円安対策!ITパークからのバスが安くて便利な件【アヤラ・SMシーサイド・Jセンター・マクタン等】

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最近の怒涛の円安で、フィリピン在住日本人の方の中には、前より節約するようになったという人も多いのではないでしょうか。

私も①食費を月1万~1.5万ペソ以内に抑える、②扇風機の使用を増やしてエアコンを使う頻度を減らす、③タクシー利用をなるべく減らす、などの工夫をしています。

そこで今日は、便利かつ節約にもなる、最近私が愛用しているITパーク発のバスについて紹介したいと思います。

セブのバス事情について

2019年くらいまで、セブでは交通機関といえばジプニーかタクシーが主で、地方への長距離バスやSM系列の特定ルート以外には、あまりバスは走っていませんでした。
ところが2020年にコロナでジプニーが一時運行休止になり、現地の人の通勤の足として市や民間のバス会社が新しいバス路線を次々に出し始めて、2022年の今では覚えきれないくらいのバスが走っています。

フィリピン・セブのバスの特徴として、以下のような点があります。

  • 発車時間や間隔などは決まっていない(利用者が少ないバスはいつまでたっても来ないことも)
  • 停車しているバスに乗って待ち、乗客数がある程度に達したら発車することが多い
  • バス車体にはいくつかの行き先が書いてあるけど、全停留所が書いてあるわけではなく、ルート表や時刻表などもほぼ存在しない(あっても頻繁に変わる)
  • わかりやすい停留所があるのはITパーク等の交通要所のみ。途中で停まる場所には停留所や目印などは基本無し
  • 車内には運転手さんの他に車掌さんが乗っていて、行先の確認や運賃の支払い等のやり取りは車掌さんとする(ジプニーよりも難易度低め)
  • エアコンがきいていて車内が涼しい&広い。ジプニーよりも人との距離が取りやすく、明るくて安心感がある。
  • ジプニーのようにどこでも停まれるわけではないらしく、停まる場所はバスによってある程度決まっている。でもその周辺でここで降ろして、というと停めてくれることも多い(結局適当
  • セブITパーク発のバス運賃は、2022年10月現在で大体初乗り13~15ペソ。目的地までの距離やバスの種類により変わるので車掌さんに行先を言って確認する。
    ※バスより安いジプニーの初乗りは2022年10月時点で11ペソ。運賃は、ガソリン代の変動によりまたすぐに変わるかもしれません

追記:2023年10月に、セブ州ではバスは初乗り15ペソから、ジプニーは初乗り13ペソからに値上がりしました。※記事内の運賃は当時の金額のまま修正していません。

ITパークのバス停留場から出るバスいろいろ

ITパークの「アヤラモールセントラルブロック(ショッピングモール)」と「スグボ・メルカド(屋台村)」の間あたりには大きなバス停留場があります。

ここを経由するバス会社の種類は少なくとも8つ以上あり、ITパークからいろいろな方面へのバスがあります。私も全部は把握しきれていないのですが、良く見るものを紹介します。

ITパークのバス停留場:マンゴージープ(Mango Jeep)

こちらは一番見た目がかわいい、Mango Jeepという小さめのバス。タリサイ市方面行きで、私はまだ乗ったことはありません。

ITパークのバス停留場:ピープルズ(Peoples Jeep)

緑と青のPeoples Jeepも良く見るのですが、これはタリサイ方面行きとマンダウェ方面行きがあるようです。
フェンテ(オスメニア広場)に停まると書いてあるのを見た事があるので、そのうち利用するかもしれません。

ITパークのバス停留場

この種類のバスは、マンダウェ方面、Jセンターモールに行くと書いてあるものが多く、数回乗ったことがあります。

ITパークのバス停留場:LAMADOTRANSCOのバス

このLAMADOTRANSCOのバスはマンダウェやマクタン方面行きの複数のルートがあるらしく、バスのフロントグラスの行き先を見て判断します。一度Opon Mercado(マクタンのドクターズホスピタルよりもっと奥)行きのに乗ってみたら、ガイサノカントリーモール、町屋マート近く、ASフォーチュナ沿い、Jセンターモール、ハイウェイなどで停まり、結構便利な路線だと思いました!
ただ、妙に縦長の車体で、一番揺れやすいんですよね。

ITパークのバス停留場:ビープバス(Beep Bus)

この青いBeep Busは、バス停留場の外、アヤラモールセントラルブロックへ渡る横断歩道のあたりで発車・停車します。
コロナ前からセブを走っていたバスで、昔はロビンソンガレリア(現地の人はロビンソンギャラリアと呼ぶ)にITパークから直で行けたのでよく乗っていたのですが、今はルートが変わったそうで乗らなくなりました。

