少し前にセブにある日本のリサイクルショップで釜飯容器（ミニミニ土鍋のようなもの）を買ってから、12月になったら作ろうと思っていた料理があります。
有名駅弁「おぎのや」の「峠の釜飯」の容器
チキンクリームシチューをパイで包んで焼く、チキンポットパイです！
ちょっと前にThe Market Place（セブの高級寄りスーパー）で買った冷凍パイシートを使い、大きめの釜飯容器と小さめのココットの2つで作りました。
中に入れるクリームシチューは、フィリピンでは高い日本のシチューのルウは使いません！
ホワイトソースから作るレシピを紹介します。
＜チキンポットパイ 材料 2.5食分くらい＞
- 鶏もも肉 160～200g
※今回やむを得ず鶏胸肉を使いましたが、もも肉の方が美味しくできます！ - 塩 小さじ1/3
- バター 10g
- 人参 1本
- じゃがいも 2個
- 料理酒または白ワイン 大さじ2
- 水 160ml
- 顆粒コンソメ 小さじ1/2
～ホワイトソース材料と追加の具材～
- 玉ねぎ 1/2個
- マッシュルーム 100g（ミニサイズのパウチ1袋）
※私はパウチを使いましたが、生の方が美味しいです - バター 30g
- 薄力粉＝Cake Flour 大さじ3
- 牛乳 350ml
- 顆粒コンソメ 小さじ1/2～小さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 胡椒 少々
- ブロッコリー ひとつかみ
※冷凍でも生でも。無くてもOK - モッツァレラチーズ ひとつかみ
※無くてもOK
～パイ部分～
- 冷凍パイシート 1枚
※使うのは実質2/3枚分くらいです - 卵黄 1個分
- 水 大さじ1
- 薄力粉（打ち粉として） 少々
①玉ねぎ1/2個は薄切りにし、鶏肉と人参1本とじゃがいも2個は一口大に切ります。
鶏肉には塩小さじ1/3をかけておき、じゃがいもは水にさらします。
ポットパイにする場合、通常のシチューよりも具は小さめにした方が食べやすいと思います。
②厚手の鍋にバター10gを溶かし、中火で鶏肉を炒めます。
私は今回胸肉を使ってしまったので固くなることを恐れて大して焼きませんでしたが、鶏もも肉があればいい色になるまでしっかり表面を焼いた方が美味しくなります。
続いて人参と水からあげたじゃがいもを加え、全体にバターがからむように炒めたら、酒または白ワイン大さじ2を加えて蓋をし、酒が沸騰したら水160mlと顆粒コンソメ小さじ1/2を加えて8分ほど弱火で煮ます。
③8分くらい経ち、人参やじゃがいもに火が通っていることを確認したら、火を止めておきます。
④ホワイトソースを作ります。
フライパンにバター30gを入れて弱火にかけ、薄切り玉ねぎとマッシュルームを加えてしんなりするまで炒めます。
玉ねぎが透き通ってきたらそこへ薄力粉大さじ3を加え、ヘラなどで混ぜながら弱火で3分、焦がさないように炒めて火を通します。
⑤薄力粉の粉っぽさが無くなってペースト状になったら一旦火を止め、牛乳350mlのうち50mlほどを加えて、ヘラでペーストを伸ばします。
弱火を付けて、もう50mlずつ牛乳を加えてはペーストを伸ばすようにヘラでよく混ぜる、というのをあと2回くらい繰り返し、下画像くらいになめらかになったら残りの牛乳を全部加えてよく混ぜます。
⑥さらに顆粒コンソメ小さじ1/2（小さじ1でもいいかも）と塩小さじ1/4を加えてから、ヘラで時々かき混ぜながら弱火で5分煮ます。
もったりとしてきたら味見をして胡椒少々、場合によっては顆粒コンソメを追加して、ホワイトソースは完成です。
⑦③で作っておいたチキンと野菜のスープに、ホワイトソースを入れて混ぜ合わせます。
弱火にかけ、全体がなじんで温まったら、解凍した冷凍ブロッコリーとモッツァレラチーズ各ひとつかみを加え、チーズが溶けるまで煮たら完成です。
私はこの日シチューとして1杯食べ、残りはポットパイ用の容器2個に移して冷蔵庫に入れておきました。
⑧さて、いよいよポットパイです。
オーブンは220度に予熱しておきます。
冷凍パイシート1枚は冷蔵庫に移して解凍しておき、打ち粉として薄力粉を薄くまぶしたまな板の上で、ポットパイに使う器のサイズより2cmくらい大きい丸型に切ります。
今回使うおぎのやの釜飯容器（ふちの外径11.5cm）より少し大きいくらいの器を探したところ、外径14.2cmのケーキ型がちょうど良さそうだったので、パイシートにケーキ型を載せて包丁で切りました。
⑨シチューを入れた器を用意します。
シチューが熱かったり、シチューの量が多すぎるとパイが膨らみにくくなるので、常温くらいのシチューを器の6～7分目くらいまで入れるようにします。
私はチーズを少し足しました。
卵黄1個に水大さじ1を入れて溶いたものを、のり代わりに容器のふちに刷毛で塗ります。
そこへ丸く切ったパイシートをかぶせ、隙間ができないように指でしっかり器のふちにくっつけます。
生地を引っ張りすぎないように、でも隙間なく丁寧にくっつけます
⑩さらに、パイの表面にも卵水を塗ります。
私は最後につまようじでちょっと模様をつけました。
これをオーブンに入れて220度で10分、いい焼き色が付いたら200度に温度を下げて5分焼きました。
⑪うまく焼けました！
⑫熱々のパイをスプーンで割り、中のシチューと崩したパイを一緒に食べます。
チーズ足して正解でした
つくるのはちょっとだけ面倒でしたが、やっぱりパイを割るときにテンションが上がりますね～。
相変わらず暑いセブですが、クリスマス気分が高まりました！
また、パイシートを丸くくりぬいた時に余った部分も無駄なく使おうと、ソーセージロールも作ったので、そちらも後日紹介したいと思います。
これも簡単で美味しかったです。
クリスマスっぽいご飯を食べたい時は、ぜひ作ってみてください！
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