先日、美味しい抹茶ドリンクが飲めるお店をセブで見つけました!
今日はそちらのお店「Strange Matcha」を紹介したいと思います。
セブとマニラの抹茶事情
実はここ数週間、ちゃんとした抹茶味を味わいたくて、セブでいろいろ探していました。
というのも、つい最近マニラのBGCに三越デパートがオープンしたのですが、Youtubeで三越(Mitsukoshi BGC)のレポ動画などを見ていたら、日本の「The Matcha Tokyo」がフィリピンに初出店という情報があり、本格的で美味しそうに見えたんです。
セブでは、The Coffee Bean and Tea Leaf(コーヒーチェーン)やGong Cha(台湾ティーチェーン)ならまだマシな抹茶ラテが飲めますが、そのへんのお店の安い抹茶ドリンクは、ほんとにもうただの緑色の甘い牛乳でしかなく、全然お茶の味がしません。
そして先月自分であんみつを作ったときも、サントリーのペットボトル入り抹茶ラテ(クラフトボスのやつ)を使った抹茶寒天が全然美味しくなくて、ちゃんとした日本の抹茶デザートが食べたい、無理ならせめてマニラのThe Matcha TokyoやTsujiriに行きたい…と思い続けていたんです。
あきらめきれず、ダメモトでFBやインスタでセブの抹茶情報を探していると、ある抹茶専門店の投稿が見つかりました。
「Strange Matcha」という新しいお店で、まだ決まった店舗は持っておらず、現在はセブの色んな商業施設などに週末だけPop Upで出店している、ということです。
そして先週末(12月3日・4日)は、私の住むITパークから近い、32 Sanson by Rockwellというコンド敷地内のフードフェアに出店しているという情報があり、早速行ってきました!
抹茶専門店「Strange Matcha」の感想
32 Sanson by Rockwellは、JYスクエアから山側に6分ほど歩いたところにありました。
フードフェアといってもそれほど派手なものではなく、6店舗くらいがコンドミニアム内の広場に出店していて、こじんまりしたものでした。
抹茶ドリンクの他に、コーヒー屋さん、ピザ屋さん、パエリア屋さん、中華料理屋さん、お菓子やおつまみスナックのお店などが出店していました。
こちらが「Strange Matcha」のメニューです。
ベーシック抹茶ラテ140ペソを注文して見ていると、ちゃんとお抹茶を立てて作っています。
マニラ三越のThe Matcha Tokyoほどプレゼンテーションに凝りまくってはいないけど(あっちは洗練されたお店で着物の日本人女性が立てていた)、十分期待が高まります。
立てた抹茶にシロップ(ブラウンシュガーっぽいです)を足して、ミルクに注いで完成です。
美味しかったです!!ちゃんとお茶の味がしました!
少なくとも、私がセブでいろいろ試した中で良い方だった、The Coffee Bean and Tea LeafやGong Chaの抹茶ラテよりも1.5レベルくらい上です。
二口ほど飲んだ時点で、お持ち帰り用のボトル入り抹茶ラテを自宅に買って帰ろうとすぐに思いました。
お店の人に聞いたところ、材料の抹茶は日本から輸入しているそうで、まだ仕入れ量や輸送経路が限られているため、当面の間は週末のみのポップアップ営業になるそうです。
和スイーツや、お菓子作りに使えるような抹茶粉末の販売は残念ながらしていません。(抹茶クッキー等のお菓子は売っていました)
ドリンクの甘さ調整はできますか?と聞くと、その場で飲む抹茶ラテなら、シロップの量を減らしたりは可能だそうです。
個人的に、通常の1割くらい、ほんの少し甘さ控えめにした方がより美味しいかも、と思いました。
持ち帰り用のボトル入りの方は、甘さ調整はできません。
これ、持って帰って翌日にお菓子作りに使ったんですが、うっすらボトル内で抹茶の粉が見えていて、本物っぽさがありました。
振ればちゃんと混ざりますし、舌触り等にも影響はありません。
そして、この抹茶ラテで作った抹茶寒天は、前回よりだいぶ美味しかったです!
