フィリピン・セブで買った家電と4年使用後レビュー② 冷蔵庫・IHコンロ・電子レンジ

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セブ・ITパークのコンドミニアムに引っ越してきたときに購入した家電製品と4年使用してのレビュー、第二弾です。

今回は、キッチン関連の家電のうち冷蔵庫・IHコンロ・電子レンジについて書きたいと思います。

満足度は最高で★5つ、最低で★1つで表します。購入価格は2018年当時のものです。
購入当時のレートは今より円高で1ペソ=2.04円くらい(ペソ額を2倍するとほぼ日本円)でしたが、現在は1ペソ=2.2円くらいです。

冷蔵庫 23995ペソ

Electrolux EBB2600MG 9.2cu.ft (Bottom freezer/No frost/Inverter)
28,095セールで23,995ペソ
満足度★★★★☆

セブで買った冷蔵庫 EBB2600MG

参照元:購入先の家電店Abensonより

■選んだ理由:汚れが目立ちにくいマット加工でフラットなデザインのもの、冷凍庫が下のものを探しました。自動霜取り機能とインバーターもマストでした。
パナソニックの冷蔵庫とも迷ったのですが、エレクトロラックスの方が内部が使いやすそうだったのでこちらに決定。
サイズは9.2キュービクルフイート=約260Lなので、日本でも一人暮らし用としては大きめです。これで充分足りると思ったのですが…。

■4年使っての不満点:機能には何の不満もありません。4年間で不調も一切なし。
なのに★が1つ少ない理由は、ただただサイズ不足です!
1.5倍のサイズ(12~14キュービクルフィート=約340~400L)でも良かったと思います。

フィリピンではとにかく虫が貪欲で、過去住んでいた一軒家での苦い経験から、私はなんでも冷蔵庫に入れます。
お米はもちろん、日本なら冷蔵庫には入れない乾麺、粉類、調味料全般、キャットフード、少しでも開封したお菓子や乾物も全部入れます。

すると必然的に日本の2倍くらいの容積が必要になってくるんですよね。
ちょっと恥ずかしいですがこれが中の様子です。

冷蔵庫中身 セブエレクトロラックス

赤枠が唯一のフリーゾーンです。

料理を作り置きしたくても空きスペースを常に計算しないといけなくて、スイカ一玉なんてとても買えません(せっかくフィリピンはスイカ安いのに…)。
せめてドアポケットを増やそうと思って一度代理店でポケットのみ追加購入(1個218ペソ)し、少ーしだけスペースは増えました。

また冷凍庫のサイズも大きいほど助かります。
以前発電機がついてない家に住んでいた頃は、停電時に溶けて無駄になることもあるのでそもそも冷凍の食べ物を大量に買うことはありませんでした。
ですが発電機付きのコンドに越してきてからは、特定のお店で好きなお肉や冷凍食材をまとめ買いして冷凍保存することが多くなったので、私の冷凍庫は常にパンパンです。

これからフィリピンで冷蔵庫を買う人は、日本での感覚の1.5倍以上のサイズを選ぶことを強くお勧めします!

あと、フィリピンでは小さめサイズの冷蔵庫だと、霜取りを自分でしないといけないタイプのものがまだまだたくさん売られています。
霜取りは、コンセント抜いて中身を出した冷蔵庫の横に待機し、ただただ氷(霜)が溶けるのを待っては拭うという地獄のような面倒さなので、自炊しないから小さい冷蔵庫でいい、と言う方も、霜取り不要のもの(No frostやFrost Freeという表記)を選びましょう!

IHコンロ 4995ペソ


Philips Induction Cooker HD4911
4,995ペソ 満足度★☆☆☆☆

フィリピン・セブの多くのコンドミニアムでは、火災防止のためガスコンロは使えません。
また調理器具自体が最初からついていないことも多いので、自分でIHコンロを買うことになります。
…これは、私が買った家電の中で、買い替えたいものダントツNO.1です。

■選んだ理由:シンプルなデザインで、タイマーや強弱が使いやすそうに見えた。
このメーカー・型番のものがいろんな家電店で売られていて、メジャーなんだと思って買ってしまった

■4年使っての不満点:1年未満で故障あり(無料で修理済み)。最も弱火のメモリに合わせても火が強すぎる

買って1年以内に電源が入らなくなりましたが、レシートと保証書を販売店(ルスタンスデパート)に持っていったら新品と交換してくれました。保証期間内だったので無料です。
でも、むしろ他の商品と交換してほしかったです。
理由は弱火が全然弱火じゃないことです。日本の中火くらいの感覚です。

