが買えなくなってしまいましたが、良いタイミングで別のローカルブランドの日本式マカロニを見つけました!

こちらの記事で紹介していますので、合わせて見てみてください。

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