前回の記事では、明太子を使わない明太子クリーム風パスタのレシピを紹介しました。
改良前のオリジナルレシピは少しモサモサした食感で、パスタにするならもう少しクリーミーにしたいと思ってアレンジしました。
でも、そのモサモサ食感を逆に活かしてうまくできるんじゃないかと思いついたのが、私の大好きなたらこおにぎりです。
たらこおにぎり、海外在住だと意外にも食べられないんですよね。
今よりも頻繁に一時帰国していたころは、日本滞在の最後に毎回関空や成田空港のコンビニで焼きたらこおにぎりを買っては、セブに持って帰って食べていました。
海外で入手しづらいたらこがなくてもいつでも作れるたらこ風おにぎり、なかなかうまくできたので、レシピを紹介します!
たらこ無しのたらこ風おにぎりの作り方
<たらこ風おにぎり 材料 大きめ2個分>
- 日本米 1合
- 飲料水 210ml
- サラダ油 小さじ1/2
- 味の素 3振り
- 卵 1個
- 豆板醤 小さじ1/2
- ナンプラー 小さじ1/3
- 顆粒かつおだしの素 小さじ1/3
- 塩 小さじ1/4弱
- 食用色素(赤色) 2滴
- 海苔 適量
①日本米1合は洗って30分飲料水につけておきます。
炊飯器の釜に飲料水210ml、サラダ油小さじ1/2、味の素3振りとお米を入れて普通に炊きます。
私はこの電子レンジ炊飯器のちびくろちゃんを使って、レンジ上から2番目で10分炊飯、15分放置で炊きました。
安くて軽くて海外生活に持っていくのに便利なので、以前別記事でも使用例や他炊飯方法との比較について紹介しています。
②たらこ風の具を作ります。
耐熱容器に卵1個を割り入れて溶きほぐし、そこに豆板醤小さじ1/2、ナンプラーと顆粒かつおだしの素各小さじ1/3、塩少々を入れてよく混ぜます。
ナンプラーの塩味がメーカーによってかなり異なるので、味見して塩の量を調整した方が良いと思います。
前回のパスタでは多めの油で明太子風炒り卵を作りましたが、今回はあえてパサパサ感を残したいので油は入れません。
卵液を電子レンジ上から2番目の強さで1分加熱し、一旦取り出して卵を混ぜ、もう1分レンジ加熱して中まで火を通します。

合計2分レンジ加熱したところ
火が通ったら、食用色素赤色2滴を加えて軽くほぐします。
③②をミルサーまたはぶんぶんチョッパーに入れて細かく砕きます。
良い感じの見た目じゃないでしょうか!
④炊いて蒸らし終わったご飯をほぐし、③のたらこもどきの具を真ん中に入れて、おにぎりを作ります。
美味しいお茶や味噌汁、お漬物などを添えて、完成です!
たらこは一切使ってないのに、味に集中しすぎずに食べたらちゃんとたらこおにぎりを食べているような気分になれたので、満足です!
感想と課題
今回、チョッパーの活用やナンプラーの使用でたらこの食感や魚臭さはある程度再現できることがわかり、実際おにぎりにしてみると結構近い感じになりました。

そのままだとちょっとプチプチ感が足りないかも
ただ再現率としては、75%くらいでしょうか。もっとハッキリとした粒感があればより本物っぽくなる気がします。
ぷちぷち感を出すのにゼラチンを使ったり、焼きたらこor炙りたらこっぽい風味をプラスするのにバーナーを使ったりするとよりアップグレードできそうです。
(↑こういうの欲しいんですよね)
…ただ、よく考えるとセブでは日本食材店の町屋マートに行って300ペソ(約800円)くらい出せば、冷凍たらこは買えるんですよね。
ゼラチンやバーナーを買ってさらに試行錯誤するくらいなら「もう町屋でたらこ買うかあ」とも思いました(笑)
たらこが買えない地域の方や、たらこおにぎりが大好きな海外在住の方は、再現度7割くらいと思って作ってみると、意外と近くて満足度が高いかもしれませんので、良かったら試してみてください。
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