自家製クレイジーソルトでつくるしっとりサラダチキンレシピ&オリーブオイル高騰について

お肉料理

先日、スーパーで手軽に入手できる塩やハーブでつくる自家製クレイジーソルトのレシピ記事を書きました。

私の住むフィリピン・セブのコンビニには、サラダチキンのようなヘルシーなものは置いていません
ですが、以前コロナのロックダウンで輸入のハムが一切買えなかったり行動制限で行けるお店が限られていた時に、鶏ハムを何度か作りました。
今回、上の自家製クレイジーソルト+安いオリーブオイルでサラダチキンを作ってみたところ、以前作った時よりも簡単に味が決まって美味しかったので、レシピを紹介しますね。

自家製クレイジーソルトでつくる簡単サラダチキン レシピ

<クレイジーソルトでつくるサラダチキン 材料 2~3食分>

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン 材料

  • 鶏胸肉=Chicken Breast Fillet 240gくらい
    ※小ぶりのもの1枚。骨や皮は取った後の重さです
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 自家製または市販のクレイジーソルト 小さじ1
    ※マジックソルトや他のハーブソルトでもいいと思います
  • オリーブオイル 大さじ2
    ※今回私は激安の似非オリーブオイルを使用。理由は後述します
  • ジップロックなどの耐熱の袋と保温性の高い鍋かフライパン

①鶏胸肉は皮や血合いや軟骨(フィリピンで売ってる鶏肉にはよくついている)があれば取り除き、厚みがある部分は包丁で切れ目を入れてなるべく均一な厚さにします。
そして表面にフォークで穴をたくさんあけ、砂糖小さじ1/2を両面にかけてしっかりすりこみます。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

②砂糖がなじんだら、クレイジーソルト小さじ1を両面にかけ、すりこみます。
ちょっとつやっとしてきます。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

③ジップ袋に入れてオリーブオイル大さじ2を加え、空気を抜きながら袋の口を閉めたら、常温で1時間放置します。
室温が25度以上の場合などは冷蔵庫で置いた方が良いと思いますが、加熱する時に中が冷たいとしっかり火が通らない可能性があるため、ゆでる前には室温に戻す必要があります。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

④保温性の高い分厚いフライパンか鍋に水道水を入れて沸かします。
沸騰したら、鶏肉を袋ごとお湯の中に入れて火を止め、蓋をして1時間20分放置します。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

私のジップ袋は耐熱100度ではなくてちょっと不安があったので、念のため袋を2重にして作りました。
お湯に入れてから40分で一旦取りだして鶏肉の中心温度を測ってみると60度だったので、もう一度お湯を沸かしてからまた火を止めてあと10分放置しました。
合計50分で、中心温度が63度になりました。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

そこからまた(火は止めた状態で、蓋をして)30分置いておいたら加熱終了です。

※鶏肉を安全に調理するために、中心温度が63度になってから30分維持、というのを目安にしました。

鍋の素材、鶏肉の厚み、ゆで始めの鶏肉の温度、袋の材質や二重にするかどうかによって最適な放置時間は前後すると思うので、低温調理をするときはよく調べ、安全第一でしっかり火を通すようにしてください!

⑤加熱が終わったら保冷剤を入れた水道水か氷水に袋ごとつけて粗熱を取ります。

自家製クレイジーソルトでつくるサラダチキン レシピ

室温で時間をかけて冷ますと傷む可能性があるので素早く冷やします

⑥冷めたら袋から取り出し、7ミリほどの薄切りにして、好みで美味しいオリーブオイルや胡椒をかけて食べます。

自家製クレイジーソルトでつくるしっとりサラダチキン

砂糖でうま味を閉じ込め、オイルも使っているので、しっとりとした仕上がりで、美味しかったです!

また、味変でぽん酢とマヨをちょっとかけても最高でした。

自家製クレイジーソルトでつくるしっとりサラダチキン+ぽん酢マヨ

ぽん酢は日本で買ってきた貴重な「創味のぽん酢」です

すぐ食べない分は切らずにジップ袋のまま冷蔵庫で保管しておき、翌日サラダチキンサンドにしました。

自家製クレイジーソルトでつくるしっとりサラダチキン サンドイッチ

フィリピンのパンデサル+自家製サラダチキンとごぼうサラダのサンドイッチ

クレイジーソルトのおかげで鶏肉に結構しっかり目の味がついているので、スライス玉ねぎや野菜と一緒にカラマンシー果汁と追いエクストラバージンオリーブオイルで和えるだけでも、美味しく食べられます!

自家製クレイジーソルトでつくるしっとりサラダチキン 玉ねぎスライス和え

今回使った激安のオリーブオイルについて

最近、オリーブオイルの値上がりがすごいですよね。
原産地である地中海地域の気候変動の影響や物流コスト上昇が要因だそうで、日本でも去年(2023年)にオリーブオイルの販売価格が38%も上がったというニュースを見ました。

私は味付けや仕上げ用には美味しいエクストラバージンオリーブオイルを使っていますが、普段使いにはちょっと高いです。
なので加熱調理用には、1リットルで300~400ペソ前後(約700~1000円くらい)の安いオリーブオイルを、会員制スーパーのランダースで買って使っていました。

ところが最近はランダースのオリーブオイルもだいぶ値上がりしてしまい、今(2024年1月)は1リットル600~800ペソ位します。

ランダースのオリーブオイル一覧

ランダースのオリーブオイル一覧(2024年1月現在)

でも、先日ランダースに行ったときに久々に安いものを見つけまして、これを購入したわけです。

ランダースでみつけたFounders Mediterranean Blendオイル

ランダースでみつけたFounders Mediterranean Blendオイル

Founders Mediterranean Blendオイル 1リットル289.95ペソ

パッケージには、サンフラワーオイル95%にエクストラバージンオリーブオイルを5%だけ混ぜたものと書いてあります。

ランダースでみつけたFounders Mediterranean Blendオイル

5%って…オリーブオイルでは無いな笑 とは思いましたが、加熱用で大して味にはこだわらないし、安いからまあまあの味なら儲けものだな、と思って買ってみたんです。

そして、この油でタコのアヒージョを作ったところ…めっちゃまずかったんです。
以前から、安いオリーブオイルを使って下のレシピで何度も作っているため、この似非オリーブオイルで作った時の味のレベル落ちが明確にわかりました

このオイルをオリーブオイルとして使うのは厳しい、と判断し、結局別のオリーブオイルを買いなおしました。
が、このFoundersのオリーブオイルもどきはなんとかして使い切らなければならない、ということで、今後揚げ物とサラダチキンに使ってさっさと消費してしまおう!となりました。

そんなわけで、今回のサラダチキンはこの美味しくないオイルで作っていますが、もう少しマシなオリーブオイルで作ればもっともっと良くなると思います。

ただ、似非オリーブオイルでもちゃんと美味しくはできたので、皆さんも変なオリーブオイルがあれば(笑)なみなみ使ってしっとりサラダチキンを作ってみてください!

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