前回のラーメン屋記事に続き、またまたラーメンの話題で恐縮ですが、私には、この2か月間ずっと食べたかったラーメンがありました。
それは、日本のセブンイレブンの冷やしラーメンです!
私はコンビニの冷やし麺は大体好きですが、特にセブンイレブンの冷やしラーメンが大好きです。
以下の記事にも書きましたが、5月に3年半ぶりの一時帰国をしたときに食べられず、それがずっと心残りだったんです。
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これまでにYoutubeやネットで探したレシピで冷やしラーメンは4回くらい作っており、スープや麺をそれぞれいろんなタイプで試してもいまいち好きな仕上がりにはならなかったんです。
でも、最近よく使っている調味料「イワシダシダ」を使ったらいい出来のものが完成しました!
レシピを紹介しますね。
コンビニの冷やし麺が恋しい海外在住の日本人の方、ぜひ作ってみてください!
冷やしラーメンのレシピ
<冷やしラーメン 材料 1人分>
- ラーメン・中華麺 約150g
※私はFirst Choice Japanese Fresh Ramen Noodle 1/2袋ほどを使いました - イワシダシダ 大さじ1
- 醤油 小さじ2
- ごま油 小さじ1
- 味の素 ひとつまみ
- にんにく 1/2かけ
- 熱湯 大さじ2
- 冷水 200ml
- お好きな具:今回は葱・もやし・ハム・胡瓜・味玉 適量
- カラマンシー 1個
※フィリピンの柑橘。他の柑橘でもOK - 胡椒 少々
~もやしの味つけ~
- 鶏がらスープの素・ごま油・塩・一味または七味 各2つまみくらい
~味玉の味つけ~
- 醤油・みりん・水・白だしを2:2:2:1の割合で混ぜたもの
①まず麺を茹でます。
フィリピン・セブのスーパーで買えることの多いFirst Choice Japanese Fresh Ramen Noodleは茹で時間2分ですが、冷水で締めるため少し長めの3分半茹でます。茹でたら氷水で洗い、しっかり冷やしてざるにあげておきます。
②具の準備をします。
もやしはあったほうがいいと思います。ひげ根をとり洗ってから、30秒レンジ加熱します。
もやしから出た水分をよく切り、鶏がらスープの素・ごま油・塩・一味をそれぞれ2つまみくらいずつ(鶏がらスープの素は小さじ1/2くらい入れてもいいかも)加え、混ぜておいておきます。
葱はみじん切り、胡瓜は千切りにして、ハムや味玉は食べやすく切っておきます。
③卵は普通のゆで卵でもいいですが、時間があれば前の日から味玉にしておきます。
私は、醤油とみりんと水と白だしを2:2:2:1の割合で合わせて加熱したものに殻をむいた半熟卵を一晩漬けておきました。
ちなみに、私は先日日本のダイソーで味玉メーカー(4個用)を買ってきて興奮&自慢していましたが、1人暮らしの場合、ミニビニール袋(フィリピンでは激安のサンドバッグ)+ミニグラスで簡単に1個だけ効率よく作れることに気づきました。
④スープを作ります。
器にイワシダシダ大さじ1、醤油小さじ2、ごま油小さじ1、味の素ひとつまみ、にんにく1/2かけをおろしたものを入れ、そこへ熱湯大さじ2を加えて溶かしながらよく混ぜます。
ダシダの粉末が溶けたら冷水200mlを加えて、これでスープは完成です。
冷蔵庫でよく冷やすか、氷を2つほど入れても良いと思います。
⑤スープに麺を入れて具を盛り付け、胡椒とカラマンシーを添えて完成です!
材料はシンプルなのに、結構ちゃんとした冷やしラーメンの味が楽しめます!
これまでに試した麺3種類と材料について(フィリピン・セブの場合)
海外で美味しい中華麺ってなかなか買えないですよね。
私は上のレシピができるまで、冷やしラーメン用に3種類の麺を試しました。
①パスタ(エンジェルヘアなどの細いもの)を重曹水でゆでたもの
「パスタを重曹を入れたお湯でゆでると中華麺になる」というのは海外で自炊する方には結構知られているライフハックかもしれません。
私もこれまで4回くらい挑戦していますが、確かにパスタが中華麺のように少し黄色っぽくなり、若干コシも加わります。
でも重曹を入れるとゆであがり後にしっかり洗わないとぬるぬるしたり、苦みがついたりするというデメリットもありますし、正直、言うほど中華麺じゃないです。
今回も試しましたが、あんまりでした。
②フィリピンのスーパーで安く買えるEgg Noodle
フィリピンの普通のスーパーの乾麺エリアにあるEgg Noodleって、これまで試したことがなかったんですよね。細くて黄色っぽいものを選び、調理してみましたが、思ったよりコシがなかったです。
③First ChoiceのJapanese Fresh Ramen Noodle
このメーカーの麺はフィリピン・セブのスーパーでよく見かけます。
普段は緑色のパッケージの焼きそば用のものをよく使っているのですが、赤色のラーメン用の方を買ってみました。
3種類試した中で、この麵がダントツで日本のラーメンに近く美味しかったです!
一袋に1.7人前くらい入っていて15ペソと値段が安いのも良いです。
また、ラーメンスープの味付けについては、
- 本だしや鶏がらスープの素や白だしを使う
- 魚粉の代用として、レンチンで水分を飛ばした鰹節を細かく砕いたものを使う
- カラマンシー果汁やみりんをスープに追加する
などを試しましたが、ずっと「なんか違う…」という仕上がりでした。
そこで上のようなレシピはいったん忘れて、シンプルに「イワシダシダ」と醤油とごま油で作ってみたら、鶏ガラスープ+鰹節を頑張って細かくしたものよりも、ずっと手軽に、魚粉に似た複雑な味になりました。
1回目にイワシダシダで作った時は醤油の味が強すぎたので、醤油の量は小さじ2程度に減らし、おろしにんにくと味の素をほんの少しだけ加えることでより美味しくなりました。
また、カラマンシーは最初から果汁で入れるよりも、食べながら絞って味変するほうが私的には好みでした。
イワシダシダ、最近うちで大活躍しています。
セブの韓国食材店では100g120ペソくらいで買えて、日本のスーパーで見たときは100g232円でした。
記事でも紹介したスンドゥブチゲやタコとカラマンシーのパスタの他、わかめスープや卵スープ、ドレッシングなどにも使っています。
また、チャーシュー代わりのハムは、The Italian Foodのポークハム(Prosciutto Cotto Spalla)を使いました。
フィリピン・セブでは、ランダースや大きめのメトロスーパーで買えることが多いです。
フィリピン・セブや海外のラーメン屋さんでは冷やし中華やつけ麺はあっても、コンビニっぽい冷やしラーメンを置いているところはなかなか無いと思うので、お好きな方はぜひ作ってみてください!
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