先日の休みに、年末年始らしい美味しいものを食べようということで、友達と食べ放題へ出かけました。
前から気になっていた日系のしゃぶしゃぶ食べ放題店、ボニファシオ・ディストリクトのしゃぶ里です!
しゃぶ里はチェーン店ですが、2024年の現時点ではセブでは高級寄りの飲食店が集まる商業施設ボニファシオディストリクト1店舗にのみあり、マニラには2店舗あってマカティのグロリエッタとBGC三越です。
…なんか家賃が高そうなところにしか出店していないので、お高そうだな、とは思ってました。
実際、この間行ったITパークの焼肉&お鍋の食べ放題Meatogetherよりも大分高かったのですが、メインのお肉もサイドメニューもかなり充実していました。
お得なコースもあったので、最後に紹介しますね。
しゃぶ里(Shaburi)のメニューと選んだコース
しゃぶ里には、選べる肉やシーフードの種類によって、一人899ペソから2499ペソと価格の違うコースがいくつかあります。(2024年12月現在)
平日の昼は各コース料金が少し安くなります。
詳細なメニューはこちらで見られます。
ところで、私は常々「フィリピンでは牛肉は美味しくないことが多いから、ステーキ以外は豚肉でOK」と思っていて、自炊でもわざわざ牛肉を買ってくることはほとんどありません。
なので、この日も豚&鶏だけの安めのコースでいいかあ、と思ってたんですよ。
↑のコースは一番安い1人税別899ペソのコース(月~木ランチなら799ペソ)で、写真の他にも野菜や麺、揚げ物、巻き寿司、パスタ、カレー、牛丼、デザートなど種類豊富なバッフェもついてきます。
でも、メニューを見ていたら、別のコースのこのシーフード盛り合わせ、とりわけサーモンに私も友人もめっちゃ惹かれたんですよね。
このスペシャルしゃぶコースは、鶏・豚に加えてシーフードと牛肉も食べ放題で、1人税別1,499ペソ(約3,970円)です。
普段なら高いなあ、となるのですが、「…でも、年末年始だしな!」とこっちのコースにすることにしました。(あるある)
結論から言うと、ものすごく充実してました。ただ、食べられるものの種類が多すぎて、元を取るというか気になるものを全部試すには相当大食いじゃないと厳しい、とも思いました。
スペシャルしゃぶコースを二人分注文すると、店員さんから90分の時間制限や食べ残しペナルティの説明があり、スープも6種類から2種類ずつ選んでくださいと言われました。
鍋は一人分ずつに分かれていて、スープは一人で2種類(昆布だしスープともう1種類)選べます。

一人一鍋は潔癖な人も安心!
私は先日のMeatogetherでシニガンベースのスープが美味しかったことが記憶に残っていたので、同じようなエスニック系の、ビーフフォースープ(ベトナム風でパクチーの入ったやつ)にしました。友人は鶏白湯辛味噌スープを選びました。
それから店員さんに、スペシャルしゃぶコースで選べる個別注文のお肉やシーフードを注文しました。
肉とシーフード以外は、お店の中央にある全コース共通のバッフェカウンターへ各自で取りに行きます。
しゃぶ里セブ店のお料理とサイドメニュー
私達が選んだスペシャルしゃぶコースは、選べるシーフードもお肉も何種類もあるので、食べたいものを注文していくとすぐにテーブルがいっぱいになりました。
実は最初、二人用の小さめの席に案内されてそこに座ったのですが、テーブルが狭いのに気づいた店員さんが途中で広い席へ移りますか?と提案してくれたので移動しました。
四角いお皿と長方形のお皿、シーフード盛り合わせはコース専用のお肉とシーフード(個別注文するもの)で、それ以外はバッフェカウンターから取ってきたものです。
牛肉もシーフードも、外国のバッフェとしては質が高いと思います。
豚肉も綺麗で美味しかったです!
