何ヶ月か前に、フィリピンの会員制スーパー・ランダースで買った大容量くるみが普段買う製菓材料店のものに比べると美味しくなかった、という記事を書きました。
このくるみがいつまでも無くならないので、大量消費できるレシピを探し、くるみバターを作ることにしました。
くるみ「バター」と言っても、バターは入っていません。
くるみ・はちみつ・塩・オイル(または水)だけで作るのでヘルシーですし、味もピーナツバターをより日本人向けにしたような、素朴で安心できる味だったので、レシピを紹介します。
くるみバターのレシピ
<くるみバター 材料>
- くるみ 100g
- はちみつ 大さじ2.5
- 塩 ひとつまみ
- オイル(ナッツオイル・サラダ油など癖の少ないもの) 大さじ1
※オイルの代わりに水大さじ1を使うレシピもありました
①くるみ100gはフライパンで軽く乾煎りします。
油を敷かずに弱火~中火で4、5分ほど、焦げないように時折揺らしながらローストします。
香りが立ってきたら、ミルサーか別の器に移します。
ローストすることで一部の薄皮は自然にはがれかけているので、とれる薄皮だけ手で軽く取り除きました。
②ミルサーやフードプロセッサーで細かくするか、すり鉢などで細かくつぶします。
砕いたくるみはサラサラではなく、少しナッツの油分が出てしっとりしています。
③そこへ、はちみつ大さじ2.5、塩ひとつまみ、オイル大さじ1(または水大さじ1)を加えて混ぜます。
はちみつは、甘さ控えめが良い方は大さじ2、フィリピン人など甘党な人が食べる場合は大さじ3~くらいに調整してもいいかもしれません。
オイルの代わりに水を使うレシピもあるようですが、味見してみたら水よりオイルのほうが美味しくなりそうだったので、以前なんとなく買って使いこなせずに放置していたくるみオイルを入れました。
くるみオイルでなくても、あっさりしたサラダオイルでも大丈夫です。ちょっと風味はつきますがココナッツオイルでもいいかもしれません。
また、はちみつはフィリピンなら常時固まらず使いやすいですが、日本の場合夏以外は固まることが多いと思うので、レンジ弱で軽く温めてゆるくしてから加えたほうが楽に混ぜやすいと思います。
④きれいな保存容器に入れて、冷蔵庫で1週間程度保存できます。
バター代わりにパンにつけると美味しいです!
好きな方は黒胡麻やシナモンを追加してもいいかもしれません。
くるみバターのおかずアレンジ
とはいえ、私は毎日はパンを食べないので、料理のおかずにも使えないかなと思って、人参のくるみあえにしてみました。
千切り人参を2分レンチンしてくるみバターと醤油少々であえるだけです。
胡麻和えみたいで、はちみつの甘さも全く違和感なく、普通に美味しかったです。
インゲンや冷凍ブロッコリーも合いそうですし、楽に野菜の一品が追加できるので週末にインゲン(フィリピンではBaguio Beansとして普通に売ってる)を買ってこようと思います。
ここしばらく、粉もんとラーメンの記事ばかり書いていましたが、一応健康にも気を使ってる風のレシピも紹介してみました(笑)
次回は、最近いろいろ新しい時短系調味料を買って試しているので、それについて感想を書きたいと思います。
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