前回、薄力粉と強力粉&タピオカ粉を使ってつくる手打ちうどんを紹介しましたが、せっかくの手作りうどんなので、私の大好きな冷たい麺類を食べたくなりました。
私の住んでいるフィリピンでは、冷たい麺が食べられるお店が少ないんですよね。
そこで、フィリピンの超メジャーな柑橘、カラマンシーをたっぷり使ってカラマンシーうどんにしました。
すだちが手に入らないフィリピンですが、これ美味しかったです!
カラマンシー、大体15個以上で売られているので1人暮らしだとたまに消費が大変な時があり、今後も時々作ろうと思いました。
お蕎麦やそうめんも同じスープで美味しく食べられそうなので、紹介しますね。
カラマンシーうどんのレシピ
<カラマンシーうどん 材料 1人分>
- 水 150ml
- めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1
- 白だし 大さじ1
- 塩 1つまみ
- みりん 小さじ1程度
※甘みを追加したい場合のみ - カラマンシー果汁 小さじ1(カラマンシー1~2個分)
- カラマンシー(上に載せる用) 4個くらい
- うどん 1玉
①水150mlにめんつゆと白だし各大さじ1を入れ、一度煮たせてから味見をし、塩味や甘みが足りなければ塩やみりんを少しだけ追加します。
私は塩をひとつまみだけ加えました。
②ボウルに移して粗熱が取れたら、そこにカラマンシー果汁小さじ1を加えて、冷蔵庫でよく冷やします。
だしを濃いめに作ったので、早く冷やすために氷を2個入れました。
③カラマンシーは洗ってから薄切りにします。
フィリピンの野菜や果物にはそこまで強い農薬は使われていなそう(よく生きた虫がついているので)なのですが、皮ごと入れるのが気になる方は重曹で洗うといいと思います。
私はカラマンシーやレモンを皮ごと使うときはいつも表面を重曹でごしごし洗ってから切っています。
薄切りはスライサーがあると楽ですが、ない場合はよく切れる包丁で切ります。
包丁でやる場合、球の半分までは綺麗に薄く切りやすいのですが、半分以降はつぶれやすく難しいです。
そのため、私はカラマンシー1個あたり半分までを薄切りにし、残りの半分(半球)は種をとって、スープに使う果汁をとるのに使ったり、揚げ物やほかの料理に添えるために保存容器に入れておいておきました。
④うどんは、釜玉や温かいつゆで食べるときより2分ほど長めに茹でて、冷水にとって洗いながら冷やし、水を切ります。
⑤冷やしておいたスープを器に入れ、薄く切ったカラマンシーを一面にならべて完成です!
ネギは入れないほうが美味しいです。
このカラマンシースープ、簡単なのに美味しくて感動したのですが、麺を食べ終わって一呼吸おいてからスープだけ飲んでみると、皮の苦みがスープに移って一口目よりは美味しさが落ちていました。
スープに皮つきの果実を入れたら、あまり置かずにすぐに食べるのがおすすめです!
うどんを打つのは面倒かもしれませんが、冷凍うどんやゆでうどんやそうめんを買ったら、このスープ(カラマンシーだし)だけでも作ってみてください!
なお、2回連続でうどんを打ちましたが、考えてみるとうどんは「足で踏む」ので、私のこねたい欲がまだ満たされていません。
そこで次回は、綺麗な水牛のチーズが買えしだい、ピザを作りたいと思っています!
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