パクチー消費に！パクチーチャーハンと茄子のエスニックサラダ

今日は、嫌いな人も結構多いかもしれない、パクチーを使ったレシピについて紹介します。

フィリピンではわりとメジャーな野菜で普通のスーパーで買えますが、日本人になじみのあるパクチーやシャンツァイという呼び方はあまり普及しておらず、Wansoy（ワンソイ）やCilantro（シラントロ）という呼び名でよく売られています。英語のコリアンダーでも通じます。

今回買ったこれは、ランダースで60g64ペソ（約170円）でした。

でもパクチーって、大体量が多くて1回では使い切れないことが多いんですよね。
トムヤムクンや生春巻きを作るためにパクチーを買った後に私がよく作るのが、今日紹介するサラダとチャーハンです。

茄子と海老のエスニックサラダ

1品目は、フィリピンで手に入りやすい茄子と、冷凍で常備していることが多い海老を使ったサラダです。
今回は冷凍むきエビではなく、生の海老の背ワタだけとって冷凍していたものを使いました。

＜茄子と海老のエスニックサラダ　材料　1人分＞

このナンプラー↑はちょっと塩味強めなので別メーカーの方がおすすめかもしれません

①海老は背ワタを取り、塩少々を加えたお湯で殻ごと3分ほどゆでて冷まし、足や殻を取っておきます。
茄子1本は5～6ミリほどの厚みの斜め切りにし、塩少々をかけて5分ほど置きます。
パクチーはざく切り、紫玉ねぎは薄切り、チェリートマトは1個を3つか4つくらいに切り、にんにく1/2かけはおろしておきます。

②フライパンにサラダ油かオリーブオイル大さじ1を入れ、茄子を入れてから5分ほどかけて両面を焼きます。

③茄子を焼いている間に調味料を合わせます。
調味料は、おろしにんにく1/2かけ分、ナンプラー（パティス）小さじ2、カラマンシー果汁小さじ1、ごま油小さじ1、砂糖小さじ1/2（＋甘めが好きならもう少し追加してもいいかも）です。
それに好みで赤唐辛子の輪切りも加えて砂糖が溶けるまでよく混ぜておきます。

④茄子が焼けたら、温かいうちに③のボウルに入れ、薄切り玉ねぎ、海老、チェリートマト、パクチーも加えて和えます。

ナンプラー（パティス）はメーカーによって塩加減が結構違うので、味を見て増減したり砂糖やお酢を少し追加したりして調整し、最後にくるみ等のナッツを砕きながら加え、ざっと混ぜたら完成です。

一見海老とパクチーが主役のようでいて、実はとろとろの茄子がかなり美味しい一品です。

2品目はパクチーをシンプルに味わえるチャーハンです。
ハムやウインナーを入れてボリュームアップしてもいいですが、パクチー好きなら卵すら加えず、にんにく＋米＋パクチーたっぷりで、パクチーガーリックライスみたいにして食べても美味しいです。

＜パクチーチャーハン　材料　1人分＞

①冷凍ご飯はレンジで解凍しておき、にんにく1かけとパクチーの茎の部分はみじん切りに、パクチーの葉の部分はざく切りにします。

②フライパンにサラダ油大さじ1/2を温め、溶いた卵1個を流しいれて強火でさっと火を通し、半熟程度でボウルに戻しておきます。

③フライパンに卵がついていたらキッチンペーパー等でふき取ってから、ごま油大さじ1とにんにくとパクチーの茎の部分を入れ、弱火で火を通して香りを出します。

④そこへ解凍した温かいご飯を加え、味の素2つまみと塩3つまみを振ってから強めの中火で炒めます。
続いてパクチーの葉の部分を半分加え、軽く混ぜたら卵も戻しいれて炒めます。

⑤フライパンの火を止めてから胡椒少々と醤油小さじ1/2を加えて混ぜ、味見します。好きな塩加減に調整後、残りの生パクチーを加えてさっと混ぜたら完成です。

パクチーチャーハンはナンプラー（パティス）で味付けするときもあるのですが、今日はサラダがナンプラー味なので醤油ほんの少しだけで味付けしました。
ナンプラーも醤油も使う量は少なめにして、味付けのメインは多めのにんにくと塩と味の素にする方が、パクチーが美味しく食べられるように思います。

シンプルなチャーハンに、たまにエスニックサラダの海老をのせて食べるのもおすすめです！

パクチー大丈夫な方、買ったはいいけど使い切れない…！というときに、ぜひ作ってみてください。