フィリピンではメジャーなローカル野菜のシンカマス(Singkamas / Turnip / Jicama / 葛イモ)、最も暑い時期が終わって旬は過ぎているのですが、相変わらず定期的に買っています。
ある日フライドポテト代わりに、シンカマスを唐揚げにしてみたら美味しかったので、紹介します!
和風フライドシンカマスのレシピ
<和風フライドシンカマスの材料 1人分>
- シンカマス 120gくらい
- しょうが 1かけ
- にんにく 1かけ
- 醤油 大さじ1
- 片栗粉 大さじ2.5
- 揚げ油 適量
- 青のり 適量
- 塩 少々
- (ローカル大根の切れ端 少々)
①シンカマスは皮をむき、太めのフライドポテトくらいのサイズに切ります。しょうがとにんにく各1かけずつはおろします。
ローカル大根の切れ端が余っていたので皮をむいて一緒に揚げることにしました。
②醤油大さじ1におろしたしょうがとにんにくを加え、そこにシンカマスを入れて混ぜ、20分程度置きます。
③②のボウルから余分な漬け汁を捨て、そこへ片栗粉大さじ2.5を入れてまんべんなくまぶします。
④熱した揚げ油で両面返しながら2~3分程度揚げます。
シンカマスは生でも食べられますし短時間で十分です。色が白いのでこんがりと良い色に揚げるには強めの火で揚げると良いです。
⑤揚がったら油を切ります。
下画像の上の真ん中あたりの色が薄いものが大根です。つい最近、大根の唐揚げが美味しいことを知ったので一緒に揚げました。
ついでに私が好きなハラペーニョチーズ春巻きも揚げました。
⑥油が切れたら、青のりと塩適量を振って、完成です!
いや~簡単なのに美味しかったです。青のり、合います!
なんでフィリピンのローカル居酒屋でフライドポテトの代わりにフライドシンカマスが定番にならないんだろう、と思います。
大根の唐揚げもやっぱり美味しかったです。大根の方が下味が染みやすく味が濃く仕上がりますが、歯ごたえはシンカマスの方があり、どちらにも良さがあります。
シンカマスの豚バラ巻き
最近フィリピン料理のレシピをなんとなく見ていたとき、オコイ(小エビのかき揚げ)やシシグ(細かく切った豚肉の甘辛炒め)などのフィリピン料理に、シンカマスを使ったアレンジレシピがあるのを知りました。
そこからヒントを得て今回フライドシンカマスを作ったのですが、シシグにも合うなら、と思って作ったのがこちらの豚バラ巻きです。
シンカマスを豚バラで巻いて塩胡椒と片栗粉を薄くまぶし、油で焼いてから料理酒少々をかけて蓋して豚肉に火を通し、醤油・みりん・砂糖を1:1:0.7くらいで合わせたものを入れて煮詰めるだけです。
仕上げに一味と葱をかけて、これもシシグみたいな濃い味だけど和風に仕上げてみたら間違いない美味しさでした。
シンカマス=安いれんこん代わり?他のレシピいろいろ
私は今年初めて買ったシンカマスですが、本当にいろんな料理に使えて便利です。
生で食べるとちょっとえぐみがあるのですが、淡泊な味とシャキっとした歯ごたえはレンコンみたいです。
レンコンはセブではめったに買えませんが、レンコンを使うと美味しい火を通す系の料理なら、シンカマスで作っても大体美味しいんじゃないかな、と思います。
これまでにもいくつかシンカマスレシピを紹介しています。
ひじきとシンカマスのデリ風サラダと、ベーコンシンカマス炊き込みご飯もそろそろまた作ろうかなと思っています!
↑これは初めて試した時の記事で、失敗例もあります!
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