先日、ここフィリピン・セブでお勧めのハムやベーコン、ソーセージについてコメントで質問をいただきました。
フィリピンは美味しい加工肉が本当に少ない!ですよね。
ハムやベーコンについては以前このブログで少し書いたことがありますが、ソーセージには触れたことが無かったので、今日は私がセブで唯一6回以上購入したことのあるソーセージを紹介します。
Wolflinkのハラペーニョチーズソーセージ
私がセブでお勧めするソーセージは、ITパーク内にお店がある、ソーセージやベーコンに特化したレストラン「Wolflink」のハラペーニョチーズソーセージ(Smoked Jalapeno & Cheese Sausage)です。
店内飲食もできますが、ソーセージとベーコンの冷凍パックが売られていて、それだけ買って帰ることもできます。
確かこのお店のソーセージを初めて知ったのが4年以上前で、その頃に何種類か試した結果、ハラペーニョチーズ味が気に入りました。
今回コメントで思い出して1年ちょっとぶりに買ったのですが、なんと以前に比べて値上がりしていました…。
昔は5本で320ペソ(1本64ペソ)だったのが、今(2023年)は2本で200ペソ(1本100ペソ)です。
でも味は変わらず美味しかったですし、実は冷凍ソーセージ5本パックって、解凍して数日内に5本全部を食べきるのは一人暮らしにはキツイと思っていたので、2本パックになったことは逆に良かったかもしれません。
ちなみに、他の種類のソーセージもあるのですが、このお店で一番オーソドックスなソーセージである「Breakfast Piggy」は私はあまり好きではありません。
以前1度だけ買ってその後リピートしなかったのですがその理由を忘れていて、今回改めて味の変化も期待しつつ買ってみたところ、やっぱり好みではありませんでした。
まずい(臭かったり変な味がする)、というわけでは決してないんですが、なんか「雑な味」なんですよ。
ポトフにしても美味しく食べれるような、シンプルだけど豚肉の自然な甘みと旨みを感じられるソーセージには、セブでは今のところ出合えていません。
ハラペーニョチーズソーセージの調理方法
さて、おすすめしたハラペーニョチーズ味のソーセージですが、調理方法はいたって簡単です。
パッケージ裏に書いてあるように、常温に1~2時間おいて(もしくは冷蔵庫内で一晩おいて)解凍し、フライパンで8~10分焼くだけです。
私はソーセージはいつもスキレット(分厚い鋳鉄製のミニフライパン)で焼くのですが蓋をするとかなり高温になるので、6分位で仕上がります。
ハラペーニョは青唐辛子の酢漬けで、ほんの少しスパイシーですが、そこまで量は入っていないので辛い物好きでなくても美味しく食べられると思います。
チーズもたっぷりではないので、ちゃんとお肉の味が感じられます。
スキレットで野菜と一緒に焼くだけで(味付けは塩胡椒程度)、あとはご飯とインスタント味噌汁をつければそれだけでランチになるのがとっても便利です。
セブで試した(リピ買いには至らなかった)ソーセージたち
問題は、上のWolflinkでは美味しい(と私が思う)のはハラペーニョチーズ味だけなので、ポトフなどの料理に使いたい時には向きません。
これまで、輸入商品が多い会員制スーパーのランダースでもいくつかソーセージを試しましたが、高かったりまあまあだけど気に入るほどではなかったり、入荷しなくなったりで、どれもリピートには至っていません。
例えば日本でもコストコや成城石井などで売られていて人気のアメリカのジョンソンヴィル(Johnsonville)のソーセージもいつの間にかランダース・セブには入荷しなくなりました。
一度だけ試したこの青のイタリア製のソーセージは、なんだかぼやけた味でリピートはしませんでした。
あとフィリピンの他スーパーでもよく見かける缶入りの安ウインナーも一度だけ買いましたが、予想通りの「化学調味料味」だったので、お肉の味や歯ごたえを楽しむことは難しいです。
コロナ前、セブへもマニラから豚肉加工品がスムーズに入って来た時代(2019年まで)は、今よりももう少し手に入るソーセージの種類が豊富で良かったのですが。
一度、豚ひき肉とハーブたっぷりで自分でソーセージを作ってみたこともあり、まあまあ美味しかったのですが、さすがに腸を買って自宅で詰めるまではできず(想像するだけで怖い)、やっぱり皮のパリッと感を味わいたいので、できれば外で美味しいソーセージをもう一種類くらい見つけたいと思っています。
今後試してみたいソーセージ
ただ、ソーセージに関しては、他の食材にくらべて私は全然試し切れていないと思うんです。
理由ははっきりしていて、よさそうな物は輸入品中心でやたら高いからです。
ITパークから徒歩圏内のTinderboxというデリ併設レストランではソーセージ数種類や私の好きなターキーハムもよく並んでいますが、大抵400ペソ後半から700ペソもするのでめったに買いません。
味は一定以上のレベルではあると思うので、高くても本格的なソーセージが食べたい方にはおすすめです!
