第一回ソーセージ選手権開催@フィリピン・セブ

お肉料理

今、私の家の冷凍庫にはこれまでで一番多い、4種類ものソーセージ(ウインナー)があります。

フィリピン・セブで買えるソーセージ4種類の比較

どれもフィリピン・セブで買える、そこまで高級品ではないものです。

一度にこんなに種類が揃うこともそうないので、この機会に4種類のソーセージ食べ比べ選手権を開催することにしました。

ポトフ編・ソテー編で、くらべてみた感想をシェアしたいと思います!

比較するソーセージ4種

今回比べるのはこの4種類です。

フィリピン・セブで買えるソーセージ4種類の比較

フィリピン・セブで買えるソーセージ4種類の比較

①Purefoods デリブレックファストソーセージ
去年このブログのコメントで教えていただいて以来、ほぼ常備している使いやすいソーセージです。小ぶりサイズで240g180ペソ前後。

②日本ハム 業務用あらびきポークウインナー
フィリピンの会員制スーパーランダースで先月やっていた日本祭りで買ったものです。500g699ペソがセールで約350ペソでした。

③Johnsonville Little Smokies
これもランダースのセールでついこないだ買ったソーセージです。アメリカのJohnsonville(ジョンソンヴィル)ソーセージの中では、Little Smokiesは燻製感があり、脂控えめ・小ぶりサイズで固めの食感です。200g199.25ペソのものがセールで184ペソでした。

④チキンソーセージ
これだけはいただきものなので原産国と値段がわかりませんが、①~③と違ってチキンなので一番色が薄く、味もあっさり目です。

ポトフで比較

ポトフはいつものレシピで、ベーコンが切れていたので肉類はソーセージだけを入れて作りました。

4種類のソーセージが入ったポトフ、壮観です(笑)

フィリピン・セブで買えるソーセージ4種類をいれたポトフ

ポトフの場合、あまり煮込みすぎるとソーセージ自体の味が抜けるので、ソーセージを入れてからは4分程度しか煮ていません。

食べてみた感想はこちら。

①Purefoods デリブレックファストソーセージ:食べ慣れた味で、ちゃんと美味しかったのですが、サイズが若干小さいのでポトフにした時の存在感がすこし弱めです。
甘過ぎず、塩辛すぎず味のバランスは良いです。②と③にくらべると皮の食感がポトフにするには物足りないかもしれません。

②日本ハム 業務用あらびきポークウインナー:一番美味しかった!シンプルに焼いたときにはそれほど重視していなかったこのあらびき感が、ポトフにするには最高に合っていました。大きめサイズもポトフらしさが出て良いです。
ポトフの場合、噛んだときの皮の弾力が強いもの、中身の味が濃い方がより美味しくなることに気づかされました。

③Johnsonville Little Smokies:これも、燻製によって固めに仕上がっている外側の皮がポトフ向きでした。皮固め・味濃いめなのが、周りのスープとの食感や味の違いがはっきりと際立って、美味しかったです。
②のあらびきソーセージは味濃いめでも甘みが強めで、一方こちらは塩味が強めな気がします。

④チキンソーセージ:②や③にくらべて皮が弱い分、一番スープの味がソーセージに染みこんでいました。鶏肉と野菜スープの相性が良いからか、何の違和感もなくポトフのスープになじむので、これを使うのが一番優しい味のポトフになると思います。
ソーセージを際立たせたいなら食感が固めのソーセージを選ぶべきですが、なじませたいならチキンソーセージもありです。

ポトフに入れて一番美味しかったのは、ダントツで②の日本ハム業務用あらびきソーセージでした!
私、これを買ったときの記事では、別にそこまで美味しくない(定価では買わない)とか言ってたんですけどね。
ポトフにしたらその良さがものすごく発揮されました。残ってるあらびきソーセージは全部ポトフかスープにして食べようと思いました。

難を言えば、日本製なので値段が高いのと、ジャパンフェストという特別なセール期間が終わったらもうセブでは買えなくなる恐れがあることでしょうか…!

