呑ん気の回転寿司・Sushi Station by Nonkiが楽しかった件

セブのお店

私と同じフィリピン・セブ在住の方に聞きたいのですが、最近のセブ、新しいお店増えすぎじゃないですか…?

私はセブの「300ペソあればタクシーで大体のところに行ける」「頑張れば、気になる飲食店には大体行ける」サイズ感が好きだったんですが、最近はただ新しいというだけでなく行ってみたいと思えるお店の開店が多くて追いつかなくなってきました。

そんなお店の一つが、SM J Mallの新回転寿司店「Sushi Station by Nonki」です。
1年以上ぶりにセブに来た友達と行ったら楽しくてはしゃいでしまったので、店内の様子や感想をお伝えしたいと思います!

Sushi Station by Nonki 店内の様子とシステム

Sushi Station by Nonki」は、セブに昔からある老舗居酒屋呑ん気がプロデュースする回転寿司のお店です。2024年10月にオープンしたばかりのマンダウェのSM J MallのLevel2にあります。

呑ん気は去年Nustarに居酒屋ではない高級寄りのお寿司屋さん「小島(こしま)」もオープンしましたし、新店とはいえ、呑ん気系列のお寿司なら間違いないだろうと期待していました。

そして、実際予想よりも美味しかったです!

まずは店内の様子から。味も良かったんですが、このお店の内装やシステムが結構楽しかったんですよ。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

オープン直後にモール全体を見に行った時の感想記事でも、駅改札を模した入り口が魅力的と書きましたが、やっぱりこの入り口、好きです。電車の無いセブにいると、とても懐かしく見えます。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

平日15時半頃という中途半端な時間でしたが念のためFB経由で予約していたので、奥のほうの静かな席へ案内されました。中に入ると思ったより広かったです。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

踊れそうな広々とした空間

壁に大型の液晶スクリーンが設置されていて、日本アニメが無音で映されていましたが、液晶前のCAUTIONのテープとコーンがまた工事中の駅構内を思わせて、芸が細かいな!と思いました。

席に着くと、店員さんがタブレットでの注文方法や、テーブルについているお茶用の蛇口の説明をしてくれました。
無料の緑茶パックが1つ提供され、日本の回転寿司のようなテーブルの蛇口から出る熱湯を注いでお茶を作れるシステムです。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

「蛇口が熱くなるので触って火傷しないようにお気を付けください」のひとことにやけに実感がこもっていたので、日本と違って、フィリピン人のスタッフやお客さんが実際に何人も痛い目にあったのかな…と思わされました。

タブレットのメニューは全て写真入りで、写真に写っている通りの個数で出てくるのでわかりやすかったです。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

タブレットメニューは日本語表示も選べます

注文途中で合計金額がわかるのも便利でした。

お寿司は注文したものが回ってきてその席の前で止まる方式で、蓋つきの厳重なケースに入れられてくるので衛生面もばっちりです。
でも、おしぼりは出てこなかったので、セブではいつも持ち歩いているアルコールが役立ちました。

それから、ガリとわさびは有料で別途要注文(確か55ペソ)です。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki わさび

あと、食べている途中で、唐突にタブレット上でビックラポン的な何かが始まりました。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

何がきっかけで発動したのか、どうなれば当たりなのか分からないまま、この負けの画面が表示されたので、これについては謎のままです。

味の感想&注意ポイント

いろいろ食べましたが、一番美味しかったネタは炙りしめ鯖イカです!