それから、先日バニラドにあるStreetscapeに行ったときに、左側(ジェラーティシモやCBTLの並び)にできていた「Dan’s Deli」というお店で、日本製のあらびきソーセージが売られているのを見かけました。
オーソドックスな朝食やポトフにも使いやすそうで気にはなったのですが、700ペソ=約1750円ですよ?
ソーセージ一袋に1500円以上はちょっと出せません。
ただ、上の写真に写っている他の285ペソ/360ペソのソーセージなら、今後気が向いたら買ってみようかな、とも思っています。
特に500ペソ以上のものは私はなかなかトライする機会がないので、気になるものがあれば & 懐具合が許せば、試してみてください!
追記:PURE FOODSのデリブレックファストソーセージ
後日、この記事のコメントで教えてもらった、PURE FOODSのデリブレックファストソーセージを買いました。
バニラドのStreetscape内にあるGaisano Market Squareというスーパーで、240g(ミニサイズ16本入り)181.5ペソでした。
あっさりしていて癖も無く美味しかったです。良いのを教えてもらって、Kyokoさんありがとうございます!
ただ、初めて料理した時にちょっと失敗しました。
この画像でわかりますでしょうか…?
上のソーセージを一口食べた時、皮がめっちゃ固いよ、Kyokoさん…?と思い、パッケージを良く見たら「解凍後、包装(Casing)を剥いてから調理して下さい」と書いてありました。
この商品、無色の薄いビニールのような食べられない素材の皮(包装)がついています。なぜか焼いても溶けなかったので、焼き上がりまで気づきませんでした。
結局皮をむいてからもう一度良く焼いて美味しく食べましたが、皆さんは調理前にソーセージを包んでいる薄い皮を取り除いてくださいね。
ポトフにしても美味しかったので、また次に見つけたら私も2袋ほど買い置きしようと思います!
追記2:PURE FOODSのデリブレックファストソーセージの包装変更について
上のPure foodsデリブレックファストソーセージですが、2023年9月に買ったら、いつの間にか個別のプラスチック包装が無くなっていました。
パッケージの調理方法にあった「解凍後、Casingを外してから~」の記載も無くなり、解凍後そのまま焼けるように変わっていました!
個別のパッケージが無くなっても、凍っている状態で2個(または1個)ずつ取り出しやすいのは変わらず、より料理に使うのが楽になったので、良い変更でした。
使う時は一応Cooking Instructionsを見て、Casing(食べられない皮)がついているタイプかどうか確認することをお勧めします!
コメント
ソーセージの情報、欲しかったので、今回のブログ、とっても嬉しいです😆
早速、後でハラペーニョチーズソーセージを買いに行きます。
私は今のところ、PURE FOODSのBREAKFAST SAUSAGEが好きでMETROで買っていますが、いつもあるとは限りません。
数日前にITパークのMETROで見つけ、思わず3袋買ってしまいました。
PURE FOODSにはBEEF SAUSAGEもありますが、これは私の口には合いませんでした。
セブキッチン日記さんの情報は、本当に貴重で助かっています。
いつもありがとうございます😉👍🎶
おはようございます、コメントありがとうございます。
PURE FOODSですか!
ここのチキンハムは良く買っているのに、ソーセージの存在には気づきませんでした😳
しかもBREAKFAST SAUSAGE、ローカルなのにフィリピンらしい赤やピンクの色付きでないのもいいですね。見つけ次第買ってみます!こちらこそ、良い情報をありがとうございます!