おうち石焼ビビンバ&スキレットのすすめ

お肉料理

先日の記事で、私がマニラ旅行で必ず立ち寄るキッチン・インテリア用品店「Crate and Barrel」について書きましたが、今日はそこで買ったスキレット(鋳鉄製の厚めのフライパン)を使って作る、石焼ビビンバのレシピを紹介します。

私の住むフィリピン・セブには韓国料理のレストランはたくさんあり、ビビンバは外でももちろん食べられるのですが、家で手作りすると辛さも材料もおこげ具合もアレンジし放題です。

上に載せる具を数種類作るのが面倒に思えるかもしれませんが、電子レンジを活用し、洗い物も少なめになるよう、なるべく要領よく作っていきたいと思います。

スキレット石焼ビビンバの作り方

<石焼ビビンバ 材料 1人分>

石焼ビビンバ 材料

もやしがあるといいのですが今回は省略です

石焼ビビンバ 材料

  • 豚ひき肉 80~100g
  • 人参 1本
  • 青梗菜=Taiwan Pechay 大きめなら1わ、小さめなら2わ
  • キムチ 50gくらい
  • にんにく 大きめ1かけ
  • しょうが 大きめ1かけ
  • ネギ 1本
  • ご飯 お茶碗1杯
  • 卵 1個
  • ごま油 大さじ2.5くらい
  • 醤油 大さじ1(肉みそ用)と小さじ1/2(青梗菜用)
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1/2~
  • コチュジャン 大さじ1(肉みそ用)と大さじ1/2(トッピング用)
  • 塩 2つまみ
  • 白すりごま 大さじ1ほど
  • トッピング用の糸唐辛子や韓国のりなど(あれば) 適量

①にんにくと生姜各1かけはおろし、ネギはみじん切りにしておきます。
人参1本はななめ薄切りにしてから千切りにします。
フライパンにごま油大さじ1を熱し、千切り人参を入れて弱火で7~8分程、じっくり炒めます。

石焼ビビンバ レシピ

人参がしんなりしてかさが半分くらいになり、甘みが出るくらいしっかり炒まったら、おろししょうがひとつまみと塩ひとつまみ、すりごま小さじ1を加えて混ぜ、火を止めます。

②人参を炒めている間に、よく洗って3cmほどの長さに切った青梗菜(フィリピンではTaiwan Pechayという名で売られています)を耐熱ボウルに入れ、水大さじ1(分量外)をかけてからラップして電子レンジで1分半ほど加熱します。

石焼ビビンバ レシピ

青梗菜の水気をしぼり、そこにおろしにんにく1つまみ、塩1つまみ、ごま油小さじ1、醤油小さじ1/2を入れて混ぜておきます。

③フライパンから人参を取り出して②のボウルに入れておきます。

石焼ビビンバ レシピ

あいたフライパンの汚れをキッチンペーパーなどで軽くふきとり、ごま油大さじ1と残りのおろしにんにく&生姜を全部入れて弱火で軽く炒めます。
香りが立ったら豚ひき肉80~100gを入れて炒め、肉の色が白っぽく変わったらコチュジャン大さじ1とみじん切りにしたネギを加えて、さらに1~2分炒めます。
そこに酒と醤油各大さじ1、砂糖大さじ1/2(甘めが好きなら大さじ1でもOK)を加えて、水分がなくなるまで蓋をせずに弱火で煮詰めます。

石焼ビビンバ レシピ

大体これくらいになるまで煮詰めます

④スキレットをしっかり熱し、ごま油大さじ1杯を入れてから、温かいご飯1杯をしきます。
その上に、①②③の具とキムチを載せます。
生卵を卵黄と卵白に分け、コチュジャン大さじ1/2と卵黄を真ん中に載せて、すりごまや、あれば糸唐辛子や韓国のり等をトッピングして完成です!

