最近、また和なお菓子が食べたい波が襲ってきて、スーパーで買ったCamote=ローカルさつまいもを使って芋ようかんを作りました。
たくさん作ったのでアレンジで「焼き芋ようかん」にしてみたところ、かなり美味しくグレードアップしました!
レシピとアレンジ方法について紹介します。
芋ようかんのレシピ
<芋ようかん 材料 12×6cmの型2本分>
- さつまいも=Camote 350g
※皮をむいた後300gくらい - 水 150ml
- グラニュー糖=Refined Sugar 大さじ2
- 粉寒天=Gulaman Unflavored 大さじ3
※日本製の粉寒天ならもっと少量で作れるはずで、これはフィリピンCaro & Marieで買った粉寒天の場合の分量です。 - 茹で用の水 350~400ml
- 茹で用の塩 2つまみ
- 食用色素 黄色&赤 適量
※無くてもOK(むしろ入れるのは邪道)
①さつまいも約350gはよく切れる包丁で1cmくらいの輪切りにし、皮を厚めにむきます。
ピーラーで皮をむいてから切ってもいいのですが、フィリピンで買う野菜は大体形が不ぞろいでデコボコしているので、輪切り→包丁で皮をむく方が楽でした。
②皮をむいた輪切りさつまいもをさらに4等分くらいに切り、水に5分さらしてアクぬきします。
③さつまいもの水を切り、お鍋にひたひたの水(大体350~400mlくらい)と塩2つまみを入れて火にかけます。
お湯が沸騰したら弱火にして、15分くらい、柔らかくなるまでしっかり茹でます。
④つまようじがすっと刺さるくらい柔らかくなったらざるでお湯を切り、お芋が温かいうちに、お鍋のまま芋をマッシャーや麺棒でつぶしていきます。
⑤ここで魔がさしました。
以前栗きんとんを作った時にも、フィリピンのさつま芋の色が薄いのが気になって食用色素で色をつけるという邪道なことをしたのですが、また取り出してきました。
⑥まず黄色の食用色素を8滴ほどつぶした芋に混ぜます。
ムラになっていますが、漉す時に混ざるだろうと思い、このままざるに入れて漉していきます。
⑦漉し終わったら結構均一に黄色くなりました!
⑧先ほどのお鍋を洗い、水150ml、粉寒天大さじ3、グラニュー糖大さじ2を入れてよく混ぜ、火にかけます。
沸騰したら弱火にし、そこから2分火を通して寒天や砂糖がしっかり溶けているのを確認して火からおろします。
粉寒天はフィリピン・セブの製菓店、Caro & Marieで買った無色・香料無しのもの(フィリピンでは珍しい)を使っています。
⑨寒天液に漉した芋を加えて練っていきます。
その前に、すこし芋に赤みを加えてオレンジ色っぽくしたい…と考え、寒天液に食用色素の赤色を2滴たらしました。(色素を使う罪悪感がだんだん薄れてきています)
そこへ芋を入れてヘラなどでよく混ぜると、こうなりました。
良い感じじゃないでしょうか!
⑩型は、先日Caro & Marieで1つ20ペソで買った12cm×6cmの型2個を使います。
ゼリーのようにつるんと抜ける気がしなかったので、1つにはラップを、もう1つにはオーブンシートを敷きました。
どっちが上手に型抜きできるかあとで比較します。
⑪生地をなるべく空気が入らないようにぎゅっと押しながら型に入れ、ヘラやスプーンの背などで表面もたいらにならします。
型に入れ終わったら、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。
⑫固まったので、型から抜きます。
抜きやすかったのはオーブンシートを使った方でした!
紙の端を持ってすっと持ち上げるだけで簡単に抜け、そのまま包丁で切りやすかったです。
私が使っているのはこのオーブンシートです。
ラップの方は、柔らかめの生地に合わせてすぐ変形するので形が保ちにくい気がします。
食べやすく切り、お茶やコーヒーと合わせていただきました。
焼き芋ようかんアレンジ
今回の芋ようかん、まずくは無いのですが、前に作ったスイートポテトや栗きんとんに比べて、芋自体の味が薄めに感じました。
材料はシンプルなので、単に買った芋の糖度や質の問題かと思います。
アレンジを考えていたところ、浅草にある舟和カフェで食べられるという「焼き芋ようかん」の画像を見つけ、作った芋ようかんをオーブンで焼いてみることにしました。
15分くらいしっかり焼いて、バターを載せると…
焼く前の、3倍くらい美味しくなりました!
スイートポテトを素朴にした感じで、外側のカリッと感と中の滑らかさとバターの風味がたまりません。
残り全部、焼いてから食べよう!と思いました。ちょっと塩を振っても美味しいかもしれません。
芋ようかんを作ったら、焼きアレンジもぜひやってみてください!
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