このブログで何度か書いていた沖縄のステーキチェーン「やっぱりステーキ」ですが、ついにITパーク店が近所にオープンしたので行ってきました。
実は既に2回行って、ステーキとカレーを試してきたのですが、ステーキの味はもちろん、お店のシステムがとても便利で、私的に「今年(2024年)近所にできたお店の中で一番有り難いお店かもしれない…!」と思ったので、その理由も合わせて紹介したいと思います。
やっぱりステーキの日本のファストフード的システムと絶妙な立地
やっぱりステーキは沖縄発のチェーン店ですが、2024年12月現在で、海外は4か国(フィリピン・シンガポール・オーストラリア・ネパール)、そしてフィリピンではなぜか(笑)セブにだけ3店舗も出店しています。
セブの支店はTOPS店、A.S.フォーチュナのSM J Mall店、そして今回行ったITパーク店です。
他の支店だと違う部分があるかもしれませんが、私が行ったITパーク店では、会計先払い・絞ったメニュー展開・水や一部調味料はセルフサービスという、フィリピンのステーキを出す店としてはかなりカジュアルなスタイルで提供していました。
フィリピンでは、ファストフード以外のレストラン、とくにステーキのような値段が一定以上する食べ物のお店は、テーブルについてからスタッフが来て注文をとる、というスタイルが一般的です。
お水や追加調味料が欲しかったりお会計したい時は、都度スタッフに合図してテーブルまで来てもらう、というのが当たり前でした。
人件費が安いフィリピンではそれで問題ないんでしょうね。
ちなみに、フィリピンではやたらスタッフが多いにもかかわらず、皆仕事中に携帯見たり私語に夢中だったり、若い男女がなんかいちゃいちゃ盛り上がっていてお客に全く気付いてくれなかったりもします。でもこの国でそんなことで怒ってたらきりがないので、私も当然のように受け入れていました。
でも、このお店ではまず店内に入ったら、正面のカウンターで注文し、そのままお会計もして番号札をもらいます。
「店員さんが気付いてくれるまで待つ」必要が無いんです。

ITパーク店 注文&会計&調味料カウンター
同じカウンターには、紙おしぼり、紙エプロン、無料のお水や追加の調味料(A1ソース、にんにく、照り焼きソース等)もあって、必要な人は自分で席に持っていきます。
ほんと、KFC等のファストフードやフードコートみたいなスタイルです。
そしてこれが、かなり早くてスムーズで快適だったんです。
私はここへの初訪問時、ステーキを食べてる時間が無くて、「カレーならすぐに出る?」と聞いてビーフカレーを注文したのですが、本当に出てくるのは早いし、無駄な待ち時間がないしで、注文してから食べ終わって店を出るまで15分以内で済みました。
日本に住んでいて吉野家とか松屋とかに行く人からすると、15分なんて普通かもしれないですけど、フィリピンのお店では、なかなかこうはいきません!
この効率の良さと、食べ終わったらさっと席を立って店を出れる便利さが1人ごはんにも最高だったので、近所にできてくれてめっちゃ嬉しい…!と思いました。
しかも、ITパーク店は営業時間が夜24時までなんですよ。(2024年12月現在)
まさに夜中に牛丼を食べに行くノリで、一人でふらっとステーキ定食が食べれるんです!(興奮)
さらに、お店の場所がアヤラモールセントラルブロックの地下スーパーからエスカレーターを上がったところの出口(Fully Booked側出口)の真ん前なので、スーパーで買い物をした後、帰宅前にすぐに食べて帰れるんです。

スーパーから一番近いモール出口からやっぱりステーキが見えます
最高じゃないですか?
なお、アヤラモールの地下スーパーは普段は金土が22時閉店、日~木が21時閉店ですが、毎年12月はちょっと不規則になるので私はいつも12月はじめに営業スケジュールの写真を撮ってスマホのお気に入りに入れています。
ここにも貼っておきますね。

