Soy & Bean豆腐と鶏胸肉で作るチキン豆腐ナゲット

お肉料理

今日は、フィリピン・セブで買える豆腐と鶏胸肉を使って作るチキン豆腐ナゲットのレシピを紹介したいと思います。

チキン豆腐ナゲットを作りたい理由:マヨネーズ消費について

先日、血迷って一人暮らしなのに1キロ入りのマヨネーズを買ってしまいました。

1キロ入りキューピーマヨネーズ

デカイ…

私の住むセブでは、日本のキューピーマヨネーズが450gの普通サイズで290ペソ~350ペソ前後=約780円以上もします。

メトロスーパーITパーク店のキューピーマヨネーズ

最寄りのメトロITでは450g396ペソ(千円超え!)と引くほど値上がりしてました

でも、この間ランダースに行ったときにベトナム製キューピーマヨネーズ1キロサイズが305ペソでして、つい買ってしまったんです。

日本直輸入キューピーマヨvsベトナム製キューピーマヨ

別のセール時の日本製キューピーマヨvsベトナム製キューピーマヨ@ランダースセブ。日本製のはだいぶ高いです。

私、4年くらい前にもセブで1キロ入りベトナムキューピーマヨを買って、全部使い切るのにだいぶ時間がかかりました。最後の方はちょっと味が変わっていた気もしたので、それ以来マヨネーズは毎回500g以下のものを買っていたんです。

でも安さに負けて大きいのを買ってしまった以上、こいつを無事に使い切るためのレシピを増やしたいと考え、思いついたのがチキンナゲットを手作りすることです。

さらに今回はもう1つ挑戦したかったことがあります。
これまでこのブログで何度か紹介したように、私の住むフィリピン・セブでは(皮や軟骨があまり混ざっていない)シンプルな鶏ひき肉が買えるお店が少なく、私の知る限りではSMシティセブかパークモールのスーパー(Save more系列の大きめスーパー)でのみ買えていました。

つい先日オープンしたSM Jモールのスーパーにも同じ鶏ひき肉があることを期待したのですが無くてがっかりしたので、「近所で買える鶏胸肉を自分で挽肉にしたい」「でも包丁で細かくするのは包丁とまな板を洗うのも面倒なので避けたい」と思い、自宅にあるミキサーの付属品のチョッピングカップ(電動のぶんぶんチョッパーぽい道具)で鶏胸肉をミンチにするのに挑戦してみたんです。

チョッピングカップ/ミルサー/チョッパーで鶏ひき肉

上手くできたので、レシピを紹介します!

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲットのレシピ

<豆腐チキンナゲット 材料 16個分>

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット 材料

豆腐1パック55ペソ、鶏胸肉200g65ペソくらいでした

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット 材料

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット 材料

  • 鶏胸肉 200g
  • 木綿豆腐 150g
    ※今回はSoy & BeanのChinese Tofuを使いました
  • タピオカ粉=Tapioca Starchまたは片栗粉 大さじ2
  • マヨネーズ 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • 顆粒コンソメ 小さじ1
  • 塩 小さじ1/4
  • ホワイトペッパー 少々
  • しょうが 1かけ
  • にんにく 1かけ
  • 揚げ油 適量
  • ケチャップ、中濃ソース、パプリカパウダー、マヨネーズ、ブラックペッパー等
    ※ソース用

①まず豆腐をレンジで水切りします。豆腐150gをキッチンペーパー2枚で包み、電子レンジOKなお皿に載せて2分ほどレンジ加熱します。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ 豆腐の水切り

レンジから取り出してお皿に出た水分や濡れたキッチンペーパーを捨て、新しいキッチンペーパーで包んでから重しになるものを載せ、15分くらい置いて粗熱をとりながらさらに水分を抜きます。

ちなみに、Soy & BeanのChinese Tofuのパックには500gと書いてあって、私はてっきり豆腐自体の重さが500gあると思っていたのですが、今回一丁をはかってみたところ400g弱しかありませんでした…。500gというのはパックに入っている水の重さも込みなのかもしれません。

②豆腐を冷ましている間に鶏胸肉を挽肉にします。鶏ひき肉が買える方はこの工程は無しで、普通に挽肉200gを使ってください。
鶏胸肉200gを、キッチンばさみで1.5cm角くらいの大きさに切りながらチョッピングカップ(またはぶんぶんチョッパー的なみじん切り道具)に入れていきます。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ 鶏胸肉 チョッピングカップで自分で挽肉に 

包丁とまな板を使って普通に切ってもいいのですが、キッチンばさみを使った方が格段にラクです。

私のチョッピングカップは、本来乾燥したナッツや小魚などの乾物類を粉末状に砕く目的の道具です。
肉をミンチにするには、ミンサー(挽肉機)という専門の道具があるので、今回私がやってるのはチョッピングカップの邪道的な使い方になります。
粘度のある肉を砕くことで負担がかかり機器が故障する恐れもあると思うので、注意してください!

中身が多すぎると刃がうまく回らないと思い、200gの鶏胸肉を100g×2回に分けてチョッピングカップに入れて回したところ、Low(低速モード)20秒ほどでけっこういい感じにミンチになりました!