フードフェアでは、日曜15時頃で大体20人くらいのお客さんがいたのですが、私が見た時はそのうち12名以上がここの抹茶ラテを飲んでいて、その日出店していたお店の中で一番人気だったんじゃないかな、と思います。
週末の出店場所を都度チェックする必要があるのが面倒ではありますが、また行こうと思います!
セブ在住で抹茶味に飢えている方は、ぜひお店のインスタでチェックしてみてください!
32 Sanson by Rockwellとロックウェル社の新コンドについて
今回Strange Matchaがポップアップ出店していたコンドミニアム「32 Sanson by Rockwell」へは、この時初めて行きました。
コンドミニアムって通常はセキュリティの関係上、そこに住んでいる友達でもいないと入る機会がないのですが、こういうイベント時は別です。
コンド入り口ゲートの警備員にフードフェアに来たと言うと、問題なく入れました。
フードフェア会場のすぐ近くにモデルルームのような建物があり、気になったことがあったので入ってみました。
フィリピンではよくある、コンドミニアムのSales Officeのようです。
こちらのスタッフの方に「このコンドには初めて来たんだけど、名前の ”by Rockwell” って、あのマニラのロックウェル地区のデベロッパーですか?」と尋ねると、「そうです、そのロックウェルです!」との返答でした。
フィリピンの首都マニラ・マカティには、ロックウェルと呼ばれる超お金持ち地域があって、大手デベロッパーロックウェル社の開発した高級コンドやビレッジや高級ショッピングモールがあり、住宅だけでなくその地区全体で治安や景観が整えられています。
(地区がゲートで囲まれていて夜は住民しか出入りできない、地区内に常時警備員が配置されている、ロックウェル地域の住所証明がないと利用できないサービスやお店があるなど)
そんなロックウェル社がセブで初めて開発したコンドミニアムが、この32 Sansonだということでした。
上はコンドミニアム全体のジオラマです。
手前の棟が一番最近できた棟で、Studio(ワンルーム)があるそうです。
もともとゆったりした1BR~3BR(リビング+寝室の間取り)のユニットが多いコンドで、家賃は月5万ペソ以上(約13万円以上)とセブでは高級なラインのコンドでしたが、新しくできたStudio(ワンルーム)なら月3.3万ペソ(それでも約8万円以上ですが)くらいから借りられるそうです。
また、販売価格はStudioで7~11ミリオン(約1,750万円~)とのことでした。
建設は2014年から始まったそうですが、その割には敷地内の道路や建物の外観などが綺麗に維持されている(フィリピン基準で。ひどいデベロッパーだと5年くらいでものすごく劣化します)印象を持ちました。
高層コンドじゃなくて景色が横に広いのも好みだし、犬2匹までのペットOKだったり、敷地内の緑やジョギングトラックなどが豊富で、なかなか魅力的なコンドでした。
私の現在の生活スタイルだと、徒歩圏内にレストランやカフェが豊富にあり、スーパー・コンビニ・家電店や雑貨屋(ダイソー含む)・銀行・屋台村・モール・映画館(近々改装完了予定)・バス停等が全部そろっていて、夜中に女一人ですぐ近くのコンビニにも行ける今のITパーク内の立地が便利すぎるので引っ越しする気はありませんが、お金に余裕があって車もある場合は、こういうゆったりしたところに住むのもいいな、と思いました。
また、現在同じロックウェル社がセブで新たに建設中なのが、Aruga Resort and Residences by Rockwellというリゾートスタイルのコンドミニアムで、こちらはもっとハイレベルな物件になりそうです。
値段は聞いていませんが、マクタン島の高級ホテルがあるPunta Enganoエリア(シェラトンの隣あたり)に2024~2025年オープン予定で、お部屋にはバスタブもあり、プールやジムに加えてプライベートビーチもあるそうです。
久々にセブの不動産情報を見るといろいろ面白かったので、抹茶情報ついでにレポしてみました。
コンドミニアムは気軽に試してもらうわけにはいきませんが、抹茶は美味しかったので、Strange Matchaがお近くにポップアップするときはぜひ試してみてください!
コメント