ココイチカレーを海外で再現!フィリピンで入手できる材料とレシピ

お肉料理

前回の記事で、焼肉ライクに行ってカレーを追加注文するか迷い、結局食べられなかったことを書きました。

その後、日本のカレー食べたい欲がふつふつと湧いてきたので、少し前から気になっていたある再現レシピを作ることにしました。
ココイチカレーです!参考にしたのはこちらです。

以前、スープカレーのレシピを紹介した時にも書きましたが、私は日本カレーは普段そんなに作らないんです。
フィリピンに移住してきてから15年の間に、1、2回作った程度でしょうか。
そして数年前にセブにもココイチが上陸し、日本カレーが食べたくなったらココイチに行けば済むようになりました。
家では、日本式よりも短時間でできてルウも不要なタイカレーやスープカレーを作っていました。

でも先日唐突にピーナツバターが食べたくなって買った、このフィリピンのパンチェーンPan de Manilaのピーナツバターの残りと、人にもらったけど使う機会が無くて置いてあった賞味期限間近の日本のカレールウの2つを何とか使わなければ…!と検索していた時に見つけたのが、上のレシピです。

ピーナッツバターとカレールウでココイチカレー再現レシピ

「ココイチカレー 再現レシピ」で検索すると他にもたくさんレシピが出てきますが、私の住むフィリピン・セブで手に入りやすい材料でできそうなレシピを選びました。
材料の分量はできるだけ元レシピ通りに作ろうと思ってましたが、水の量だけ、マカロニ(↑のレシピサイト)のレシピは他レシピに比べて多すぎる(調味料類との対比を考えても)気がしたので少なめにし、最後の味調整の段階で調味料を自分の好みに合わせて増やしたり追加したものもあります。
そのあたりのアレンジ例や、セブでの材料入手先についても紹介しますね。

ココイチカレー再現レシピ

<ココイチ再現カレー by マカロニのレシピ・アレンジバージョン 材料 4人分>

ココイチカレー再現レシピ 材料

ココイチカレー再現レシピ 材料

ココイチカレー再現レシピ 材料

ココイチカレー再現レシピ 材料

元レシピには無い、最後に追加したもの

  • 薄切り豚バラ肉 120g
    ※私はPearl Meat Shopのサムギョプサルシャブシャブスライス(キロ520ペソ)を使用
  • 玉ねぎ 大1個強(200g)
  • にんじん 大1/2本(80g)
  • 薄力粉=Cake Flour 大さじ2
  • サラダ油 大さじ3
  • カレー粉 小さじ2
  • 水 750ml
    ※元レシピでは1000mlでしたが多い気がして減らしました。750mlでちょうど良かったです
  • 顆粒コンソメ 大さじ1(または固形コンソメ2個)
  • カレールウ 辛口のもの70g
    ※1箱10皿分で8かけ入ってたルウのうち、3かけ使いました
  • リンゴジュース 大さじ2→大さじ3に増量
    ※味見後に元レシピの大さじ2よりも増やしました。蜂蜜等でも代用できると思います。
  • ピーナッツバター 小さじ1
  • 中濃ソース 大さじ1
    ※元レシピではウスターソースでした。他レシピでは、中濃とウスターを半々にしたり醤油を加えるものもありました。
  • ホワイトペッパー 適量(私は7振りほど)
  • 穀物酢 小さじ1
  • インスタントコーヒー 小さじ1/2
  • 牛乳またはオーツミルク 小さじ1
    ※元レシピでは使ってなかったけど味見後に追加しました
  • ガラムマサラ 3~4振り
    ※元レシピでは使ってなかったけど味見後に追加しました
  • ご飯 適量
    ※私は玄米と日本米半々で炊いたものを使いました
  • 好きなトッピング:茄子、モッツアレラチーズ、トマト、ウインナー、スクランブルエッグ、ほうれん草、チキン、ハンバーグなど

①玉ねぎ大1個(約200g)は薄切りにしてキッチンペーパーで水気を拭き取り、薄力粉大さじ2をまぶします。

ココイチカレー再現レシピ 

②鍋にサラダ油大さじ3をしき、薄力粉をまぶした玉ねぎを入れて弱火で25分ほど混ぜながら炒めます。
大さじ3の油は思ったより多めですが、気にせず使います。ここで油を牛脂やラードにするレシピもありました。
玉ねぎのかさが減り、全体に色がついてきたら、カレー粉小さじ2を加えてもう1分炒めて香りを出します。

ココイチカレー再現レシピ 

③玉ねぎを炒めている間に、にんじん1/2本(約80g)を半月切りに、豚バラ肉を3~4cm幅に切ります。

ココイチカレー再現レシピ 

玉ねぎとカレー粉の入った鍋にこの人参と豚肉も加え、豚肉の色が変わるまで炒めたら、水750mlと顆粒コンソメ大さじ1を加え、沸いてから10分弱火で煮ます。

水の量は元レシピの1000mlだとルウや調味料に対してちょっと多い気がしたので750mlで作り始め、途中で水を足すことも考えましたが、何回か味見しても最後まで追加する必要性を感じず、結局750mlのまま完成しました。私的には750mlでちょうど良かったです。

