先日、町屋マートで久しぶりに日本製の餃子の皮が買えたので、ずっと食べたかった海老水餃子を作りました!
レシピの他、おすすめの材料(フィリピン・セブの場合)も紹介します。
水餃子の材料について
まずこの水餃子、皮はローカルのものではなく日本の餃子の皮を使うことを強くおすすめしたいです。
これまでに何度かローカル製の皮で作ったことがありますが、ゆでた時のプリプリ感と皮自体の味に癖がない点は日本製の皮が断トツで良いです。
一度浮き粉を使って皮を自作してみたこともあるのですが、手作りの皮だと綺麗に包むのが難しく、断念しました。。
また、海老はフィリピンのスーパーで買える海老(キロあたり500ペソのもの)を使いましたが、むき海老があればそれを買うとよりお得かつ楽です。
フィリピンのスーパーで売っているむき海老は、殻と頭と足は取られていても背ワタが取られていないことが多いので、その場合は背ワタのみ自分で取る必要があります。
セブでのここ数年の海老の価格帯については、個人的に、キロあたり400ペソ台なら安い、500ペソ台なら悪くない(むき海老の場合はお得)、600ペソ台なら高い(大きめの立派な海老ならしょうがない)、という感覚です。
最後に豚肉について。実はこれまで水餃子には、The Market Place(アヤラセンターセブのルスタンスデパート地下にある高級寄りのスーパー)で買えるLean=脂少なめな豚ひき肉を使っていたのですが、今回初めて「豚バラ肉を刻んでつかう」というやり方をしました。
先日、ローカル皮とレアな白玉ねぎで肉感たっぷりのしゅうまいを作ったときに、豚バラを刻んで混ぜたら美味しかったからです。
ですが、実際海老水餃子にしてみると、「(豚バラを刻んで入れると際立つ)豚の脂の甘さは、海老水餃子には別に要らない」という結論になりました。
普通に脂少なめの豚ひき肉で作ったほうがよりおいしいと思います。
私は、フィリピンの豚ひき肉は、「肉自体の臭みが強い」「豚の皮、軟骨、目玉(!)等豚の体の色んな部位が混じっていることが多い」ので普通のスーパーでは買いません。
豚バラ肉を買っているPearl Meat Shopのひき肉も試したことがありますが、リピートには至りませんでした。
今のところ、海老水餃子には、上の点があまり気にならないThe Market PlaceのGround Pork ・Lean(脂少なめの豚ひき肉)を使うことをお勧めします。
海老水餃子の作り方
<海老水餃子 材料 20個分>
- 日本製の餃子の皮 20枚
※冷凍状態なら約2時間前に冷蔵庫に移して解凍しておき、たねを作り始める時点で常温に出しておく - 海老(頭と殻と足をとったもの) 150g
- 豚ひき肉 50g
※私は今回豚バラ肉50gを刻んで使いましたが、Lean=脂少なめの豚ひき肉の方がお勧めです - しょうが 1かけ
- 醤油 小さじ2
- 酒 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 塩 2つまみ
- 片栗粉 小さじ1
~たれの材料~
- 醤油 大さじ1
- 酢 大さじ1/2
- しょうが 1かけ
- 葱 1~2本
- ごま油 大さじ2/3
- ラー油 適量
①海老の下処理をします。スーパーで買ってきたむき海老の背ワタが取られていない場合、つまようじか包丁で背ワタを取り除きます。
海老に分量外の片栗粉と塩少々をかけて手でもみこみ、水少量を加えて洗います。その後2回ほど水を変えて洗って、汚れや匂いを落とします。
②海老の水気を拭きとり、包丁の側面で軽くつぶしてから、7ミリ四方くらいに細かく切ってボウルに入れます。
豚ひき肉を使う場合は、海老の重さの1/3くらいの量のひき肉をそのままボウルに加えます。
豚バラ肉を刻んで入れる場合は、ボウルに豚バラ肉を入れてキッチンばさみで5mミリ角程度に細かくします。
③ここに、しょうがひとかけをおろしたもの、醤油小さじ2、酒小さじ1、ごま油小さじ1、塩2つまみ、片栗粉小さじ1を加えて手で粘りが出るまで混ぜます。
④一度手を洗って、解凍しておいた餃子の皮を1枚1枚はがして並べます。
小皿に少量の水を入れて横に置き、餃子の皮に③のたねを載せて好きなようにつつんでいきます。
私は手のひらに皮を載せ、ふち半周に指で水を塗ってからたねをスプーンで置いて、半分にたたんで真ん中一か所だけヒダを寄せて留める感じで包みました。
⑤20個できました。
お鍋にお湯をわかしつつ、その間に、たれの醤油大さじ1・酢大さじ1/2・葱1〜2本のみじん切り・生姜1かけのみじん切りを混ぜ合わせます。
⑥お湯が沸騰したら水餃子を入れ、もう一度お湯が沸いてから4分ほどゆでます。
皮が透明になり、4分たったらざる等にあげて水気を切り、お皿に盛ってからたれを回しかけます。
⑦フライパンにごま油大さじ2/3~大さじ1を熱し、煙が出るまで温めたら、⑥のお皿に回しかけます。最後にお好みでラー油を数滴たらして、完成です。
久しぶりの日本製餃子の皮がつるつるで、海老もぷりぷりと歯ごたえがあって美味しかったです!
もっと簡単にするなら、ぽん酢+ラー油だけで食べたり、酢醤油・すりごま・豆板醤などのたれも良いと思います。
日本製の餃子の皮と、安くて新鮮な海老が買えたら、ぜひ作ってみてください!
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