フィリピン・セブに来て13年になりますが、私は自宅で日本式のカレーを作ることがほとんどありません。理由は輸入の日本のカレールウは高いからです!
私がセブで作るカレーといえば、①ココナツミルクを使ったタイカレー、②たまに買うランダース(フィリピン版コストコ)のロティサリーチキンの余った身や骨を無駄なく使えるチキンカレー、③スープカレーです。
スープカレーは、フィリピンでは安く買える数種類のスパイス(※仕上げのガラムマサラだけはちょっと高い)があればカレールー無しでも違和感なく作れ、茄子やかぼちゃ、オクラなどのこれまたフィリピンで安い夏野菜が美味しく食べられます。
煮込み時間も10分ほどで、意外と簡単なのでレシピを紹介しますね。
<夏野菜のスープカレー 材料 2人分>
- ソーセージや鶏もも肉 100~150gくらい
- 茄子 細め1本
- 玉ねぎ 1/4個
- 人参・かぼちゃ・オクラ・ヤングコーン・パプリカ・プチトマトなど好きな野菜 適量
- ゆで卵 2個
- オリーブオイル 大さじ2
- にんにく・しょうが 各ひとかけ
- カレー粉 大さじ1
- クミンパウダー 小さじ1/2
- 水 250ml
- 顆粒コンソメ 小さじ1
- 顆粒だしの素 小さじ1/2
- 蜂蜜 小さじ1/2
- ケチャップ 大さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
- ガラムマサラ 2~4振り
※日本食材店町屋マートで購入。他スパイスより高いけど、仕上げに入れると味が引き締まります。
①フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて温め、大きめに切った夏野菜(今回は茄子・にんじん・かぼちゃ・オクラ)とソーセージを入れて焼き目を付けながら火を通します。
ピーマンやヤングコーンやとうもろこしも美味しいですし、やまとやさんの美味しい鶏もも肉がある時は鶏もも肉で作る方がよりお勧めです。
私のフライパンには一度に全部載らなかったので、茄子とプチトマトはこの後に焼きました。
茄子は皮目から焼いて、プチトマトは2~3分、軽くあぶる程度にします。
全部焼けたら取り出しておきます。
②そのままのフライパンにオリーブオイル大さじ1を追加して、みじん切りにした玉ねぎ1/4個とにんにくしょうが各ひとかけずつをおろしたものを炒めます。
にんにくとしょうがの香りがしてきたら、カレー粉大さじ1とクミンパウダー小さじ1/2を加えて、弱火で焦げないようにしっかり香りが立つまで炒めます。
③スパイスのいい香りがしてきたら、ここに水250mlと顆粒コンソメ小さじ1、だしの素と蜂蜜を各小さじ1/2、ケチャップ大さじ1/2を入れて、沸いたら蓋をして弱火で10分煮ます。
④味を見て、塩少々~小さじ1/4を加え、酸味や甘味を足したい場合はケチャップや蜂蜜を追加して調整してから、ガラムマサラを2~3振りして火を止めます。
⑤器に焼き野菜とゆで卵を入れ、スープを注いで完成です。
鶏肉を焼いて作ったほうがよりコクが出て美味しいのは確かですが、このブログのコメント欄で教えてもらったローカルのデリブレックファストソーセージでも、手軽に美味しくできました。
ココナツミルクやチーズを加えて味変しても美味しいです!
スープカレーはフィリピン・セブでも手に入りやすい材料(ガラムマサラ以外)ばかりででき、日本カレーに比べて調理時間もコストもかからないので、フィリピン在住の方にはよりお勧めです!
良かったら作ってみてください。
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