先日、今(2023年3月)日本のスタバで販売中の「コーラフラペチーノ」はフィリピンではやってないのかな、と思ってフィリピン・セブのスタバ(ロビンソンギャラリア店)に行きました。
当然のようにコーラフラペチーノは無かったのですが、期間限定のデザートでミルクレープがありました。

フィリピンスタバのストロベリーピスタチオクレープケーキ(Food Pandaアプリより)
私はスタバのミルクレープ(以前はダークチョコがあった)は結構好きなんですが、これはちょっと甘そうすぎる…と思い、自分で甘さ控えめ&フルーツたっぷりのミルクレープを作ることにしました。
昔セブでミルクレープを作ったときは、いちごやキウイなど複数の果物をそろえるのに材料費がわりとかかった記憶があります。
ですが、ロビンソンギャラリア内のThe Market Placeスーパーにはフルーツバーがあり、いろんな果物を少しずつ選んで量り売りで買うことができます。

この日はキロ当たり330ペソでした。フルーツバーの値段や種類はタイミング次第で結構変わります。
これを利用するとお手頃に作ることができたので、レシピも紹介しますね。

280gで92.4ペソでした
<フルーツミルクレープ 材料 直径12cmくらいの小さめ1個分>
~クレープ生地~
- 薄力粉=Cake Flour 80g
- ベーキングパウダー 小さじ1/5
- 卵 2個
- グラニュー糖=Refined Sugar 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 牛乳 200ml
- 無塩バター 16g
- バニラオイル 2滴
- サラダ油 大さじ1
※鉄フライパンで焼く場合
~中身のカスタードクリーム~
- 薄力粉=Cake Flour 大さじ1
- コーンスターチ 大さじ1/2
- グラニュー糖=Refined Sugar 大さじ3
- 牛乳 150ml
- 卵黄 1個分
- バニラオイル 3~4滴
~生クリームとフルーツ~
- 生クリーム150ml
- グラニュー糖=Refined Sugar 大さじ1~大さじ1.5
- 好きなフルーツ 250gくらい
※私はいちご・キウイ・マンゴー・メロンを使いました。フルーツバーなら大体80ペソ位の量。各フルーツをそれぞれ買うと700ペソくらいかかります。
①クレープ生地を作ります。
薄力粉80gとベーキングパウダー小さじ1/5はあわせてふるっておきます。
無塩バター16gは耐熱容器に入れてレンジ中火で50秒くらいあたためて溶かし、そのまま放置して粗熱をとっておきます。
②卵2個をときほぐし、そこへグラニュー糖小さじ1と塩ひとつまみを加えて混ぜてから牛乳200mlを入れ、良く混ぜます。
砂糖が溶けたら薄力粉とベーキングパウダーを振るったものを加えて混ぜます。
③大体混ざったら1回ざるなどで生地を漉して、①の溶かしバターとバニラオイル2滴を加え、冷蔵庫で1~2時間休ませます。
大きめの計量カップに入れて休ませると、焼く時に生地を注ぎやすくて楽です。
④中身に使うカスタードクリームを作ります。
耐熱ボウルに薄力粉大さじ1、コーンスターチ大さじ1/2、グラニュー糖大さじ3を振るいながら入れます。そこへ卵黄1個分を加え、牛乳150mlを少しずつ注ぎながらダマにならないよう混ぜます。
⑤電子レンジで1分加熱してから泡だて器で混ぜ、それを4回(1分×4回)繰り返します。
上の画像くらいのとろみがついてなめらかになったらバニラオイル3~4滴と、好きな方はラム酒数滴も加えて、ぴっちりラップをして冷まします。
ボウルごと冷ましても良いのですが、私はより早く冷やしたかったのでバットに薄く広げてラップしました。この状態で冷蔵庫に1時間弱入れると完全に冷えます。
⑥クレープを焼いていきます。
新しいテフロンフライパンがあればそれが一番焼きやすいですが、私のフライパンは買って3年くらい経って劣化してこびりつきやすくなっているので、ミニスキレット(小さめの鉄フライパン)で焼いていきます。
スキレットを良く熱し、サラダ油大さじ1を入れてからキッチンペーパーで油をふき取ります。
綿の(熱で溶けない素材の)ふきんをぬらしたものと、油を含んだキッチンペーパーを置いた小皿を横においておくとやりやすいです。
クレープ生地を大さじ1.5くらいずつ温かいスキレットに流し、スキレットを傾けながら生地を回し広げて弱火で40秒~1分ほど焼き、表面が乾いたらひっくり返して15秒くらい焼きます。
スキレットが熱くなりすぎると生地を入れた時に泡立つので、時々濡れぶきんでスキレットの底を冷やしたり、油が足りなければキッチンペーパーで油を足したりしながら全部の生地を焼きます。
この生地の分量で直径13cmくらいのクレープが18枚焼けました。
一番きれいな色に焼けたものを選んでおき、他は重ねて冷ましておきます。
⑦良く冷やした生クリーム150mlにグラニュー糖大さじ1~1.5を加え、氷水を下に当てながら泡立て器か電動ハンドミキサーで9分立てくらいに泡立てます。
フィリピンは室温が高いので、氷水を入れたボウルなどの上でしっかり冷やしながら泡立てないと分離したりぼそぼそになったりします。
⑧冷えたカスタードクリームを生クリームに加えて、良く混ぜます。
フルーツは5ミリほどの厚みにカットしておきます。
⑨組み立てます。
お皿の上に一番厚く焼けたクレープをのせ、⑧のクリームとフルーツをのせてからまたクレープをのせ、それを繰り返していきます。
クリームをふちギリギリまで延ばすと重ねていったときに横からたくさんはみ出すので、少し余白を残す感じにします。
⑩好きな高さまで積み上げます。
私は今回18枚焼けたうち10枚だけをミルクレープに使い、クレープやクリームや果物が少しずつ余るようにしました。
一番上に綺麗なクレープをのせたあと、ラップできっちり包んで、冷蔵庫で2~3時間冷やします。
⑪できれば2時間以上冷やしてから切り分けた方がいいです。
下は早く食べたくて1時間で切った断面ですが、まだクリームが少し緩いですね。
3時間以上冷やすとクレープとクリームとフルーツがしっかりなじんで、より食べやすくなりました。
余ったクレープとクリームやフルーツは、翌日にサラダクレープやデザートクレープ(苺クリームやチョコバナナ等)にして食べました。
フィリピンでもたまーにミルクレープを置いているカフェはありますが、大体チョコなどのクリームのみのもので、数種類のフルーツを挟んだミルクレープは、私はまだセブでは見たことがありません。(マンゴーだけならどこかで食べたけど、クリームが甘すぎて、ほぼマンゴーフロートのような味のミルクレープでした)
カスタードクリームと生クリームの両方を使うので作るのはちょっと面倒ですが、今回は果物もお手頃に揃えられましたし、(セブでは)外食で食べられないフルーツミルクレープには大満足しました!

