前回の記事に引き続き、日本から持って来て良かったキッチングッズ、今回は調理グッズ編を紹介します。
調理グッズに関しては、このブログの別記事で紹介しているものもいくつかあるのですが、私がフィリピン・セブで既に3~10年くらい使用して特に気に入っているものについて書いていきたいと思います。
電子レンジ卵ゆで器
まず、これまで紹介していないものから。
私が10年くらい使っていて、フィリピンだけでなく海外在住者に特にお勧めしたいのが、この電子レンジ卵ゆで器です。
中に金属製の蓋のようなものがついていて、ここに殻に穴をあけた生卵と水を入れ、電子レンジにかけると好きな具合のゆで卵ができます。
殻に穴をあけるのには、100円ショップで買えるこういうのを使います。(セブのダイソーでも売られていました)
海外って、水道水が綺麗じゃなかったり、軟水じゃないことが多いんですよね。
フィリピンも硬水なので水道水を鍋でわかしてゆで卵を作ると、水のカルシウム分が白く残って鍋を洗うのが面倒なんです。
ゆで卵ごときにそんな手間かけてられるかい!ってことで買ってみたこれが、まあ便利でして…!
容器に少量の水と穴をあけた生卵を入れて、7分チンして7分放置で立派なゆで卵(半熟や固ゆでも可能)ができます。
今アマゾンでは全く同じものは買えないですが、同じメーカーの後継機種?のものがありました。2個や4個同時に作れるものもあります。
良いキッチンばさみ
私は日本ではキッチンばさみ(食材専用のもの)って使っていなかったんです。
ですがフィリピンに移住してからキッチンではさみが必要と思うシーンが増え、最初はその辺のモールで適当なキッチンばさみを買いました。
ほんの数ヶ月で切れ味が悪くなったので、日本帰国中に奮発してちょっと良いキッチンばさみを買ったところ、その切れ味と使いやすさに感動しました。
この鳥部製作所のキッチンスパッターというものです。
5年くらい前に買いましたが、フィリピン・セブでは以下の用途に使っています。
- 売られている生肉に軟骨や皮や毛(!)などがついていて包丁で掃除しづらい時
- キムチや豚バラ肉を細かく切る時(まな板が汚れないのが良い)
- ランダースでたまに買う鶏の丸焼きをさばく時(包丁よりだいぶ楽!)
- のりや少量の葱をさっと刻みたい時
- ピザを切り分けたい時(ピザカッターは不要!)
ワンタッチで2つに分解できて綺麗に洗えますし、怪我もしづらいです。
高かった(フィリピンのキッチンばさみが10本以上買える)けど、切れ味も全然衰えていないし使いやすさ・洗いやすさ・デザインのすべてが良く、買って良かったグッズです。
無印の耐熱シリコンスパチュラとラップケース
無印良品の調理道具は定番中の定番で、使っている人も多いと思いますが、私が気に入って使っているのがこの耐熱スパチュラ(ヘラ)とラップケースです。
一度フィリピンで耐熱ヘラを購入したら、調理に使ったとたん速攻溶けた(耐熱が嘘だった)のに比べ、無印の耐熱ヘラは素晴らしい耐久性です。
あと、厚みやしなり加減がちょうどよく、鍋やフライパンについたクリームなどを綺麗にこそげることができます。
海外ブランドなどでおしゃれかつ本当に耐熱なシリコンヘラは、探せばフィリピンでも買えるのですが、特に欧米のものは日本人には持ち手が太すぎたり、デザイン性重視で洗いやすさなどを考えていないものも多いように思います。
持ち手と先に継ぎ目のない一体型で汚れがたまりにくく洗いやすい、それでいてお手頃という点で、やはり無印のものに軍配があがります。
ラップケースも、海外ではラップの箱が使いにくいものばかりなので、購入すると日々のストレスが格段に減ると思います。
私はマニラのMujiに行ったときに割高なペソ価格で買いましたが、一時帰国できるなら日本で買いたかったです。
無印のラップケース(大)は、フィリピンのThe Market Placeスーパーなどで買えるMeadowsのMicrowave Wrapがぴったり入ります!
米研ぎシェイカーと日本製のご飯冷凍保存容器
米研ぎシェイカーと日本製のご飯冷凍保存容器は、以前炊飯記事でも強く推したことがあります。
米研ぎシェイカーは、少ないお水で効率よくお米をとぐことができ、手も濡れないですし、無洗米がほぼ入手できない現在のセブでは、必須のグッズです。
この米研ぎシェイカーは買って7年くらいで、本体はまだまだ使えそうですが、パッキンが劣化してきているので、次の帰国時に買いなおしておこうかと思っています。
ご飯の冷凍保存容器も買ってよかったです。
私が使っているものは底に丸いくぼみがあるのですが、四角いタッパーやラップに包んで冷凍したものにくらべて、電子レンジで温めた時にふっくら仕上がります。
ただ、使用頻度が高いからか、結構劣化度合が激しいです。
5年前に買ったものが、そろそろくたびれてきています。
次の帰国で前回と同じものをまた5個買って、入れ替えようと思っています。
カセットガス式たこ焼き器 イワタニの炎たこ
最後に、フィリピンでも使えるたこ焼き器を…。
大阪生まれの私は、フィリピン移住後、結構早い段階でこのたこ焼き器を持ってきました。
電圧の違うフィリピンでは電気式のたこ焼き器は使えないですし、たこ焼きはやっぱりガス火の方が美味しくできるのでカセットガス式にしました。
Iwataniのカセットグリルたこ焼器 炎たこ(えんたこ)CB-TK-Aです。
イワタニはカセットコンロ界の重鎮で安心感はあるし、デザインもシンプルなのでこれ一択でした。
今販売されている「炎たこ」はさらに改良され、プレートにたこ焼きの穴からはみ出た生地を区切る時にやりやすくするための溝がついています。
フィリピン・セブではカセットガス(カセットボンベ)はホームセンターや韓国食材店やダイソーなどで入手できます。
メーカーは純正カセットガスの使用を推奨していますが、今のところ問題なく使えています。
以前一軒家で長時間の停電があり調理が一切できなくなった時に、炎たこを出してきて調理したり暖を取ったりというフィリピンならではの使い方もしました。
防災グッズにもなるんだと思ってより愛着が湧きました。
また、会社のパーティーに持っていき、上のたこ焼きプレートをはずして簡易ガスバーナー台みたいにして、串に刺して焼いた熱々のお団子にみたらし団子のたれをかけてふるまったこともあります。大好評でした。
コロナのロックダウンで娯楽がなくて寂しかった時にも、これでたこ焼き、アヒージョ、鈴カステラなどを作って楽しみました。いろいろお世話になっています。
コンドミニアム在住の方は使用時に煙探知機が反応するかもしれないですし、屋内の場合は窓の近くで換気しながら使うことをお勧めします!
まとめ&他に紹介したことのある調理グッズ
私が今セブで使っている鍋類や包丁やカトラリー類も日本から買ってきたものが多いのですが、販売終了になっているものも結構あり、今回は調理道具系の小物に絞って紹介しました。
それから、以前ブログ内の別記事で詳しく解説している電子レンジ炊飯器のちびくろちゃん、ハリオの水出しコーヒーポット、ロッジのスキレットもお勧めです。
それぞれ以下のページで使い勝手などを紹介しています。
また次回は消耗品について記事にしたいな、と思っていますので良かったらお付き合い下さい!
コメント