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

このへんは全部2貫で150ペソ~185ペソ

炙りしめ鯖(2貫で155ペソ)は、塩味が少し強めではありましたが、それでも普通に日本の回転寿司の中でも特に美味しいレベルでした。
友達はここ1年日本にいたのですが、それでも鯖やイカのクオリティ高いな…!と驚いていました。

ホタテも新鮮で美味しかったです。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki ホタテ

これだけ1貫で260ペソ

ところで、またシステムの話に戻りますが、このSF的な出て来かた、セブではめちゃくちゃ受けてそうでした。

ウィーンといって蓋が開く度にいちいち歓声が上がっていました。(隣の席も、うちの席でも笑)

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki

ちなみに、蓋は透明なので、他のお客さんが注文した商品がスピーディーに横を通っていくのが見えます。

それで他の人のオーダーした物につられて、巻き物や茶わん蒸しも注文しました。(さらば青春の光の、居酒屋コントの″誘いオーダー”的な…。)

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki 海老フライロール

このエビフライが入った巻き物はもともと4つ入りでボリュームはありましたが、フライが冷たかったので注文タイミングによっては微妙かもしれません。

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki 茶わん蒸し

茶わん蒸し 115ペソ

茶わん蒸しは、カマボコの代わりにナルトが入っているというセブの日本食あるある(でもセブではカマボコは異様に高いので痛いほど理解できる)だったので、最初は期待しちゃいけないと思ったのですが、海老も銀杏もしっかり入っていて美味しかったです。

女二人でお腹いっぱいになるまで食べた時点でお会計は2000ペソ弱でしたが、そこからやっぱり甘いものとコーヒーも飲みたくなって、

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki 柚子もちパフェ

柚子もちパフェ 315ペソ

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki コーヒー

コーヒー 110ペソ

これで終了です。
デザートがお高めなのですが、柚子餅パフェの白玉がすごく柔らかくて美味しかったです。

お会計は2人で2,750ペソ(約7,300円)でした。

…まあ、日本の回転寿司よりは高いとは思いますが、セブでこのレベルのお寿司が、清潔な店内で美味しく食べられたので満足度は高いです。

お会計は、セブで一般的なテーブル会計ではなく、タブレットでお会計を押してから、テーブルにある札をお店の出口にあるキャッシャーに持って行って払うというシステムでした。

このキャッシャーが、駅員さんのいる駅改札の窓口のようになっていまして、

フィリピン・セブの回転寿司屋 Sushi Station by Nonki キャッシャー

ついつい「あの、切符無くしちゃったんですけど、〇駅から乗りました」と言いたくなる徹底ぶりでした。
※スイカなどの交通系ICカードを持っていないのが、海外在住者の悲しいところです

最後まで、電車テーマでも楽しませてもらいました!

まとめ&おまけの焼肉ライク

Sushi Station by Nonkiのお寿司は、ちゃんと期待以上に美味しかったです。
おしぼり無し・ワサビ有料・デザート高めという難点はあるものの、それを補ってあまりあるお店のシステムの楽しさと清潔感も良かったです。

満足してお店を出て帰る途中、以前のSM J Mall記事でオープン準備中と書いていたひとり焼肉の店「焼肉ライク」が既にオープンしているのを目撃しました。

フィリピン・セブの1人焼肉 焼肉ライク SM Jモール

おひとりさま文化が無いセブですから、テーブル席で複数人で食べているお客さんが多かったですが、ちゃんとカウンターの1人席もありました。

そして、私が期待した「牛タン入りの1人用お手頃セット」もありました!

フィリピン・セブの1人焼肉 焼肉ライク SM Jモール メニュー

年内中には、1人でこれを食べに来ようと思います!

12月はじめには期待していた星乃珈琲店もオープン予定だし、SM J Mallにはこれからも何度か通うことになりそうです。

セブ在住の皆さん、ぜひチェックして、気になるお店に行ってみてください!

コメント

  1. 花菱 より:

    私は値段の高さに圧倒され逃げるように直ぐ出ました。(笑)

    • Cebu Kitchen Cebu Kitchen より:

      花菱さん、コメントありがとうございます。
      確かに、冷静に考えると高いですよね。5皿10貫で1000ペソ近く行きますもんね。(それなら宮内の寿司セットの方がお得)
      ただこの時は久々の友達とのご飯や、日本の駅や回転寿司の懐かしさにテンションが上がってしまいました。ちょっと特別感を求めてる時に行くお店かもしれません!

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