ITパークのバス停留場:17系列の白いバス

このタイプのバスは、ジプニーの17Dや17B、17Cなどの路線(JYスクエアを経由してエスカリオやマンゴー方面に向かう路線)とほぼ同じルートを走るようです。
バスも複数のルートがあるようなので乗る前によく確認しましょう。

ITパークのバス停留場:マクタンニュータウン行きバス(Ceres Bus)

この黄色くて大きいバスも良く見ます。MACTAN NEW TOWN行きと書いてあるのですが、マクタン島以前はどの辺に停まるのかよく分からず、一度も乗っていません。

ITパークのバス停留場:シーバス(CiBUS)

そしてこのオレンジ×白のCIBUSは私が一番よく使う路線です。バス停の外の道路から発車します。

一番おすすめのCIBUS(アヤラセンター・SMシーサイド・Il Corso行き)

このITパークのバス停留場は、平日の朝や夕方など出退勤の時間帯はものすごく混みます。
週末はガラガラなこの待ちスペース(屋根あり・売店あり)がバスを待つ人で一杯になるので、私もその時間帯はあまり使う気になれません。

ITパークのバス停留場

週末のITパークバス停留場・バスを待つ乗客用のエリア

セブITパークのバス停留場

平日夜20時くらい(ピーク時間は過ぎた頃)の様子

ですが、CIBUS(シーバス・Cebu Interim Bus Service)は、停まる場所が少しだけ離れていて、並ばなくてもすぐ乗れることが多いのと、バス自体が大きくて快適なので一番気に入っています。

ITパークのバス停留場:シーバス(CiBUS)

上の写真の左側に写っている白と黄色とオレンジのバスがCIBUSです。この左手にはセントラルブロックがあり、右手に行くとスグボメルカドがあります。
バス停留場を出たセントラルブロック側の道路に停車していて、乗客がある程度乗ったら発車します。

こちらが前から見たところ。

ITパークのバス停留場:シーバス(CiBUS)SMシーサイドやIl Corso行き

フロントに書いてあるように「SMシーサイドやIl Corso行き」ですが、アヤラセンターセブにも停まるので私は良く使っています。
※一応ITパークの周辺では、04Lや62B、13Cなどアヤラに停まるジプニーも走っているのですが、すぐ乗れるとは限らず、ITパークを出てしばらく歩く必要もあるので面倒であまり乗りません。

このバスの良いところは、他のバスよりも大きくて車内がひろびろとしているんです。

シーバス(CiBUS)車内の様子

CIBUS車内。一番日本のバスに近い車内の広さだと思います

CIBUS以外の小さめバス車内はこれくらいの間隔です。ジプニーよりは広いという感じ。

ITパークからアヤラセンターセブまでのCIBUSの運賃は15ペソ(2022年10月現在)。
他の小さめバスより1~2ペソ高く、ジプニーより4ペソ高いですが、だいぶ快適です。
以前SMシーサイドまで乗ったときは26ペソでしたが、今は値上がりしていると思うのでたぶん28~30ペソ前後だと思います。

CIBUSがITパークを出て大体10分くらい乗り、アヤラセンターセブ前で停まる場所はいつもこのあたりです。
その手前のメトロデパート入り口前で(乗客に頼まれて)停まったこともあります。

アヤラセンターセブ向かいのMaybank前

ユニクロに近い入り口で、ルスタンスも近い場所なので便利です。

ちなみに、日本人が多く住むコンドミニアム「Solinea」からも徒歩数十秒の位置です。
(上の写真はソリネア前から撮ったものです)

なお、帰り(アヤラ→ITパーク)に関しては、アヤラセンターセブのユニクロ近くの出口前からITパーク行きのCIBUSが出るのですが、待ち時間が長い(20分以上)ことが結構多いです。

アヤラセンターセブ発ITパーク行きのCIBUS(シーバス)

この右の柱のさらに右あたりで待っていたら、

アヤラセンターセブ発ITパーク行きのCIBUS(シーバス)

このバス(ITパーク行き)が来ます。※2023年10月現在

私は帰りは大体食料品の買い物袋などを持っているためタクシーを使ってしまいがちです。

※フィリピンでは、バスのルートや運賃は頻繁に変わります。
ネットで見つけたルートが変わっていることもものすごく良くあります。
乗車の際は、車体に書いてある行先表示を良く見て、車掌さんに確認してください!

追記:この記事を書いた後、「マクタンニュータウン」行きのLamadotranscoバスと、「SMシーサイド&Il Corso」行きのCIBUS、それからマンダウェ市エリアを走る複数のバスにも乗りました。
経路や所要時間、運賃などを以下の記事で紹介しています。

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