先日、製菓材料店のCaro & Marieに粉寒天を買いに立ち寄ったら、気になる器があって、しかも安かったので買ってきました。

長方形型 蓋つき 1個20.5ペソ(約52円)
サイズは12センチ×6センチくらい、長方形で蓋もついているプラスチックの型です。
これを見て、透き通った日本の夏らしいデザートが食べたくなり、フィリピンの粉寒天とカットフルーツを使って、フルーツ寒天を作ることにしました。
前に作った水ようかんを応用して、水ようかんとフルーツかんの二層バージョンも作ったら、まるであんみつのようで美味しかったので、レシピを紹介します。
フルーツかん+水ようかんのレシピ
<フルーツ寒天+水ようかん 材料 12cm×6cmの型2個分>
~水ようかん部分(型1個の底から1cm分の少量)~
- 水 80ml
- 粉寒天 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
~フルーツかん部分~
- 水 400ml
- 粉寒天 大さじ4~大さじ5
※大さじ4だと食べやすい緩めの寒天になります。型から出す場合は大さじ5で固めに作ると良いと思います。 - グラニュー糖=Refined Sugar 大さじ1
- カットフルーツ 1/2パック(今回はポメロ、キウイ、みかん、パインを使用)
- チェリー 3個
~牛乳かん(あってもなくてもOK)~
- 牛乳 80ml
- 粉寒天 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
※レシピはフィリピンの「Caro & Marie」で買える無色の粉寒天に合わせた水分量です。日本の粉寒天だともっと少量で固まると思います。
①今回、寒天の中をできるだけいろんな色+白で可愛くしたかったので、白色の牛乳寒天をまず作りました。
牛乳80mlに粉寒天大さじ1と砂糖大さじ1/2を入れて溶かし、弱火で2分温めてから冷やし固めておきます。彩りのために入れたので、牛乳かんは無くてもOKです。
②水ようかん部分を作ります。フルーツ寒天との相性がわからなかったので、型1個の底1cmくらいに流し込めるほどの、ほんの少量だけを作りました。
お鍋に水80mlと粉寒天大さじ1を入れて火にかけ、沸いたらこしあん35gを加えてよくほぐし、そこから弱火で2分混ぜながらしっかり煮溶かします。
塩一つまみを加えて味見をし、甘みが足りなければ砂糖(分量外)を足します。
粗熱が取れたら型に流しておきます。
③フルーツ寒天を作ります。お鍋に水400mlと粉寒天大さじ4~5とグラニュー糖大さじ1を入れ、混ぜて火にかけます。
粉寒天は大さじ4だと緩め、大さじ5だと固めに仕上がります。
お水がわいてから2分ほど混ぜながら弱火で煮溶かします。
火を止めて冷ましている間にフルーツと牛乳かんを切ります。
フィリピンのスーパーで50ペソくらいで売っているカットフルーツのパックから、寒天に合いそうなみかん・パイン・ポメロ・キウイを選んで7ミリ角くらいに切り、チェリーと牛乳かんも同じくらいのサイズに切っておきます。
④③の寒天水の粗熱がとれたら、型2個(うち1個は底部分に水ようかん入り)に少しだけ寒天水を入れ、そこへ切ったフルーツや牛乳かんをバランスを見ながら並べていき、最後に寒天水を注ぎます。
型に蓋やラップをして、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。
⑤よく冷えたらスプーンでそのまま食べます。
固めに作った場合は、型から取り出して正方形に切り分けてもかわいいと思います!
食べてみた結果、水ようかん無しの方がさっぱりと軽く、見た目も明るい色だけでカラフル可愛い気はするのですが、
水ようかんが入っているほうも、あんみつっぽい味になって美味しかったです!

上の寒天は緩め(粉寒天大さじ4)なのも、水ようかん部分と食感が違って美味しかった
フルーツは、みかんとパインも合っていたしチェリーも甘さのアクセントになってよかったけど、あっさりしたポメロが特に寒天との相性が良くて美味しかったです!
ポメロはフィリピンの「はっさく」のようなさっぱりした柑橘で、私は大好きです。
材料はこしあん以外全部ローカルのものですが、ちょっと日本の夏っぽいデザートになったので、作ってみてください!
コメント
こんにちは😃
この前の水羊羹といい、今回も美味しそうなフルーツかんのレシピをありがとうございます。
私は「小豆あん」が好きでいつも帰国したら北海道さんの小豆を買ってきて、セブで「あんこ」を作り
冷凍しています。
このあんこでフルーツかんと水羊羹のミックスを作ってみますね。
😃🎶
Kyokoさん、あんこ自分で作ってるんですか!
それめっちゃ美味しそうですね。
町屋マートで買った安いこしあんは、やはり日本のお店などで食べるあんこに比べると味が落ちるので、美味しいあんこが食べたいです。
今セブは寒いので、温かいぜんざいとかも美味しそうですよね~。
また暑くなったらぜひフルーツかん&水ようかん作ってみてください!