先日、セブのリサイクルショップで1人用土鍋(峠の釜飯容器)を買ってから栗ご飯を2回、炊き込みご飯を1回炊きましたが、今度はパエリアを作りたくなりました。
1回目は釜飯容器で作り、2回目はフライパンで作りました。
米一合とフィリピン・セブで手に入りやすい食材を使って美味しくできたので、レシピを紹介します。
また、海老は偶然立ち寄ることになったローカル市場でとても安く買えたので、市場についても報告したいと思います!
米一合でつくる簡単パエリア レシピ
<パエリア 材料 1~2人分>
- 日本米 1合
※あれば無洗米の方がベター - 海老 5尾(100gくらい)
- 冷凍タコと冷凍ミニホタテ 冷凍状態で100g
- 玉ねぎ 1/3個
- にんにく ひとかけ
- パプリカ 小さめ1/2個分
- パセリ 少々
- カラマンシー 2個
- オリーブオイル 大さじ2
- 水 180ml
- 顆粒コンソメ 小さじ1.5
- ターメリック 小さじ1/2
- 塩胡椒 少々
- 海老下処理用の片栗粉と塩 適量
①無洗米一合をはかります。
パエリアの時は米を洗わずに使う方がいいのですが(乾いたお米の方がスープをよく吸うため)、私の住むフィリピン・セブでは無洗米は手に入らないので、こちらで買える日本米を軽く洗ってからざるにあけておきました。
②冷凍タコと冷凍ホタテ合わせて100g程度を、塩(分量外)を入れた飲料水の中に入れて20~30分室温におき、解凍します。
冷凍タコのうち大きいものがあれば半分に切ります。
玉ねぎ1/3個、にんにく1かけ、パセリはみじん切りに、パプリカは1cm幅くらいに、カラマンシーもくし形に切っておきます。
海老は、殻はむかずに爪楊枝で背ワタを取り、片栗粉大さじ1と塩少々と水大さじ1を入れてよくもみ洗いして水気をふきとります。
③フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、みじん切りにした玉ねぎとにんにくを入れて弱火で2~3分、しんなりするまで炒めます。
そこへ、パプリカと水気をふいた海老・タコ・ホタテも加え、2分くらい、表面の色が軽く変わる程度に炒めます。
④シーフードとパプリカを取り出して別の器に入れてから、フライパンに水180ml、顆粒コンソメ小さじ1.5、ターメリック小さじ1/2、塩胡椒少々を加えて沸騰させます。
フィリピンでは輸入のサフランは高い(500ペソくらいします)のでターメリックで代用しています。
⑤釜飯容器に米一合とフライパンのスープを入れてから、上にパプリカ以外の具(タコ、ホタテ、海老)を乗せてコンロ強火で火にかけます。
(前回の栗ご飯記事で紹介した通り、スキレットを使えばIHコンロでも釜飯容器を使って炊飯できます)
沸騰したら蓋をして弱火で12分加熱し、火を止めて15分蒸らします。
…というか、別に釜飯容器を使わなくても、そのまま同じフライパンに米を入れて具を載せても炊けると思います。釜飯容器を使うのは、ただの私の気分の問題です。
⑥炊けました!いい匂いです。
…この小さい器に具がぎっしりなビジュアルと、いい感じのおこげができるのが釜飯容器を使う良さです。
とっておいたパプリカを並べ、みじん切りパセリとカラマンシーも飾って、完成です!
↑見ためは良いのですが、めっちゃ食べにくいです!
結局、お皿に盛りなおしてから食べました(笑)。
ローカル市場に行ってみたら海老がものすごく安く買えた話
実はこのパエリアを作る前日、フィリピン人と待ち合わせをしていたのですが、家を出た後に待ち合わせ時間を変更したいと言われまして、1時間ほど何もない場所で時間をつぶす必要が出てしまいました。
周りを見渡してもジョリビーくらいしか無いな、どうしよう…と思っていると、すぐ近くに名もなきローカル市場があるのが目にとまりました。
つい先日、このブログのコメントでカルボンマーケットの野菜が安いと教えていただいたことが頭に残っていたので、時間あるしな~と、ちょっとびびりながらも入ってみました。
めっちゃ雰囲気ある!!と嬉しくなりました。
10分あれば全部見れるほどの小さめの市場ですが、野菜と果物、米、肉や魚介のお店がわかりやすく一本道に並んでいて、ワクワクしながら2周しました。
肉を切るまな板のすぐ横で猫が毛づくろいをしていたり、野菜が並んでいる台の隣の台でおじさんが昼寝していたり、米売り場の米に豆ごはんかというくらいハエが止まっていたり、通路の真ん中で子犬と猫が喧嘩していたりといろいろカオスでしたが、それも含めて楽しめました!
少なくともジョリビーでスマホを見て1時間待つよりも、ずっと楽しく有意義な時間の過ごし方でした。
基本値札は無く、いちいちお店の人に値段を聞く必要がありましたが、このシーフード屋さんで海老の値段を聞いてみたところ、なんと1キロあたり300ペソ!!びっくりしました。
私がいつも行くスーパーでのここ数年の海老の値段は、キロあたり500ペソ~600ペソくらい、だいぶ安くても460ペソくらいです。
一方ここではキロ300ペソ、日本円でいうと、100gあたり80円くらいです。
めっちゃ安いやん、と思って急遽300g程度を購入し、氷もたくさん入れてもらいました。
約300gで90ペソでした。
その後会ったフィリピン人に、冷蔵庫を借りつつ興奮して初の1人ローカル市場が楽しくてお得だったと報告すると、「カルボン市場に朝方に行けばもっと安いと思うよ!」とのことでしたが、今回は、危ない思いもせず、フラッと立ち寄った市場で海老をキロ300ペソで買えただけで、とりあえず大満足でした。
パエリアも美味しかったです!
カルボンのような大きな市場だともっと野菜や肉の種類も多いんでしょうけど、それはまた、機会があれば挑戦してみます!
フライパンで作ってみたバージョン
パプリカが中途半端に余ったので、数日後に同じ手順・レシピでフライパンでもパエリアを作ってみました。(ヤングコーンとウインナーを追加しました)
何の問題もなく炊けました!
釜飯容器でつくる方が若干ごはんのふっくら感があり、おこげのでき方が好みでしたが、フライパンバージョンはそのまま食卓に載せてスプーンで食べられるのが便利です。
海老とパプリカと冷凍シーフード、ターメリックがあれば意外と簡単にできる割に、見た目が華やかなので、クリスマスシーズンのパーティーなどでもぜひ作ってみてください。
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