シンプルソテーで比較

次に、解凍した各ソーセージを、シンプルにフライパンで焼いただけのものを比較してみます。
普段ならちょっとお湯を入れてボイルしてから焼きますが、味が混ざりそうなのでサラダ油でソテー(蓋をしてちょっと蒸し焼き)のみです。

フィリピン・セブで買えるソーセージ4種類の比較 ソテー編

塩胡椒や醤油もかけず、全部そのまま焼いただけのものを食べ比べた感想です。

①Purefoods デリブレックファストソーセージ:ポトフで煮たときよりも焼いた時の方が、皮のプリっと感がちょうど良く感じられました。
4種類全部食べくらべてみると、正直一番ジャンクな味です。
日本在住で平均的な味覚の人に目隠しして4種類食べてもらったら、たぶん多くの人が②のあらびきソーセージを一番美味しいと言うし、この①のデリブレックファストソーセージはフィリピンローカルのやつですよ、というと「そうだと思った」と言われると思います。
他の3種類にある上品さがあんまり無いんですよね(笑)でも、それと美味しいかどうかは別で、私はこの適度なジャンク感が好きです。

②日本ハム 業務用あらびきポークウインナー:やっぱり焼くと、脂の甘さがしつこいと私は感じてしまうんですよね。一般的には一番人気がありそうだと思います。
一本食べたらもうしばらくソーセージはいいや…、となるんで私はポトフ以外ではこれを定価で買うことは無いです。

③Johnsonville Little Smokies:4種類の中で一番肉の味が凝縮されてる感じで、好みの系統の味の濃さです。②のあらびきソーセージも濃いんだけど、こっちの方は甘みより塩味強めなので、小さいのにご飯が進みます。
身体には悪そうかも…?(まあソーセージ全般悪そうですが)
200gと容量小さめだし、またランダースでみつけたら買うと思います。

④チキンソーセージ:ポトフの時はそれほど強い印象はありませんでしたが、焼いた時の味が気に入りました。皮の弾力は一番弱かったけど、他の豚肉ソーセージのようにしつこさが無くてもたれないんですよね。後味が良いので朝食にしょっちゅう食べるならコレです。

総評

日本ハムのあらびきソーセージがポトフでいかに美味しくなるかということに、びっくりしました。

そして味が薄いかと思っていたチキンソーセージは、焼いた時に結構鶏肉のうまみがしっかり感じられ、スパイスの味も濃すぎないため後味あっさりで、朝ごはんに適しているので今度は自分で買っても良いなと思いました。

また、値段的に安く、買える場所も比較的多いPurefoodのデリブレックファストソーセージは、皮のパリッと感は弱いのですがソテーして食べると十分美味しく、安定のバランスの良さでした。
上品さは一番無いのですが(笑)、私の食生活ではソーセージは煮るより焼く機会の方が断然多いし、リピートしやすいのはやっぱりこれですね。

4種類の中で一般的日本人の知名度はたぶん一番高いJohnsonvilleのソーセージについては、今回私が異端なLittle Smokiesを使ってしまったためにブランドの特性を十分に発揮できなかった気がします。
(Johnsonvilleのソーセージシリーズの中ではLittle Smokiesは補欠的な存在かも…)

日本のあらびきとチキンソーセージは同じものをいつどこで買えるかがわからないので微妙ですが、デリブレックファストソーセージとJohnsonvilleの各種ソーセージはフィリピン・セブ在住で興味のある方はぜひ試してみてください!

今回参加できなかった高級ソーセージ@セブについて

ちなみに、今回試したものよりももっと高級な輸入ソーセージを買えるお店もセブにはあります。

ヨーロッパ系のソーセージはStreetscapeにあるデリ併設レストランやThe Market PlaceやITパーク近くのEuropeのDeliコーナーなどで、日本や台湾などのソーセージはCarne & Deli(通販)やCrossroadsにあるButcher’s Labという台湾系のお店などで売られているのを見ました。

フィリピン・セブのデリにある輸入ソーセージ

このあたりの輸入ソーセージは一袋500ペソ以上するので、私にとって普段使いするにはちょっと高いのですが、より本格的なものを求める方はぜひ試してみてください。

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