ランダースのタコでつくる簡単アヒージョ

フィリピンの会員制スーパー「ランダース」には、私が定期的に購入している冷凍食材があります。

Cooked Octopus 800g389.75ペソ

こちらの冷凍タコです！
他のスーパーでは見かけないタコがあるのを知ってしばらく気になってはいたのですが、800gと大容量なので使い切れないかな、と買うのを躊躇していたところ、友人が美味しいよというので買ってみたら、まあ便利なこと。
肉は重いし、魚を料理するのは面倒だし、野菜のみでは物足りない…という時に大活躍してくれます。私は800gを3ヶ月くらいで使いきっています。

このタコを使って作る料理は、タコの唐揚げ、タコのアヒージョ、タコとプチトマトのパスタ、タコ飯、タコ焼き、タコチャーハンなどなど。これ全部作ると一袋800gを使いきる感じでしょうか。
冷凍なので、さすがにタコと胡瓜の酢の物のようなそのまま食べる料理は作りません。火を通してから食べています。

今日は、セブのダイソーで見つけたアヒージョの素を使って、簡単にタコとポテトのアヒージョを作ります！

＜タコのアヒージョ材料　1人分＞

冷凍タコ　90g前後
じゃがいも　1個もしくは冷凍フライドポテト1個分くらい
プチトマト＝Cherry Tomato　7個くらい
オリーブオイル　大さじ4～5
アヒージョの素　1回分1袋（画像のものは2袋入り）もしくはハーブソルト・アンチョビ・唐辛子
にんにく　１かけ（素を使わないなら2かけ）

※この日、タコを解凍したところで生のじゃがいもが無いことに気づき、急遽冷凍フライドポテトを使いました。ポテトに味がついているので、その分油の量を多めにして大さじ5で作りました。

※S＆Bのアヒージョの素（2回分）はセブのダイソーで88ペソで売っているのをたまに見かけます。以前はアンチョビ、ニンニク、ハーブソルトなどでいちから作っていましたが、簡単なので素がある時は素を使います。

＜追加であると良い材料＞

パンはほぼ必須です。むしろ美味しいパンがある時しか私はアヒージョを作りません。

パン（サワードウ）
※サワードウ=Sourdoughはフランスパンよりも若干柔らかくてキメの細かい、甘くないパンで、セブでは良く見ます。美味しいです。
パプリカパウダー
※セブではスーパーで小分けのスパイスが安く手に入るので、常備しています。
クラッシュドチリペッパー
※これも安いです、小袋20ペソ位。私は唐辛子は常備していませんが、クラッシュドチリペッパーは常備していて、ピザにかけたり、パスタや中華などの料理に唐辛子代わりに使うことが多いです。
パセリ
※彩り用。私はみじん切りにして冷凍しています。

①タコは海水くらいの塩水につけて30分常温放置し、解凍して水気を切っておきます。

②生のじゃがいもを使う時は洗ってからラップで包んでレンジで2～3分あたため、皮をむいて2～3cm角に切っておきます。プチトマトも洗っておきます。
にんにくは包丁でつぶし、中の芽を取っておきます（芽があると焦げやすい＆苦味が出やすいため）。

③鍋にオリーブオイル大さじ4～5、アヒージョの素一袋、つぶしたにんにく、タコ・トマト・じゃがいもを入れて弱火にかけます。
※直径が小さな鍋の方が、食材がオイルにつかりやすいです。私が使っているのはフィリピンで買ったLodgeの16.5cmスキレットです。

④蓋をして弱火で5分煮込んだら完成です！お好みでパプリカパウダーやパセリを振り、トーストしたパンを添えます。

このアヒージョの素にはあまり辛みが無いので、私はクラッシュドチリペッパーをかけながら食べます。
美味しい油もパンにつけて食べますが、

オイルが残ったらとっておいて、次の日にパスタの味付けに使ってもいいです！

アヒージョはセブのレストランではよく小エビのもの（Gambas Al Ajillo）があったりしますが、油が少なかったり塩気が強すぎたりすることも多いんですよね。
S&Bの素を使って追いニンニクや追い唐辛子をしたり、油の量やスパイスを調整すれば好みの味になりますし、マッシュルーム、冷凍海老、ブロッコリー、切り餅などでも美味しくできます。
鍋とオリーブオイルと素さえあれば5分でできるので、休日のランチにぴったりです。

ちなみに、ランダースの冷凍タコを使った料理では「タコの唐揚げ」もかなりお気に入りです。
レシピというか味付けが以前紹介したごぼうの唐揚げとほぼ同じなので、冷凍タコを購入されたらぜひ唐揚げも作ってみてください。