バッフェカウンターも充実していました。
お鍋に入れる野菜や練り物、麺類の他に、生野菜やキムチや副菜、デザートやドリンクの他にカレーや牛丼やサラダ巻きまでありました。
最初にお店に着いて友達を店内で待っている時に撮った写真を貼りますね。
日系店らしく、綺麗に並べられてるなーという印象でした。
お鍋に入れるもの以外の、サイドメニューのボリュームが結構あるので、豚&鶏だけの一番安いコースでも、かなりお腹いっぱいになりそうです。
パスタや麻婆豆腐、野菜炒めなどのがっつりおかずもあります。
カレーと茶わん蒸しがあることに、私はテンションが上がりました(結局カレー食べる余裕がなかったけど)。
白ご飯はもちろん、牛丼まであったので、ご飯をたくさん食べたいフィリピン人も満足できそうです。
副菜やデザート、ドリンクコーナーもありました。
なんかこのドリンクコーナー、日本のファミレスのドリンクバーを思い出す配置具合で、懐かしかったです。
アイスティーはフィリピンスタイルの甘い奴しかありませんでしたが、コーラゼロやホットコーヒーがあるのが良かったです。
日系店らしいポイント
このしゃぶ里、こないだ行ったフィリピン+多分中華系?のMeatogetherに比べて、店内の清潔感や、盛り方・配置の丁寧さに日本のお店っぽさを感じることができました。
そして私が一番日本のお鍋らしくて嬉しいと思ったのが、薬味やタレの内容です。
しゃぶしゃぶのタレはぽん酢とごまだれともう1種類の合計3種類あり、フィリピンのバッフェでは4つ星以上のホテルであってもなかなか置いていない大根おろしや温泉卵まであったんですよね。
ビーフフォーや辛味噌スープのお鍋はそのまま食べましたが、昆布だしスープの方は最初ゴマダレで食べて、お腹がいっぱいになってきたところで、ぽん酢+大根おろしでさっぱりさせてお肉を一気に片付けたりと、存分に味変を楽しみました。
牛肉のしゃぶしゃぶを温泉卵トッピングで食べるのも美味しかったです!
ちなみに、鍋のスープは基本の昆布だしは美味しかったのですが、正直ビーフフォーはそこまでオススメではないかもです。(期間限定っぽかったのでそのうち無くなりそう)
友達の頼んだ鶏白湯辛味噌は和風で辛すぎず甘過ぎず、美味しかったです!
昆布だしと辛味噌の2種類の組み合わせは、バランスが良いと思います。
デザートはコーヒーゼリーやミニケーキ、大学芋のバニラソフト添えなどを食べました。
食べ放題のドリンクにコーヒーがあるのもとてもありがたかったです。
それから、店員さんの対応も良かったです。
注文を取ってくれた方や席移動を提案してくれた方はフレンドリーかつ親切だったし、追加のお箸を頼んだ方と会計をしてくれた方は、お箸をわざわざ紙に包んで向きを変えて渡してくれたり、1人分の支払い額にペンで印をつけてくれたりと、「(日本のお店なら普通かもしれませんが)フィリピン・セブの飲食店ではなかなか感じることの無い丁寧さ」がありました。
総合的な感想とお得なプロモについて
お会計は、サービス料5%込で一人1573.95ペソでした。
私の感覚では、1食1000ペソ以上は結構高い部類に入るので、ある程度満足しないとなかなか再訪しようとはなりません。
でも、しゃぶ里の店内が清潔・食べられるものの種類が多い・バッフェカウンターの品揃えや質も良い・接客が気持ちよいというメリットには、1000ペソ以上の価値はあると思いました。
その一方で、食べられるものの種類が多すぎて、高いコースを選んでも絶対全種類は食べられない、というのは悲しいです。
私達は鶏つみれや豚の野菜巻き、水餃子なども食べたかったのですが、お腹いっぱいになって結局注文できなかったです。
それで、次来るなら899か1099ペソのコースで十分だな、と思いました。
また、もし平日来れるならこのコースにしたいね!と見ていたのが、卓上に置いてあった、この月曜日から木曜日のみのプロモコース(2025年2月末までの期間限定)です。
例えば左側の二人前900ペソのセットは、お肉が食べ放題ではなく豚と鶏と牛一皿ずつ+どんぶり一人1つずつ+バッフェカウンターは食べ放題、という内容です。
制限時間が60分と短いですが、かなりコスパが良いと思います。
三名用のセットもありました。
2025年2月28日までで月~木曜日の平日のみの提供のようですが、お手頃に試してみたい方は要チェックです!
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