④煮ながら鍋の底についた薄力粉と玉ねぎをこそげるように混ぜ、アクが出てきたら取り、にんじんが柔らかくなったら火を止めて、ブレンダー(ミキサー)に入れます。

ココイチカレー再現レシピ 

うちのミキサーの場合、一度に全量を入れるとあふれそうだったので、2回に分けて回しました。それぞれ1分くらい回して豚肉なども全て細かく砕けたら、お鍋に戻します。

ココイチカレー再現レシピ ミキサー

⑤お鍋に戻したら、火はつけずにカレールウ70gを手で割りながら入れ、溶かします。

ココイチカレー再現レシピ 

溶けたらまた火にかけて煮立たせます。

⑥火を弱め、調味料を入れていきます。
元レシピ通りだと、リンゴジュース大さじ2、ピーナツバター小さじ1、ウスターソース(私は中濃ソース)大さじ1、白胡椒適量、穀物酢小さじ1、インスタントコーヒー小さじ1/2です。
調味料を加える都度味見すると、何がどう味を変えるのか分かりやすいです。
私は今回、「カレーにお酢を入れるとまろやかになる」ことを初めて知りました。

全部入れた後、甘さ・マイルドさ・辛さ(スパイシーさ)をそれぞれもうちょっと足したい、と思ったので、リンゴジュース大さじ1とオーツミルク小さじ1とガラムマサラ4振りほどを追加しました。
使うカレールウの種類によっても味が変わってくると思うので、この最後の味付けは自分の好みで微調整してください。
そこから10分煮たら、カレールウは完成です。

ココイチカレー再現レシピ カレールウ完成

⑦私は玄米ご飯を炊き、茄子を素揚げにしてトッピングすることにしました。

玄米ご飯

ココイチカレー再現レシピ 茄子の素揚げ

ココイチ風カレー+茄子トッピングの完成です!

ココイチカレー再現レシピ 茄子トッピング

この等間隔の茄子がなんかシュールで、ココイチっぽさがありませんか…?

味は、めっちゃ美味しかったです!
私、セブのココイチに行くのは年に1回くらいで、日本にいた頃はココイチを食べたことも無かったので、正確に本家との味比較はできないですが、ココイチ系統のとても美味しいカレーができました。

2杯目のアレンジとトッピング

↑の茄子トッピングカレー、充分に一人前の量あると思うんですが、食べ終わった直後に美味しすぎてまた食べたくなって、黙々とキッチンで以下の作業をしました。

  • より滑らかになるようにもう1回ルウをブレンダーにかける(←正解
  • ウインナーを焼き、トマトを切り、チーズを用意
  • 玄米ご飯だけ、量少なめにする(せめてもの抵抗)

これが2杯目です。茄子+ウインナー+トマト+チーズと私の好きなトッピングばかりで、幸せでした!

手作りココイチカレー再現レシピ 茄子トマトウインナーチーズトッピング

カレールウを入れる前、野菜と肉の入ったスープをミキサーで砕いている時は、正直「(タイカレーやスープカレーに比べて)めんどいなあ、これ作る価値あるんかなあ」と疑問もよぎりましたが、この味で、家で好きなトッピングも楽しめるなら、労力に対してのパフォーマンスは十分だと思います。

ルウはあと2~3食分くらい残っているので冷凍しておいて、アロバテ(フィリピンのほうれん草っぽい、ほうれん草より美味しい野菜)や鶏肉を買ってきて、「パリパリチキン+ほうれん草+チーズ」のトッピングも作ろうかな、と思っています。

ココイチカレー再現レシピ パリパリチキン+ほうれん草+カットトマト+チーズ

作りました!パリパリチキン+ほうれん草+カットトマト+チーズ

最高でした
トッピングをいろいろ考えるの楽しいし、材料の業務用カレールウがまだ残っているので、あと2回は同じレシピで作ります!

追記:
後日この記事ページを見ながら2回目を作ったとき、トッピングを考えるのにココイチ公式HPのメニューを見ると捗ったので、ここに貼っておきます。

各材料の入手先

フィリピン・セブでは、中濃ソースやウスターソースは普通のスーパーマーケットの日本食コーナーにあることが多いです。300ml200ペソ前後だったと思います。
100%リンゴジュースは普通のスーパーでも1リットルパックが買えますが、日本食材店町屋マートでミニ缶を買ってきました。私はガラムマサラと顆粒コンソメも町屋マートで買っています。

ピーナッツバターは、普段そんなに食べないので、近所にあるチェーンパン屋Pan de Manilaのミニサイズが余っていたのを使いました。
私はクランチー(粒が残っているもの)を使いましたが、より滑らかに仕上げるためには(2回目のミキサーを省くためには)クリーミータイプの方を買った方がいいと思います。

Pan de Manilaのオールナチュラル・ピーナツバター ミニカップ50ペソ

Pan de Manilaのオールナチュラル・ピーナツバター ミニカップ50ペソ

豚バラウインナーは、このブログでこれまで何度も紹介しているお店(Pearl Meat Shop・2025年現在はキロ520ペソ)・メーカー(Purefoodsのデリブレックファスト)のものです。

特に海外在住で近所にココイチが無い方、ミキサーさえあれば割と近いものが作れますしトッピングもやりたい放題できますので、ぜひ作ってみてください!

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