これまでにもこのブログで、コロナ後にセブで買えなくなった商品について紹介して(愚痴って)来ました。
- 水菜
- ごぼう(まだまれに買える)
- Aguila社のベーコンやハムやウインナー(現在はマニラのみの販売)
- Smoked cooked ham(その後ターキーハムに乗り換えたけど、今はターキーハムも少ない)
- 瓶詰ハラペーニョ
などです。
コロナによって外国からの輸入やフィリピンの島間の輸送が滞ったせいという場合もあれば、生産者さんの都合等で商品自体が出回らなくなったパターンもあると思います。
そんな中、2年ぶりくらいに、ずっと気に入って買っていたのにコロナ中はスーパーから消えていたある食材を買えたので、紹介します。
Molineraというスペインのブランドの、瓶詰ハラペーニョです。
ハラペーニョって何だっけ?という方に説明するなら、モスバーガーのスパイシーモスチーズバーガーや、タリーズコーヒーのホットドッグに入っている、「青唐辛子の酢漬け」です。
サブウェイのサンドイッチでもトッピングでハラペーニョが選べますね。
フィリピンには青唐辛子を使った料理もありますし、一応ランダース等輸入商品の多い店で別ブランドのハラペーニョは買えたんですが、味付けや歯ごたえがなんか違うんです。
あと、The Market Place(アヤラセンターやロビンソンギャラリア内)のデリコーナーでも、チーズやオリーブと一緒に量り売りのハラペーニョが売られていたのでそこで買ったことも何回かあります。
でもこれも、味付けが物足りないんですよね。
上のものも含め、フィリピン・セブで手に入るハラペーニョは5種類ほど試しましたが、私的には、Molineraのものがベストです。
セブの高級住宅街マリアルイサの近くにあるStreet Scapeという商業施設内にできた、Gaisano Market Squareというスーパーに行ったときに2年半ぶりくらいに見つけ、感動しました。
その後ガイサノカントリーモールでも見かけたので、ガイサノ系で買えることが多いようです。(The Market Place、メトロスーパー、SM系スーパーでは今のところ見つけられず)
さて、このハラペーニョ、私はおもにサンドイッチに使います。
うちでは同じMolinera産のピクルス(こっちはコロナ中も販売されていた)も常備していて、サンドイッチの時はほぼ必ずハラペーニョとピクルスを入れています。
それからたまに作るタコライスにもハラペーニョトッピングは欠かせません。
さらに別の食べ方を考えていて、海老でガーリックシュリンプを作る時に入れてみたら美味しかったんです。
先日近所のスーパーでおいしそうな海老が買えたので久々に作りました。
レシピを紹介しますね。海老好き、辛いもの好きな方にはぜひ!食べてほしいです。
<スパイシーガーリックシュリンプ 材料 1人分>
- 海老(殻付き) 6尾くらい(170g)
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ1
- にんにく 1~2かけ
- オリーブオイル 大さじ1
- 白ワインまたは料理酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 薄力粉=Cake Flour 大さじ1.5
- オリーブオイル 大さじ1
- バター 大さじ2/3
- ハラペーニョ 20~30g 粗みじん切りにして大さじ1.5くらい
- カラマンシー 2個
- 黒胡椒 適量
①海老の下処理をします。
海老の頭と足を手でとり、キッチンばさみでしっぽの半分を切り落とし、殻はつけたまま背中部分の殻に切れ目を入れて背わたを取ります。
そこに片栗粉大さじ1と水大さじ1を加え、良くもみ洗いします。水が汚れたら新しい水に替えて洗い、水気をふきとります。
②水気を拭きとった海老をボウルに入れ、オリーブオイルと白ワイン(または酒)各大さじ1、粗いみじん切りにしたにんにく1~2かけ分、塩小さじ1/4を加えて軽く混ぜ、15分ほどおいておきます。
③瓶詰のハラペーニョ(マイルドなら20g、辛めなら30g程度)は粗く刻んでおきます。
④海老をマリネ液からあげて、薄力粉大さじ1をまぶします。下味に使ったマリネ液は残しておきます。
⑤フライパンにオリーブオイル大さじ1とバター大さじ2/3を熱し、海老を入れて4分ほどで両面焼きます。
※中くらいの海老なら4分程でOKですがもっと大きい海老なら火が通るまでもう少しかかるかも
⑥そこに、残しておいたマリネ液と刻んだハラペーニョを加え、1分ほど炒めたら火を止めて黒胡椒を振り、カラマンシーを添えて完成です。
フィリピン・セブにはChoobi Choobiというガーリックバター味の海老が食べられる有名なチェーン店があって人気なのですが、たまに生臭いときがあるのと、海老の足がついているので食べにくいのが玉にきずです。
これは自分でしっかり下処理して一切生臭みが無く、香ばしい殻だけを残して食べにくい部分は取ってあるので、食べやすく、ハラペーニョの量で辛さも調整できます。
フィリピン料理でガンバス(海老と唐辛子のオイル煮)やビコールエクスプレス(肉や野菜を青唐辛子とココナツミルクで煮たもの)が好きな人はきっと好みの味だと思うので、ぜひ新鮮な海老で作ってみてください。
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