フィリピン・セブに、とうとう丸亀製麺がやってきました…!
確か5年くらい前にセブに丸亀が上陸予定と聞いた後にコロナ禍が来て、待てど暮らせどオープンせず、我慢できずに自分でうどんを打ってみたり、マニラに既にある丸亀製麺に行ったりしてきました。
満を持して2023年9月にSMシティセブにオープンしたのですが、10月に入ってからなんと3回も行きました(笑)ずっと開店を待っていたので、いろいろ食べた過ぎて…。
今日は丸亀製麺セブ店のメニュー構成や店内の様子、頼んだもの、ちょっと不満だったことや他のお客さんとのあるエピソードについて紹介したいと思います。
丸亀製麺セブ店の場所とメニュー
丸亀製麺のセブ一号店は、SMシティセブの1階(Upper ground floor)にできました。
昔からある日本食屋さん「呑ん気」の隣です。
メニューは以前行ったマニラの店舗と同じ感じでした。
一番シンプルなうどん+卵だけの釜玉うどんがないのは、マニラ店も同様でした。
SMセブ店の店頭にあったメニュー表はこちら。
うどんメニューは、肉がのっていたり味がしっかりついたものが中心です。
フィリピン人受けを考えるとやむを得ませんね。
隣の丼ものメニューも、がっつり系が多いです。
ですが店内に入ってメニューを見ると、卵はついていないけど、シンプルな釜あげうどんやかけうどんはありました。
※温玉トッピングができないか探しましたが無いようです。
日本のお店のように、揚げ物を選んで取れるコーナーもあります。
お店の入り口からトレイを持って並び、うどんかどんぶりを注文した後、揚げ物を選んでトレイに載せ、最後にレジでお会計してから各自で席へ運んで食べる、という形式です。
店員さんが慣れてないのか、進み方は少し時間がかかる感じでしょうか。並びはじめてからお会計まで10分以上かかりました。
揚げ物やおにぎりメニューはこちらです。
3回行って、毎回メニューのうち何点かは品切れしていたので、常に全種類があるわけではないと思います。
チーズソーセージといなり寿司は3回のうち1回も見てないので、いつか食べたいです。
さて、記念すべきセブの丸亀製麺での初注文です。
まずはシンプルなうどんが食べたくて、こちらの釜揚げうどんと、ちくわ天とたまご天にしました。
うどんはつるつるだし、揚げ物もおいしかったです。
これで205ペソ(約550円)は安いと思います!
ちくわ天はちょっと固くなっていて(フィリピンでありがちな、若干揚げすぎ?な感じ)日本のちくわ天には少し劣る感じはしたけれど、たまご天はしっかり半熟でした。
平日の午後に行ったのですが、現地の人でなかなかにぎわっていて、シンプルなうどんよりも丼ものやカレーを食べているお客さんが目立ちました。
確かに、ここのカレー、セブの他のお店より安いし美味しそうなんですよね。
レジに並んでいる時、前後にいたフィリピン人のお客さんが照り焼き親子丼やカレーをトレイに載せていて、まじまじと見たのですが、料理の仕上がりも上の見本写真に近くて、大変美味しそうでした。
今セブのちゃんとした日本食屋さんで丼ものを食べると300~400ペソはすることが多いので、あのクオリティで200ペソ台は素晴らしいと思います。
非常に満足してお店を出て、その後また食べたくなり、1週間以内に2度目の訪問をしました。
2度目の訪問で頼んだもの
2回目は、フィリピン丸亀製麺のうどんメニューの中で一番オーソドックスと思われる「肉玉ぶっかけうどん(Beef Ontama Bukkake Udon)」を注文しました。
以前、マニラの丸亀でも同じメニューを2回ほど食べています。
ところが、今回はハプニングがありました…。
ハプニング&フィリピン人のお客さんが味方になってくれた話
ここ丸亀セブ店では、お客は注文エリア→揚げ物エリア→お会計エリアの順に進んでいき、最後にレジの後ろにあるカウンターで、お水やネギや揚げ玉、スプーンやお箸などを自由にとれるようになっています。
お会計直前に、そのカウンターの葱がからっぽになっていることに気付き、レジでお金を払いながら「後ろに葱がないのでもらえますか?」と聞きました。
すると店員さん、「葱、ないです。(There is no green onion)」と普通に返してきました。…ありえません。
フィリピンの飲食店では、一部材料が品切れになってしまい、その材料だけ無しで提供する、ということはよくあります。
でもこのうどんを葱なしで食べることを受け入れられず、「え、じゃあ待つから(心の声:無いで済むか、葱出すまで帰らんで)」と引き下がるも「ノー、今は無いから(心の声?:無いて言っとるやろ、どっかいけ)」と返され、嘘でしょ…?と途方にくれました。
するとここで、私の後ろに並んでいたフィリピン人女性が、「But it’s not complete without green onion!(でも、葱が無いと、うどんは完成しないよ!)」と店員さんに言ってくれました。
葱の重要性を誰もわかってくれない…と絶望していたのに、強力な味方を得て嬉しくなり、「そう!そうなのよ。(頼む…!)」ともう一度店員さんに言うと、裏から葱を持った別のスタッフが現れ、「今から洗って切るので、お席に持っていきます!」と言ってくれました…!