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ

肉が偏るので10秒かけてならし、また10秒かけたところ

え、こんなに簡単にできるん…?と拍子抜けしたくらいです。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ チョッピングカップで挽いた鶏ひき肉

③ミンチにした鶏肉をボウルに入れ、そこへ水切りした豆腐も潰しながら加えていきますが、さきほど使ったチョッピングカップで豆腐も15秒ほど回すと簡単です。
さらに、マヨネーズ大さじ2、タピオカ粉または片栗粉大さじ2、砂糖小さじ1、顆粒コンソメ小さじ1、塩小さじ1/4、ホワイトペッパー少々、生姜とにんにく各1かけをおろしたものを加え、手で良く混ぜます。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ

なめらかになりました

④ナゲットを作る時に2本のスプーンを使ってたねを成形する方法もありますが、私は手に油を塗って丸めるほうが楽に綺麗にできると思っています。

ボウルの横に分量外のサラダ油を少し入れた小皿を置いておき、両手に油を薄く塗ってから肉だねを手で俵型にしていきます。
最初から俵型を目指して成形するよりも、まんまるの球体を作ってから潰して楕円にする方が簡単に形が揃うように思います。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ

⑤フライパンの底から1.5~2cmくらいまでサラダ油を入れて170度くらいに温めます。
そこへ成形した肉だねを入れ、途中で返しながら全体がきつね色になるまで6~8分ほど揚げます。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット レシピ

⑥油を切り、ケチャップやマヨソースを添えます。
ケチャップにウスターソースか中濃ソースか焼肉のたれ少量とパプリカパウダーを加えたお手軽バーベキューソースが一番おすすめですが、ちょうど中濃ソースが切れていたので、ケチャップ+パプリカパウダーのBBQソースもどきと、マヨネーズに黒胡椒を多めに加えたものを添えました。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット

食べながらケチャップとマヨを混ぜてオーロラソースにしてもいいですね。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット

中もぎっしりしっとり

感想ほか

この豆腐チキンナゲットは、マヨネーズを使うことでたねに卵と油を別途加える必要が無くなりますし、マヨが味付けにもなり、鶏胸肉がしっとり食べられる気がします。
また、お豆腐が入っているのでふんわり仕上がり、気持ちヘルシーでもあります。
16個できたので7個食べて、残りは冷凍しました。

鶏胸肉でつくる豆腐チキンナゲット 冷凍

翌日ポテトと一緒に揚げて速攻完食しました

フィリピン・セブでは鶏胸肉は200g65ペソ前後、木綿豆腐もSoy & Beanのものなら150g20ペソ前後で買えるので(2024年現在)、外で食べるよりもだいぶ安上がりでもあります。
最近フィリピンでもマクドナルドのチキンナゲットは高いですからね…。

マクドナルドフィリピンのチキンナゲット

参照:フィリピンマクドナルド公式FBより

↑定価だと、単品ナゲット6個で100ペソちょっと=約300円くらい。

ふと日本のマクドのナゲットの値段を調べてみたら、今5個で260円なんですね!もう日本とフィリピンの価格ほぼ同じですね…。

今回の手作りナゲットは、お豆腐でかさまししているのでマクドやジョリビーのナゲットに比べると肉々しさは控えめですが、Soy & Beanで売ってる豆腐ナゲットよりはだいぶ美味しいと自負しています。
※私があの店の豆腐商品で唯一もう買わないと思ったのが、スカスカの豆腐ナゲットでした

そして、これまでわざわざSMシティセブまで行って買っていた鶏ひき肉を、これからは徒歩圏内スーパーで買える胸肉でいつでも作れるということが確認でき、感無量です。

それにしても、ミキサー(ブレンダー)に無料でついてきたチョッピングカップさん、大活躍しています…!

ダイエットや筋肉目的で鶏胸肉を使ったレシピをお探しの方、それから丈夫なチョッピング機能つきミキサーやぶんぶんチョッパーをお持ちの方は(少量から様子を見ながら)、試してみてください!

おまけ:ベトナム製キューピーマヨを買う人への注意

今回使ったベトナム製のキューピーマヨネーズは、ここフィリピン・セブでは会員制スーパーのランダースや一部スーパーで買えますが、日本製キューピーマヨの半額近いのでお得度は高いです。

でも大きなデメリットがあり、ベトナム製マヨネーズの注ぎ口?に、日本製のと違って細口のものがついていないんですよね。

ベトナム製のキューピーマヨネーズの星型のみの注ぎ口

ベトナム製キューピーマヨネーズの星型オンリーの注ぎ口(2024年現在)

日本製キューピーマヨなら、セブで買ったものでも細口&星形のダブル口金になっています。

日本のキューピーマヨネーズの注ぎ口

参照:日本のキューピー公式HP

私、4年前に1キロベトナムキューピーマヨを買った時にも星形オンリーの注ぎ口にがっかりしたのに、今回そのことをすっかり忘れていました。
日本製キューピーマヨの赤いダブルキャップを洗ってとっておいて、ベトナム製キューピーマヨに取り付けることができれば良いのですが、果たしてサイズが合うのかどうかは試していないのでわかりません。

また、味に関しては日本製とベトナム製を同時に食べ比べしたことは無いのですが、しいて言うならベトナム製キューピーマヨの方が若干酸味が少なく脂っこいような気がしないでもないです。
でも自信は無く、この味の感想は、ベトナム製の1キロどデカサイズの容器を見てから食べることによる心理的な影響もあるかもしれません。
(ほんと、1キロ入りは見てるとウッとなるくらい大きいんで…)

とはいえ、フィリピンで買えるキューピー以外の良く分からんマヨネーズに比べると、ベトナム製でもさすがキューピーという感じで全然美味しいので、節約したい方やマヨラーの方は、注ぎ口の違いや消費期限内に1キロを使い切れるかどうかを検討したうえで買ってみることをおすすめします!

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