取扱説明書を見ると、最も弱いメモリで400ワットとなっています。
日本のIHコンロだと、弱火は100~250ワットとかなんですよね。ここを確認せずに買ったのは本当に後悔しています。
おかげで、茶碗蒸しやプリンなどの蒸し物系(火が強いとスがたつ)、おでんやシチューなどの煮込み系の料理を作る時にかなり工夫を要するようになりました。

セブでも探せば最弱火モードの火力が弱い製品もあるようなので、次買い換えるなら絶対弱火のワット数は確認しようと思います。(でもなかなか壊れないんですよね)

電子レンジ(1台目)3798ペソ


Sharp Microwave Oven R-20A
3798ペソ 満足度★☆☆☆☆

■選んだ理由:あたため・解凍という基本的な機能があれば、あとは値段と見た目優先。
購入当時(2018年)、フィリピンの家電店ではターンテーブル式の電子レンジばかりで、日本で主流となっているフラットな底面のものがありませんでした。ターンテーブル式とは、お皿がくるくる回るやつです。
セブにもオーブンレンジはありましたが、機能が多すぎると壊れやすい・レンジが故障すると同時にオーブンも使えなくなるのは困ると思い、オーブンはもともとちゃんとした物がほしかったので別で買うことにしました(次回紹介します)。この判断は正解でした。

■4年使っての不満点:まず、買って6ヶ月後に、ガラスのターンテーブルが割れました。これは販売店で注文して717ペソで購入できました。
さらに3年目あたりから、内壁の塗装?メッキ?が剥がれてきました
前回の記事で書いた洗濯乾燥機の金属部分のサビを激しくしたような感じです。
そして3年4ヶ月後、レンジ使用中に剥がれた内壁部分から火花が飛んで、煙が出ました
電源は入るのですが、恐ろしくて使用をやめました。

安いものなのでしょうがないかもしれませんが、内壁が剥がれるってどんな雑な仕上げなの?と思います。

電子レンジ(2台目)4299ペソ


Mi Smart Microwave Oven MWBLXE1ACM
4,645→Lazadaで送料込4,299ペソ
満足度★★★★☆

■選んだ理由:一台目の反省を生かし、ターンテーブル式ではない、庫内を綺麗に保ちやすそうなフラットテーブル式のレンジを探していた時、Mi store(中国のXiaomiの家電ブランド)で、デザインもお洒落なコレを見つけました。

一台目(名前はシャープですが中身はほぼ中国)と同じ中国製ブランドですが、Xiaomiは割と製品の質が安定しているので、セブITパークのお店に行ったところ、なんと在庫切れでマニラから届くのがいつか分からないと言われました。
電子レンジが無い生活は結構不便なので、通販アプリのLazadaでXiaomiの製品を取り扱っている業者から購入しました。

■8ヶ月使っての不満点:機能には特に問題はありませんが、取扱説明書に英語が無く、中国語のみだったのが不便でした。
スマートレンジでスマホでも操作ができるのですが、スマホアプリ上で英語の説明は確認できます。(スマホで電子レンジを操作する必要があるかは置いておいて)

ずっとフィリピンにいるものですから、フラット式の電子レンジを始めて使ったのですが、本当に掃除しやすくていいです。

Xiaomi Mi電子レンジ フラットテーブル式

拭き掃除しやすい!

さらに、解凍モードの種類(肉/鶏肉/シーフード)、庫内掃除モード(脱臭と殺菌ができる)があるのも便利です。

あたためのパワーも5段階(ワット表記ではなく中国語で高火/中高/中火/中低/低火)あり、たこ焼きとかシチューとかを中火でじっくり、美味しく温めることができるようになりました。
1台目のシャープ製の昔ながらのレンジと値段はたいして変わらないのに、機能もデザインも掃除しやすさもこちらが上と言えます。
まだ購入から1年経っていないのでどれくらいもつかは気になりますが、今のところは★4.5くらい満足しています。

まとめと次回予告

これからフィリピンでキッチン家電を買う方には、私の失敗から、冷蔵庫は大きめサイズを・IHコンロは弱火のワット数確認・レンジはフラットテーブル式が良い、ということを伝えたいです。

レンジの故障の仕方はショックでしたが、私がフィリピンで買った家電のうち特に高いもの(冷蔵庫や洗濯乾燥機やエアコン)は4年間故障無しで使えているので、まあいいかなという感じです。
ここはフィリピンなので、このまま7年くらい使えたら御の字で、10年使えたら感動ですね。

次はオーブン、ブレンダー(ミキサー)、電気ケトルについて書こうと思ったのですが、この記事を書いているタイミングでなんと電気ケトルが壊れてしまいました
なので、近所の家電店等で二代目ケトルを見つけてからまた記事にしたいと思います。

また、2年ほど前にテレビ代わりに購入したプロジェクターや、日本から持ってきた家電についても後日書こうと思っています。

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