スキレットで作る石焼ビビンバ

⑤上の写真の状態で食べてもいいですが、ここからコンロで4~5分温めて混ぜると…

スキレットで石焼ビビンバ おこげ

おこげもしっかり楽しめます!

⑥ついでに、余った卵白を使ってものすごく適当なスープも作ります。
青梗菜ナムルを入れていた耐熱ボウルに卵白を入れて軽くときほぐし、そこに熱湯お椀1杯分と鶏ガラスープの素小さじ1/2(分量外)を入れます。
そのまま蓋をせずに電子レンジで40秒加熱し、取り分けておいた青梗菜ナムルの茎の部分とネギのみじん切り、黒胡椒と醤油少々を入れて、雑スープの完成です。
ビビンバを熱しておこげを作っている間に、スピーディーに作れます。

ビビンバにはもやしナムルも欲しい所ですが、私の近所のスーパーではいい状態のもやしが買える率が結構低いため、今回は省略しました。
もしもやしがあれば、レンチンしてごま油・鶏ガラスープの素・おろしにんにく・塩・白いりごまであえてナムルにし、追加しても良いです。
また、茄子や胡瓜をナムルにするのもアリです。

スキレットの購入場所と使用例

今回使ったのは、5年前にマニラのCrate and Barrelで650ペソほどで買った、Lodgeの6.5インチ(約16.5cm)スキレットです。
Lodge(ロッジ)はアメリカの有名キッチン用品ブランドで、スキレットやダッチオーブン、グリルパンなど鋳鉄製の少しアウトドア寄りの調理器具を作っています。

ロッジ 6インチスキレット 1399ペソ

ロッジ 6インチスキレット 1399ペソ(マニラのCrate and Barrel、2022年7月の値段)

今日紹介した石焼ビビンバの他には、ハンバーグやソーセージ、ステーキ、お好み焼き、アヒージョ、カステラ、少量の揚げ物などを作る時にスキレットを使っています。
厚みのある鉄製なので、特にステーキやソーセージ、目玉焼きなどはテフロンフライパンより明らかに美味しく仕上がります。

スキレット使用例 ハンバーグ

スキレット使用例 アヒージョ

スキレット使用例 カステラ

付属品やお手入れについて

スキレットカバーとハンドルホルダー

スキレット本体はフィリピンで購入しましたが、シリコンのハンドルホルダー(全体が鉄製なので調理中持ち手が熱くなります)と蓋は、後から日本のアマゾンで一時帰国時に購入しました。

蓋を使う頻度はそんなに高くないですが、ハンドルホルダーは大活躍していて、これを買ってからスキレットを使うことがかなり増えました。
セブのダイソーでもミニスキレット用の布製ハンドルカバーを見かけたことがあるので、純正品でなくても代用はできそうです。

また、スキレットは料理がおいしく仕上がる&見栄えが良いという点だけでなく、テフロンフライパンのように温度差や強火使用によるコーティングの劣化を気にしなくてよくて、雑に扱えるのも気に入っているポイントの1つです。
スキレットごと食卓に出せば、洗い物も減りますしね。

お手入れについては、鉄製なので台所用洗剤は使わず、普段は使用後に水とタワシかハードスポンジで洗い、火(IHコンロ)にかけて乾かします。
長期間使わない時などはサビ防止のために油を薄めに塗ります。

スコッチブライト Scrubbing Pad

私がスキレット掃除用に使っているスコッチブライトのScrubbing Pad(薄手のハードスポンジ)。2枚入り20ペソ程度と安いのでスポンジが汚れたらすぐ交換しています。

今回のようにビビンバなどを作ってソースの汚れが気になる場合は、水を入れてIHコンロで沸かし、そこに重曹(Baking Soda)を小さじ1杯ほど入れてぐつぐつしてからたわしで洗うと綺麗になります。

日本はもちろん、フィリピン(Crate and BarrelやTrue Value)でも購入可能で、IHコンロでも問題なく使えるのでお勧めの調理器具です!

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