フィリピンのセブに住んで10数年、そのうち自炊生活は8年ほどになりますが、私はここフィリピンで親子丼を作ったことがほとんどありませんでした。
その理由は3つあり、①三つ葉が手に入らない②生食できない卵がほとんど③鶏もも肉が買いづらい、からです。
①の三つ葉は私大好きなだけに、親子丼を三つ葉無しで食べるのは悲しくて、なんか作る気にならなかったんですよね。
そして私の住むフィリピンのセブでは、スーパーの鶏もも肉に骨や筋がたくさんついていて調理しづらいです。
ただ、生食できる卵も、骨が付いてない鶏もも肉も、セブではやまとやさんというお店で通販すれば入手することは可能です。
とはいえ、毎回使うタイミングを見計らってやまとやさんで注文するのは少し面倒ですよね…。
先日、突然親子丼が食べたくなり、普通のスーパーで買ってきた鶏胸肉と卵と玉ねぎと青葱で作ってみたら、意外にも美味しくできました。
なんだ三つ葉なくても結構いけるじゃんと思い、その後複数のレシピを見て作り方をブラッシュアップしていくと、より気に入る感じになりました。
というわけで、三つ葉無し・鶏ももじゃなく鶏胸肉でも硬くない・卵は生感抑えめに仕上げる、海外でもフライパンで簡単にできる親子丼レシピを紹介します!
<フライパン親子丼・海外バージョン 材料1人分>


- 鶏胸肉=Chicken Breast Fillet 60~70g
- 卵 Mサイズ2個
※フィリピンの卵は日本のMサイズより若干小さい気がします - 玉ねぎ 1/6個くらい
- 青葱 2本
- 酒 小さじ1/2
- 塩 1つまみ
- 砂糖 2つまみ
- 一味唐辛子もしくは七味唐辛子 少々
- 片栗粉 小さじ1
- サラダ油 小さじ1弱
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 顆粒だしの素 小さじ1/2
- 水 50ml
- ご飯 一膳
- 焼き海苔または刻み海苔 適量
①鶏胸肉は1口大に切り、器に酒小さじ1/2、塩1つまみ、砂糖2つまみ、一味2振りを入れてもみこんで5~10分おきます。

砂糖と酒を揉みこむことで鶏胸肉に火が通った時にパサパサしづらくなります。また、塩と一味で下味もつくので淡白になりすぎません。
②その間に玉ねぎ1/6個を5ミリ程度の薄切りにし、青葱は白い部分を厚めの斜め切り・青い部分を細めの斜め切りにします。

③フライパンにサラダ油小さじ1弱をしき、①の鶏肉に片栗粉小さじ1をまぶしたものを、強めの中火で1~2分焼いて焼き色を付けます。

ここでは中まで火を通す必要はなく、香ばしさを出したいだけなので、表面に色が付いたらフライパンから取り出しておきます。
④フライパンをふかずにそのまま薄切り玉ねぎを入れて軽く炒め、そこへみりん大さじ2と醤油大さじ1を足して煮立てます。

煮立ったら鶏肉を戻して煮汁を絡め、弱火で1分煮ます。
⑤卵2個をボウルに割り入れます。ここで注意したいのが、黄身をつぶさないで白身だけを軽ーくほぐすのにとどめることです。

生食用でない海外の卵を調理するとき、火が通るのにより時間がかかる白身を先に調理して、後から黄身を加えて半熟程度まで火を通す、ということがやりやすくなります。
⑥フライパンの煮汁が半量くらいになったら、水50mlと顆粒だしの素小さじ1/2、薄切りにした青葱の白い部分全部と青い部分少々を加えてお水が沸騰するまで加熱します。

⑦そこへ、割った卵のうち白身だけを入れて、すぐに蓋をします。

蓋をしたまま弱火で1分煮ると、ある程度火が通ります。
⑧ボウルに残った黄身2個分をほぐし、蓋を開けて加えたら、また蓋をして1分弱火で火を通します。

私は白身と黄身がしっかり混ざっているよりも、白身のぷりぷり感と黄身の濃厚感、という2つの食感がある方が好きです。そうでない方はしっかり卵を溶いてから加えても良いと思います。
⑨合計2分加熱したら火を止めて、葱の薄切り部分を載せてからまた蓋をして(火はつけずに)様子を見ながら余熱でもう少し火を通します。
※日本の安全な卵を使うなら、加熱時間は1分~1分半、余熱時間もたいして取らなくていいと思います。
その間に、どんぶりにご飯を盛ります。私は冷凍しておいた玄米+日本米半々のご飯をレンチンしました。
ご飯に焼き海苔を手でちぎったものか、刻み海苔を載せると美味しいです。

⑩フライパンの中身をスプーンなどで海苔ご飯の上に載せます。
好みで葱の薄切りや一味をトッピングして、完成です!

日本の親子丼に比べると生感は少なめで、とくに白身にはしっかり火が通っています。
鶏もも肉よりもあっさりした鶏胸肉を使っていますが、下ごしらえと片栗粉コーティングで柔らかくつるつるになります。
青葱と玉ねぎの2種類の食感の違いや海苔の効果で飽きずに食べられると思います。
鶏肉を焼かずに煮るバージョン、酒や砂糖を煮汁に使うバージョン、卵をしっかり溶いて3回に分けるバージョンなども作りましたが、私は鶏肉は焼いて香ばしさプラス、煮汁の調味料は醤油1とみりん2のみ(鶏肉には酒と砂糖で下味済み)、卵は白身を先に調理する方が、好きな仕上がりになりました。

親子丼専用鍋がなくてもフライパン1つですぐできますし、お味噌汁とお漬物を添えれば立派な一食になりましたので、気軽に作ってみて下さい!



コメント
ご無沙汰しております
写真付きで非常にわかりやすく
親子丼簡単そうで私にも作れそうです
簡単混ぜご飯ありましたらぜひお願いします
尾田さん、お久しぶりです、コメントありがとうございます!
親子丼って基本中の基本ですが意外とこっちでは作って無かったので、なんか新鮮でした。混ぜご飯ですね…、覚えときます!
できればローカル食材を使った簡単なやつがいいですねえ