メトロスーパー ITパークセントラルブロック店の2024年12月営業時間
メニューとステーキの感想
味の感想に行く前に、だいぶ前置きが長くなってしまいましたね(笑)
安心してください、ちゃんとステーキも美味しかったです!
メニューの写真はこちら。
一番おすすめ&人気、となっていたのが①やっぱりステーキ(Top Blade ミスジ)のライス・スープ付セットで、お肉の量は100g・150g・200gから選べます。
店員さんに③のMix Cut Steak(カットステーキ)の内容を聞くと、Tob Blade=ミスジとRib Finger=カルビが半分ずつのコンビネーション、ということだったので、味比べの為にこのセットの100gを注文しました。
お肉だけの単品や、サイドメニューもあります。
そして、お酒もちゃんと飲めます!
私の注文した③のミックスカットステーキ(ミスジとカルビ半々)100gセットは、注文して10分くらいで出てきました。
ライス・スープ付で390ペソ(約1,030円)です。

ミックスカットステーキ(ミスジとカルビ半々)100gセット 390ペソ
手前に写っている3種類のソースは、左からオニオン・ガーリック・ソイソース(醤油)です。
ワサビもついてきますが、緑色がちょっと青っぽくて不自然ですね。私はワサビがもともと苦手なので使っていません。
卓上にある塩・胡椒の他、カウンターに置いてあるA1ソースやにんにくも使えます。
お肉は近くにある沖縄ヒートというステーキハウスにも似た溶岩プレートに載って出てくる感じです。
ミスジは赤身が多くて柔らかいのでもともと好きですが、普段自分からは頼まないカルビも久々に少量食べると美味しいなあ、と思いました。
どっちも美味しかったです!
お肉の量は、初めてだったのでお試しのつもりで小さな100gにしましたが、やはり150gにした方が満足度はあると思います。
セットにはスープもご飯もついてくるので、お肉が100gでもちゃんと満腹にはなったのですが、お肉とご飯のバランス的に、お肉100gだけだと食べ終わったあとの後味がご飯寄りになるのが、なんか嫌でした(笑)
肉を食べたはずのに、「ご飯とスープを食べてきた…?」って気持ちになるんです。
次回は、ミスジオンリーのやっぱりステーキ150g580ペソのセット、気分によってキャベツサラダをつけてもいいなと思いました。
それから、ハンバーグやサイドのガーリックバターライスも気になります。

後日食べた150gのセット(580ペソ)はこちら。お肉の量はこっちがちょうど良かったです。
日本人的な贅沢を言うと、お漬物や生野菜数種類のサラダが付いたセットがあればなお良いな、とは思いますが、フィリピンでそんなものを付けると絶対高くなると思いますし、シンプルなメニュー展開でスピーディーに提供し、かつリーズナブル!というのがこのお店の良さな気もするので、諦めます。
一応キャベツサラダ(ほんとにキャベツしか入ってないけど)やマカロニサラダも別途注文はできますし。
カレーの感想:ビーフカレー派におすすめ
ステーキを食べるより前、ソフトオープン時にも1度行って、その時はビーフカレーとキャベツサラダを食べました。

ビーフカレー(スープ付)295ペソとキャベツサラダ60ペソ
これを食べて、今まで自覚してなかったことに気づきました。私はビーフカレー派では無いようです。
お肉はちゃんと柔らかくてほろほろでしたし、たぶん日本のビーフカレーの味をちゃんと再現してると思われます。
でもお肉感が強すぎて、私はもっとお肉は何を使ってるか分からない系のカレー(セブだと、ココイチとかChotto Tabeteのカレー)もしくはタイやインド系のスパイシーカレーの方が好みなんだ!と実感しました。
逆にココイチや野菜っぽいカレー、スパイス系のカレーをあまり食べない人は、このお店のビーフ感のあるカレーがぴったりはまるかもしれません。
お好きな方はぜひ食べてみてください!
私はもうカレーや牛すじ系には行かないと思いますが、ステーキは美味しかったので確実にこれからもしょっちゅうお世話になるつもりです。
ITパーク店の公式インスタの動画に、ステーキやカレーの様子もちょっとだけ載ってました↓
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