隣の女性に「ありがとう~!葱マストだよね!助かりました。ところで、うどんのことすごく詳しくない?」と聞くと、「私しばらく日本に住んでたの。香川県に。」と言われ「香川~!?うどんの聖地やん!そら詳しいわ!」となりました。
その後、別々に席についてしばらくしてからちゃんと店員さんが刻み葱を届けてくれ、さっきの女性とも遠隔でアイコンタクトして、お互い葱ありのうどんを楽しみました。
まさに葱が加わってこそ完成する味でした。お肉も柔らかくて美味しかったです!
あつあつのうどんを持ってレジに並んでいる時に葱が無いことに気付いたショックは大きく、「今度行くときはきざみ葱を持参したろうかな」と思うくらいでしたが(再度行くつもりはある笑)、香川に住んでいたフィリピン人女性が加勢してくれたおかげで、何とか葱をゲットできてラッキーでした。
丸亀セブの店員さんには、今後はぜひ葱をキープすることに気を配ってほしいと思います!
3度目の訪問でチェックしたカレーの味
3回目は、毎回気になっていたカレーを食べてみようと思って行きました。
カレーやどんぶりを頼もうと思っても、ここに並び始めると麺が食べたくなるんですけどね。
前回と違って週末の夕方に行ったので、ほぼ満席でした。(でも葱はちゃんとあった)
今回はカツカレーにするか、カレーライスを頼んで鶏唐揚げをトッピングするか迷いましたが、揚げ物コーナーで見ると唐揚げよりとんかつのほうが美味しそうだったので、結局カレーライス+とんかつにしました。
揚げ物コーナーのとんかつは切られていないので、自分でスプーンフォークで一口大に切ってカレーライスにのせて食べました。
メニューにある「カツカレー」の方は、作ってるところを見るかぎり、平たいお皿に盛られ、カツも一口サイズに切り分けてからのせてくれていて、福神漬け代わりの紅しょうがもついていました。
(店員さんはカツカレー用のカツを普通に揚げ物コーナーから1つ取って切っていたので、とんかつは共通だと思います。)
カレーの味は、セブに上陸済みのココイチのカレーと比べると、丸亀の方がだいぶ家庭的でした。
ココイチカレーよりも人参やじゃがいもなどの野菜がしっかり入っていて、若干和風っぽいだしの風味もしました。なんかキャンプで作ったカレーや家のカレーに近い感じです。
ついでに、とんかつの衣の感じもココイチのカツカレーの方が美味しかったと思います。
ココイチ(セブ店)のカツカレーは380ペソ、丸亀(セブ店)のカツカレーは280ペソなので(2023年10月現在)、値段差を考えると妥当です。
私的にはココイチカレーの方が家のカレーとひと味違う&ちゃんと福神漬けがある点で格上認定ですが、丸亀のカレーの方が和風寄りで好きという人もいると思います。
そしてやっぱり丸亀はセブの他の日本食店よりも全体的に安く、その割に味が良いので、これからもちょくちょく通うと思います。
ちなみに、この日私は翌日用に、「唐揚げマヨおむすび」と「照り焼きチキン親子丼」もお持ち帰りにしました。
お会計はこんな感じでした。
照り焼き親子丼は、甘めの味付けですがちゃんととろとろ卵で美味しかったです。
おにぎりは普通でしたが、セブンイレブンで最近売り始めた50ペソ前後のおにぎりに比べるとずっと良くできてると思いました。
うどん以外のメニューもなかなかイケるので、セブ在住の皆さん、行ってみてください!
追記:後日食べた、丸亀製麺のフィリピン限定メニュー「鶏パイタンうどん」も美味しかったです!
コメント
嬉しい😆⤴️💓
丸亀製麺がSMに有るって知りませんでした。
日本からセブに戻ってからはアヤラセンターとITモールでしかお買い物してなかったので、気づきませんでした。
私は、ラーメンよりうどんが好きでセブに来てからもマチヤマートで乾麺を買って食べていましたが、なかなか美味しいうどんに出会えていませんでした。
早速日本人の友人と行くことになりました。
いつも貴重な情報をありがとうございます🎵
私もうどん大好きです!
セブに10軒のラーメン屋ができるより丸亀製麺ができる方がだいぶ嬉しいですよね。
SMシーサイドには、やよい軒もできたそうですよ。(そっちはなんとなく行くのが面倒)
丸亀うどん満喫してきてください&葱がちゃんとありますように…!