先日、製菓材料店「Caro & Marie」で購入したタピオカ粉を使う料理を探していて、ブラジルのもちもちチーズパン「ポンデケージョ」を作ることにしました。
タピオカ粉以外はスーパーで手に入る食材ばかりで作れ、グルテンフリーかつ腹持ちの良いおやつになったので、レシピを紹介します！
ポンデケージョの材料・レシピ
<ポンデケージョ材料 20個分>
タピオカ粉は製菓材料店Caro & Marieで500g38ペソで購入しました
ランダースでデリバリー注文の際、間違って大きすぎるサイズを買ってしまったクラフトの粉チーズ。日本の2倍くらいの太さです。
- タピオカ粉 230g
- 塩 小さじ1/4
- 牛乳 100ml
- 水 100ml
- オリーブオイル 大さじ1
- 粉チーズ 70g
- 卵 1個
- お好きな追加の具（ベーコン・スライスチーズなど）
私は追加の具として、一部の生地に、ベーコンみじん切り+スライスチーズの千切り、そしてセブのダイソーで買った明太子ふりかけの「あかり」を入れることにしました。
明太子ふりかけ「あかり」は以前セブのダイソーで見つけましたが、最近は見かけません。
①タピオカ粉230gと塩小さじ1/4をはかり、大きめのボウルに入れて混ぜておきます。
②牛乳100mlと水100ml、オリーブオイル大さじ1を鍋に入れて温め、沸騰直前で火からおろします。
熱いものをそのまま、①のボウルに注ぎます。
③最初はヘラなどで混ぜ、手で触れるくらいの温度になったら、卵1個を溶いたものと粉チーズ70gを加え、しっかり混ざるまで手でこねます。
④ものすごくべたべたしますが頑張ってこね、きれいに混ざったら一度手を洗います。
ベーコンや追加チーズを入れたい場合はその前に入れます。
少量のオリーブオイル（分量外）を手につけ、直径4cmくらいに丸めます。
⑤200度に予熱したオーブンで20分焼いて出来上がりです。
べたべた対策について
タピオカ粉と牛乳・水・オイルの生地をはじめてこねましたが、今まで作ったいろんな生地（お団子、パン、ピザ、うどん等）とは別次元で、ものすごく手にまとわりついてきて重いです。
一番近い感触は食べ物じゃなくて「泥パック」だと思いました。
タピオカの弾力と粘りはスゴイです。でもこれがあのポンデケージョのもちもち感を出すんだな、と思います。
生地をこねてそのままオーブン天板に載せるつもりでしたが１回では丸められず、こね終わった生地を適当に20等分してバットにちぎっておいて、一度手を洗ってから手にオイルをつけると、綺麗に丸めることができました。
生地まみれの手でとりあえずちぎってバットに置いた状態。なんか苦し紛れ感が出てますね。
手にオリーブオイルをつけてから丸めると綺麗にできました。（左上のはオイル切れ） 作業前に小皿にオイルを入れておくとスムーズです。
丈夫なジップ袋などがあれば、そこに生地を入れてもむように混ぜる方が手が汚れにくくて楽かもしれません。
追加した具について
一番期待していた、明太子ふりかけの「あかり」を入れたバージョンですが、なんか『明太子味のあられをやわらかくしてみました！』みたいな味で、微妙でした。
明太子とポンデケージョの良さが両方打ち消されているような…。
「あかり」はご飯にかけて食べるのが一番美味しい、という結論です。
基本材料のみのシンプルバージョンは、外はカリッと中はもっちもちで、シンプルだけどほんのり粉チーズの味がして、お店レベルで美味しかったです。
そして味見で3つくらい一気に食べてしまう癖になる食感です。
外はカリッとしていますが中はやわらかくてもちもちです
タピオカ粉はグルテンフリーですし、もちもちしていて食べ応えがあるのでダイエットにもいいかと思ったのですが、ベーコンと追加チーズを入れたバージョンが美味しすぎたので、結局ダイエットにはならないかもしれません。
ベーコン、おすすめです。ベーコンのメーカーは、脂控えめなKing’sのアメリカンプレミアムベーコンが美味しいです。
次回は色の濃いチェダーチーズとベーコンで作りたいと思います。
また、残った分はタッパーに入れて冷蔵庫で保存しましたが、翌日食べる時は霧吹きで水を少量かけてからオーブンで焼くとちゃんともちもち食感が復活しました！
ポンデケージョは発酵も不要で工程がシンプルです。
こねる作業だけが大変（そして感触が不思議）ですが、その価値はあったので、また作ろうと思います。
ポンデケージョはセブで売られているのを見たことが無いので、食べたくなったらぜひ作ってみてください。
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