セブではスーパーで苺を買うと、たいして甘くなくても500ペソ以上します
欲を言えば、前回フルーツミルクレープを作ったときに入れたバナナは、今回も入れるべきだった!と思います。
苺・キウイ・バナナ・マンゴー(メロンはあっても無くてもOK)が自分的には最強の具だと思います。
新鮮な果物が買えたらぜひ作ってみてください。
コメント
ウワァー、美味しそう❗
私はケーキは食べるのも作るのも好きですが、セブに来てからは作っていません。
体調が戻ったらオーブンを買おうかな~
2日前の日曜日の深夜、あまりに体調が悪く、朝まで待てず、ジャパニーズヘルプデスクに電話しましたが応答がありません。
救急車を呼んでくれるようにコンドミニアムのレセプションに頼んだのですがなかなか来ず、結局一人でタクシーでセブドクターズホスピタルに行きました。
熱があったのでまず隔離病棟に入れられ、コロナを含めた感染症の検査をされ、やっとネガティブと結果が出てから診察してくれました。
その間が苦しかった!
寒くてガタガタ震えて死ぬかと思いました。
保険が切れていたので自費払いだったのですが、あまりの金額にびっくりしてしまいました。
MRIと血液検査、尿検査をしただけだったのに~。
セブに長くいらっしゃる日本人の方はどんな保険に入っているのでしょうか。
また何があるかわからないので保険に入ろうと思っています。
教えていただけると嬉しいです。
私はお菓子類はむしろセブに来てから作るようになりました。こっちは外で食べるとローカル系も韓国系も甘いのが多いので、甘さ控えめのものや和風おやつが食べたくなると作るしかないんですよね。
Kyokoさん、大変だったんですね…!タクシーで救急に行って放置される時の不安としんどさ、分かります!
フィリピンではMRIやエコー、個室入院などの費用はとても高くなりますよね。
私の知る限り、ジャパニーズヘルプデスクは日本の保険会社の保険に入っている人向けで、全日本人のために動いてくれるわけではない、と思います。(日本の契約保険会社からお金がもらえる場合のみサービスを提供する)
私の場合、会社が日本なので駐在者向けの日本の保険に入れています(ここ3年は隔離が怖くて一切使っていませんが)。
コロナ前までセブの外資系や現地企業で働いていた友達は、会社でMaxiCareやMediCardなどの現地の保険に入っていたようです。
日本の保険に比べると補償額やサポート内容は限定的だけど、その分掛け金は安いらしいとは聞きました。詳しい情報がなくお役に立てなくてすみません。
なんらかの保険はやっぱりあったほうが安心かと思います。
今回は、コロナやデング熱や、入院必須の時間のかかる病気じゃなかったなら良かったですよね。引き続きお大事になさってください!