フィリピンの外食で一番よく見かけるサラダ、それはシーザーサラダです。
野菜をあまり食べないフィリピン人の多いローカルレストランではそもそもメニューにサラダが無いことも多いのですが、洋食系のお店だと1、2種類のサラダは置いていることがあり、大体それがシーザーサラダ(とあとはカニカママンゴーサラダとか、変わったところでポメロサラダとか)です。
ただ、私はフィリピンのレストランで食べるシーザーサラダにあまり満足したことが無いんです。
レタスがものすごくしなしなでドレッシングが水っぽかったり、日本のように温玉が載っていないのが物足りないのもあるかもしれません。
先日のマニラ旅行で美味しいパンとベーコン(とお皿)を買ってきたので、それを使って作った、簡単だけど丁寧につくるシーザーサラダのおすすめレシピを紹介します!
<温玉のせシーザーサラダ 材料 1人分>
- レタス 大きめ半玉か小さめ1玉
- パン(バゲットやサワードウなど甘くないもの) 1/3個くらい
- ベーコン 2~3枚
- 卵 1個
- オリーブオイル 大さじ1(加熱用)と小さじ1/2(レタスまぶし用)
※加熱用のオリーブオイルは安いピュアオリーブオイルを、まぶし用にはエクストラバージンオリーブオイルを使いました。 - マヨネーズ 大さじ2
- 牛乳 大さじ1
- にんにく 1/2かけ
- レモン汁もしくはカラマンシー汁 小さじ1/2
- 塩・こしょう 適量
- 粉チーズ 大さじ1
- 黒胡椒(仕上げ用) 適量
※今回私はマニラ土産のAguila社のベーコンを使っていますが、2022年現在マニラ首都圏以外では入手不可なので、その場合はKingsのアメリカンプレミアムベーコンをお勧めします!
①レタスは洗ってから手で一口大にちぎり、ボウルに氷水(飲料水)を入れて10分ほどつけておきます。
②パンは1.5cm角に切り、ベーコンは0.7cmくらいの細切りにします。
オーブンまたはトースターの天板にアルミホイルを敷き、パンの方にはオリーブオイル大さじ1をまわしかけてから、180度で7~10分焼きます。トースターなら5分位かと思います。
③パンとベーコンを焼いている間に、ドレッシングを作ります。
マヨネーズ大さじ2、牛乳大さじ1、にんにく1/2かけをおろしたもの、レモンまたはカラマンシー果汁小さじ1/2と塩こしょう少々を混ぜ合わせておきます。
④レタスをざるにあげ、キッチンペーパーなどを使って水分をしっかりふき取ります。
これをちゃんとやるとやらないのとでは仕上がりがだいぶ違ってきます。
水気が切れたら、オリーブオイル(できればエクストラバージンオリーブオイル)小さじ1/2を振り入れてレタス全体にまぶします。
ドレッシングを加えた後にレタスから水が出すぎるのを防ぐコーティング効果があります。
⑤パンとベーコンが焼きあがりました。
オリーブオイルがレタス全体にほどよく回ったら、③のドレッシングの2/3量、ベーコン(出てきた油ごと)を加えてしっかり混ぜ、最後に焼いたパンも入れて軽く混ぜます。
⑥温泉卵を作ります。耐熱容器に生卵と水(70mlくらい?卵がかぶるくらい)を入れ、つまようじで黄身に3ヶ所くらい穴をあけておきます。
ラップをせずに、電子レンジで40秒~1分加熱します。うちのレンジでは上から2番目の強さで50秒ほどです。
⑦サラダを器に盛り、スプーンですくった温玉をのせてから残りのドレッシングをかけ、粉チーズ大さじ1と黒胡椒を好きなだけかけて、完成です!
パンが入って普通のサラダよりも食べ応えがあるので、これ一皿で一食済ませることもあります。
私にとっては十分しっかり味ですが、より濃い味が好きな方はパンを焼く時にハーブソルトをかけてもいいかもしれません。
美味しいパンとベーコン、綺麗なレタスが買えたらぜひ作ってみてください。
ロメインレタスで作っても美味しいです。
水切りをしっかりして、ドレッシングの前にオリーブオイルをまぶすことで、そのへんのフィリピンレストランには余裕で勝てるシーザーサラダになります!
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