今日は、以前書いた記事の補足的な記事になります。
昨年上の記事で紹介した製菓道具・材料店「Ong Kin King(オンキンキン)」へ、Google Mapを頼りに歩いて行ってみたらえらい目にあった、という話です。
製菓道具・材料店「Ong Kin King」とは
「Ong Kin King」は、セブの製菓業者さんや屋台業者さんが行くような、ローカル向け・業務用寄りのお店です。
デパートの製菓道具売り場のように綺麗ではないけれど、セブの他のモールには置いていないような道具があったりするのでたまに行きたくなります。
今回私は、
- 水ようかんやブコパンダンを作るのに使えそうな浅くて大きめの角バット
- 角ざる
- いつもダイソーで買っていたけど最近見なくなったプラスチックストロー(曲がるやつ)
- カヌレ型(前回無かったけど一応探したい)
- 前回買った激安サンドイッチバッグ(ミニビニール袋)
を探しに行きました。
Google Mapに騙された結果と正しい行き方
このお店(ノースレクラメーション支店)は、外国人が行くと若干目立つ、セブシティのPier(港)エリアに立地しています。
前回はタクシーでSMシティ方面から行きました。その帰りにお店を出てからロビンソンギャラリアまで歩いたのですが、わりとすぐの距離でした。
そこで今回は、まずロビンソンギャラリアに行き、そこから歩いてお店へ行ってみることにしました。
Google Mapでは、ロビンソンギャラリアから海側にまっすぐ下がったところと表示されていました。
ところが、スマホでMapを開きながらこの場所に着いても、お店が見つかりません。
結局この周辺を人に聞いたりしながらうろうろして、だいぶ右側の位置にお店を見つけました。
Google Mapで表示されていた位置から、500メートルくらい離れています。
お店の外観はこちらで、目印としては大通りを挟んだ斜め向かいにCokaliong Houseという物流会社の建物があります。
Cokaliong Houseの地図上の位置はこのへん(これは正しかった)です。
フィリピンでは、Google Mapに間違いがある事ってそんなに珍しくありません。
なのでいつもならそんなに気にしないのですが、今回は困りました。
最初から正しい位置が分かっていれば、ロビンソンギャラリアから大通り沿いを歩いて5分くらいでスムーズに来られます(それでも大きなトラックが通り、人通りは多くないエリアなので注意は必要です)。
Google Map上の間違った場所(昔の場所??)の方へ行ってしまったばっかりに、ほんの10分程度で以下のことがありました。
- 犬が半分骨になりかかって(比喩ではなく)いるのを見ました
- 首に紐を付けられて死んでいる猫を見ました
- 私の背丈くらいある特大タイヤのトラックが狭い道を通るので、轢かれたら終わり(全身ペラペラになりそう)という緊張感がありました。
- 女性皆無でした。。子どもも、おばさんすらいない、本当に男性しかいないエリアでした
一応道を聞いたりした時に、皆さんちゃんと受け答えはしてくれました。
それにこのあたりは港が近いので倉庫が多く、大型トラックの駐車スポットにもなっていて、ほとんどの男性は仕事中と思われるので、別に危なくはないのかもしれません。
歓楽街のように変なことでお金を稼いでいるような人はいなくて、まっとうに働いている人ばかりなら、怖がるのは失礼か、と頭では思います。
でも、女性が社会進出しまくっているフィリピンで(銀行や役所でも女性が要職に就くことが珍しくない)、見事に男性しか居なくて、半裸や裸足の人も多く、おばちゃんすらいない空間に行くということがこれまでほとんどなかったので、その光景にちょっと怖気づいてしまいました。
わずか10分ほどの間に犬と猫の遺体を立て続けに見てしまったのもショックでした。
(13年間セブに住んでいて、これまで亡くなった犬は1体、猫は4体くらいしか見たことがありません)
実はこの数日前に、ボニファシオディストリクトにできた猫カフェ「Miau Cafe」に行って、甘やかされた高級猫ちゃんたちを見てきただけに、余計にへこみました。
そのため、このブログを読んでもしOng Kin Kingに行くという方がいれば、やはりタクシーで向かうことをお勧めしますし、歩く場合もGoogle Mapの通りには行かない方が良い、と伝えたいと思って、この記事を書きました。
あんまりスマホを出したくなかったので迷い込んでしまった奥のほうの(Google Mapに指示された場所の)写真は少ないですが、お店の斜め向かいにあるCokaliong House & Cokaliong Tower(運送会社の建物)の写真を撮ったので参考にしてほしいです。
Ong Kin Kingで買ったもの
さて、苦労してたどり着いたOng Kin Kingでは、迷ったせいで閉店時間(17時)間近だったので急いで目的のものを購入しました。
曲がるストローと、
前回買って気に入った小さいビニール袋500枚×2種類と、
四角い水ようかん用の型(想定していたより大分小さい)です。
カヌレ型はやっぱり見つからず、大きめの角バットや角ざるも買えませんでした。
本当はラッピング用品もゆっくり見たかったのですが、17時5分前には店内の照明が落とされたのでそそくさとお会計して出てきました。
まあ怖かったけど、一応買おうと思っていたものは買えたし、この後ロビンソンギャラリアでお買い得なケットや果物(前回記事のミルクレープの材料)も買えたので、ギリギリセーフでした。
お店自体は安いし楽しいのですが、もしも行く方がいれば、気を付けてください!
コメント
恐い思いをされましたね。
お店には興味ありますが私はやめておきます。
以前、道を間違えて、ローカルのおじさん達があちこちの曲がり角に座ってるとこに入ったことがあり、沢山の視線を感じて、大通りに出るまでとても恐かったのを思い出しました。
おばさんだから襲われることもないだろうに自意識過剰かしらとフィリピン人の友達に言ったら、あなたもあなたの持ち物も全てに興味を持ってたと思うと言われました。
それから一人の時は、タクシーを使い、極力歩かないようにしています。
貴重な体験、ありがとうございました。
怖かったです〜でもオンキンキン周辺はまだ仕事中の人が多かったから良かったです。
何もしてないおっちゃんお兄ちゃんがいっぱいいる方が怖い笑
私も襲われるような年齢じゃないのですが、1人でも極悪人が混ざってたら「スマホ、財布、クレカ換金で5万ペソは行くか…よし!」みたいな可能性もあると思って、気をつけておいた方が良いですよね!
ほんとに暇で「おお外人いるやん、なんかおもろいことするかな〜」って観察してるだけの人が多いとは思うんですが。