フィリピン・セブで買った家電の4年使用後レビュー第三弾は、オーブンとブレンダー(ミキサー)です。
満足度は最高で★5つ、最低で★1つで表します。
購入価格は2018年当時のものです。
購入当時は今より円高で1ペソ=2.04円くらい(ペソ額を2倍するとほぼ日本円額)でしたが、現在のレートは1ペソ=2.2円くらいです。
コンベクションオーブン 8820ペソ
DeLonghi スフォルナトゥットミニ コンベクションオーブン EO12562
9799.75ペソ→セールで8820ペソ
満足度★★★★★
定期的にマカロニグラタンやチーズケーキを作りたくなる私は、オーブンは絶対欲しいと思っていました。
セブで手に入るオーブンはガス/電気、国産/輸入などいろいろありますが、うちのコンドミニアムに置けるのは電気オーブンだけです。
■選んだ理由:ローカルブランドの電気オーブンは大体5千ペソ位からありますが、トースターに毛が生えたようなものも多く、デザインも例によってあまり良くないものばかりでした。
一方イタリアやドイツからの輸入物は1万ペソ弱から3万ペソまで幅広い商品がありました。
イタリアンブランドのデロンギ社のこのオーブンは見た目も可愛いし、高価すぎずコンパクトなのにコンベクション(風を送りながら焼く)機能がついているので、ピザが美味しく焼けそうで惹かれました。
私はフィリピンで海外ブランドの家電を買う時は、日本で同機種のものが販売されているかどうかを確認し、販売されていればアマゾンなどで日本人のレビューを見るようにしています。
洗濯機などは現地の事情に合わせて販売機種や機能が全く異なることも多いのですが、こういう調理家電なら結構日本と同じものがあります。
この商品も、日本でほぼ同じものが売られていました。
SMセブシティのデパートエリアで見ていたのですが、店員さんが親切にも『来週になったらデロンギ家電10%OFFのセールが始まるよ』と教えてくれました。
約2,000円安くなるので、有り難くアドバイスを受けて翌週に購入しました。
■4年使っての不満点:特にありません。しいていうなら、タイマーがデジタルではなく昔ながらのダイヤル式なので、1分単位の時間設定がやりにくいことくらいです。
ダイヤル式タイマーのレトロな見た目が可愛いのと、私はオーブンを使うときはいつも『アレクサ、25分のタイマーかけて』でAIスピーカーにちょうどの時間を声で知らせてもらうので、特に困るということもありません。
4年間使って故障も一切なく、トーストや焼き芋、ピザやケーキやグリル料理、ハーブの乾燥など、幅広い用途に使えているので、買ってよかったです。
あと、フィリピンや海外で日本でも売られている家電を買った後におすすめしたいのが、日本語の取扱説明書をダウンロードすることです。
私のこのオーブンについていた、英語の取扱説明書のオーブン機能使い分け解説部分はこちら。

フィリピン購入品についていた英語取扱説明書
超シンプルです。
そしてデロンギ・ジャパンHPからダウンロードした同機種の日本語版取扱説明書の機能紹介ページはこちら。
見やすさ、理解しやすさが段違いじゃないですか?
特に調理家電は、日本人好みのレシピが載っていることも多いので、日本語バージョンの取扱説明書があればとても役立ちます。
ブレンダー(ミキサー) 6900ペソ
Cuisinart ブレンダー CPB-300
11500→セールで6900ペソ
満足度★★★★★
ブレンダーとは、日本で言うミキサーです。
必須家電と言うわけではないですが、私はマンゴーやバナナやスイカなどのフルーツを買ってきてすぐに全部食べられず、とりあえず冷凍することがあるので、好きな時にフルーツシェイクを作りたいと思って買いました。
■選んだ理由:シェイク用に氷もしっかり砕けるパワフルなブレンダーを探していたところ、アメリカのクイジナート社製のものが丈夫&機能がシンプルで使いやすそうと思いました。
ローカルブランドは変にカラフル、でもクイジナートは1万ペソ以上で高いしな~と迷っていたところ、タイミングよくセールで大幅値引き。展示品のみでしたが即購入しました。
これも、日本でほぼ同じ機種のものが売られていました。
さらに日本なら別売りのChopping Cup(乾物などを粉末状に砕くもの)が付属していたのも購入の決め手でした。
商品についていた英語版取扱説明書には、用途(料理)別の使用ガイドがあるのですが、
なんかアメリカらしい説明書です。
一方同機種の日本語取扱説明書は絵入りで素晴らしく見やすいです。
かつおぶしや桜えびを粉にするときの設定なんて、アメリカの説明書なら絶対書いてくれないですよね。
おかげで、スマホに入れた日本語取扱説明書を見ながら、Chopping機能もちゃんと使っています。
■4年使っての不満点:これも特になし。4年間、故障もありません。
すごくシンプルな機能なので、まだまだ使えそうです。
音が大きいのはしょうがないのと、最初に「これ絶対いらん」と思ったやたらたくさんついているトラベル(持ち運び用)カップは一度も使っていません。
ちゃんと氷も砕けますし、じゃがいもやかぼちゃのポタージュスープを作ったり、Chopping Cupを使って大量のパセリをみじん切りにしたり、乾燥モリンガを粉末にしたりもできます。
本当ならフードプロセッサーが必要な「魚のすり身」も少量ならこのブレンダーでできました。
実は白身魚をこのブレンダーですり身にして、手作りさつま揚げを作るのに一度挑戦したのですが、まだ納得のいくレシピが完成していないので、美味しいものができればまた紹介したいと思います。
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